イギリスざんまい [日々聴く音楽]

寒波。水道管が破裂したら嫌なので
庭にある蛇口をタオルでぐるぐる巻きにすべく週頭実家へ行ってきました。
ついでに1月19日に書いた通り自室のカセットテープを浚ってみたのです。
いやー、確かに面白いのが出て来たのですが面白過ぎてここには書けませんw
まぁ、貴重音源と言えば相当貴重なヤツですが。



なので全然違う話をします。短文の積み上げ。

Future of the Sea / PLANK / 2023
plnk322.jpg

バンド情報が薄いのですが…イギリス産、
Dave Roweなる人を中心としたトリオによる、恐らくこれが3枚目。
オールインストゥルメンタル。



おぅ、これはカッコイイじゃないですか。
ワタクシいい加減変拍子慣れした耳ではありますが、
それでも9拍ってのはちょっと珍しい気がします。

この曲に限らず奇数拍子でガンガン攻める曲多数。
エクスペリメンタル、エレクトロニカを斜めに見つつギターは狂暴に歪みます。
そしてシンセサウンドは完全にアナログ時代を意識しています。
まぁプログレですよこれは。しかもかなり良く出来た部類の。
こういう、若々しくて前のめり感のあるバンドっていいですよね。
うーん、これはまた遡って過去作を聴かなきゃいけないバンドですな。



PHANTOM SPELLが年末に新曲を発表しています。



これ、もういい加減どこか国内レコ社が連絡すべきだと思うのだけれども。
1stアルバム“Immortal's Requiem”について、レコードに限っては
イタリアCRUZ DEL SUR MUSICと組んだようですが
基本手売りメインは変わらないみたいですし、早いもの勝ちなんだけどな。
これが刺さる我が国の聴き手(特に年嵩の)は結構多いと思うのですよ。



旧譜は晩期のFast Eddie Clarkeからスタートして諸々聴いた末

Jam / LITTLE ANGELS / 1992
ltlanglsjm.jpg

に辿り着きました。
僕は今までこのバンドについては
'94年に出たベスト盤しか聴いていませんでしたが
ユニバーサルの'22年¥1,000廉価再発盤がまだ市場に残っていたので
サクッとアルバム3枚揃えてみました。本作は'92年に出た3枚目です。



このアルバムが'93年(リリースは'92年末)というタイミングで
全英チャートのトップを獲るってのは
今考えると物凄いことだった気がするのです。
古式ゆかしいブリティッシュロックの血脈丸出しで
とても時代に即した音とは言い難いのにちゃんと売れるってのはいいよな。
この当時のイギリスの音楽マーケットって
案外まともだったんじゃないか?なんて思ったりして。

あ、因みに上掲曲のバックボーカルはBryan Adamsです。
そしてこの系列ではSKINというバンドが少し遅れて出てきたりもしました。
うん、SKINもいいバンドだったよな…聴き直そうかな…。


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