ぼちぼち感漂う [日々聴く音楽]

前回の作文がミニマル(?)だったのは
Brian EnoやJon Hassellばかり聴いていたからで、
ここ最近なんだか音楽が頭に入ってこなかったのですよ。
まぁ気持ちの問題ですかねぇ。
いやー、幾らか良くなってきました、お蔭様で。



Flashes from the Archives of Oblivion (A Collection of Antiques and Curios) /
CELESTE
clstffaoo.jpg

MELLOWレーベルがbandcampに新しいアーカイブ集をアップしたよ、
という報せを受けた時は、え~、なんか胡散臭ぇな~と思ったのです。
去年の新譜をヤマにしてCELESTE関連はやや頻発気味でしたから
この上一体何を出すっていうのサ、と。

…畜生、まだこんなの持ってやがったのか!
全20曲中9曲は'10年に再発された4枚組セットの3枚目に被る
(更に前、単体の〝II”、〝II Plus”とは3曲が同じ)ものの残りは未発表曲。
それらは概ねジャズや前衛っぽくてインストゥルメンタル主体なので
新譜を聴いて感激した向きにはちょっと(かなり)退屈かもしれません。
しかしそんな中〝Guardando in Fondo a Noi”という、
雰囲気がやや「青い影」っぽい歌モノがかなり良くて
これは聴いておいてもいいかも知れません。

これ、日本でどこかが物理盤化するのかな?
いや、それより先にMELLOWが近々出すか?
まぁどっちでもいいか。



んー、じゃあついでに、関連の1枚。

Planets / Ciro Perrino / 2019
crprnplnt.jpg

'70年代末期に録音されたものの手直し蔵出しということですが、
一部の楽曲はCiro Perrinoの初ソロ作〝Solare”('80)に収録されています。
結構印象は違いますけれど。

こちらはいわゆる、懐かしのシンセサイザーミュージック。
滂沱のごときアープサウンドはなんかどこかで聴いたことがあるような気が…
ふと東海林修の名前が思い浮かんだりして。
9曲43分というのもジャストレコードサイズでダレずに聴けるギリギリのライン。
僕のような古い耳には、こりゃ心地良いねぇ。

あ、因みにこっちはフィジカルがあります。
僕は〝Solare”と一緒にデータDLで済ませましたが。


※こちらは〝Solare”版の〝Venere”。
 〝Planets”には〝Venus”として収録されています。
 本文にも書きましたが両者の印象はそこそこ違います。
 僕はねぇ…どっちも好き(なんかキモイ)。



カナダ産のメタルで新しいのが2タイトル
(TRAVELERとWARNING SIGN)あるのですが、
あんまり聴けていないので作文でけん。
特にWARNING SIGNは暫く振りの登場で
すっかり一皮剥けた感じなので何か書きたいとは思うのですが。
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