なかなかキツイ1週間でした [日々聴く音楽]

うーん、
しかしTVニュースで流れるような被害を受けた方々
(心よりお見舞い申し上げます。)から較べたら
屁みたいなもんなのですけれどねぇ…
今般の台風19号でほんのちょっとだけ被災しました。
20日晩には一応普段の生活を取り戻しましたが
ネット環境の復旧見通しが未だハッキリせず、
ゲーム出来ないと思うと気が狂いそうになるので
本日WiMAXを契約しました。
後はルーター到着までの我慢ということで、
ここのところ更新が滞ったのはそういう事情があったのです。



8月21日に書いたTONY PATTERSON-DOUGH MELBOURNEが
相当気に入った僕は当然関連作を聴くべく遡上したのです。
うん、そりゃそうよね。

かたや、Doug Melbourneであります。
僕は本当の曲者はこっちに違いないと踏んでいたのですが
それを証明するための音源がなかなか見当たらない。
Discogs辿ってようやくそれらしき1枚を発見、
海外発注を経て先日ようやく届いたのが

Indian Ocean / MELBOURNE / 1999
Indian Ocean

Indian Ocean

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mystic UK
  • 発売日: 1999/05/11
  • メディア: CD

えーと、なんと申しますか。
これはDoug MelbourneよりもCarrie Melbourneに
スポットの当たるアルバムと言った方がよさそうです。
この2人、夫婦なのか兄弟姉妹なのかは分かりませんが
Carrie Melbourneは'90年代末頃
Mike Oldfieldのツアーに参加していたようです。
ベースとチャップマン・スティックの奏者なんですね。

で、その音楽的中身はと言うと
概ね“Mezzanine”('98)以前のMASSIVE ATTACK的な。
全然悪くないんだけれど聴きどころもそれ程多くなく、
僕の耳には留まらずスーッと流れていっちゃう感じ。
正直肩透かしを喰らった感は拭えず。

こなたTony Pattersonについては近作が容易に入手可能で、
取り敢えず'14年の“Northlands”(Brendan Eyreとの連名作)と
“Equations of Meaning”('16、こちらはソロ名義)を。

当方の予想を裏切るようなアウトプットはほぼ聴かれず、
まぁ期待通り(めでたしめでたし)です。
Tony Pattersonの歌声が
時にSYNのSteve Nardelliのように聴こえたりして、
あぁ、そういうところも僕の心の琴線に触れるのか、という
発見がありました。

これを短く一言でまとめれば「全然良い」ってことです。
概ね緩やかにたゆたうような音楽なのだけれど
その実緻密に練られた楽曲はみっちりと隙がなく、
聴き手の精神状態や集中力によって軽く聴き流すことも、
ガッツリ聴き込むことも出来るというのは
かなり面白いと思います。



↑“Northlands”('14)より。



やや短いながら、リハビリということでご勘弁いただきたく。
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