いつもの昔話(with物的証拠) [音楽の周辺]

前回エントリーをアップする際
twitterで通知を連動させる機能を使ってみました。
結果、少しだけページビューが増えたようです。
ネットの最果て、どん詰まった端の端で
訳の分からないことばかり書いている僕ですが
読みに来てくれる人が居るのはやっぱり嬉しいので
今後も続けていこうと思います。

で、ご新規さんを意識して
ちょっと古いエントリーを見直してみたのですが
誤記やリンク切れ(作文そのものに
僕自身の変節もありますがそれはその時々で
考え方が変わることもあらぁな、と
開き直らせていただきます)が散見され
かなり恥ずかしいことになっています。
しかし正直修正するのが面倒臭いのです(惰)。
まぁ、気が向いたらぼちぼち…くらいの感じで。

加えて今日は大して面白くもない爺ぃの自慢話なので、
いやぁホントすみませんねぇ。

先日実家自室で面白いものを見つけてしまって
これは(笑)、っつって持って帰ってきたのです。
色々なものが乱雑に突っ込まれたファイルなのですが
その中身を一部掻い摘んでここに張り付けてみます。

まずはなんつっても

rushbudokan.jpg

ほら、嘘じゃなくてちゃんと行ったんだぞ、という(笑)。
S席¥3,900-ってのは今の感覚からすると馬鹿安!って
感じもしますが当時の高校生にとっては割と必死で
捻出しなければならない額だったと記憶しています。
当日の武道館はやたらと外人が多くて
ちょっとビビったことを良く覚えています。
僕は三馬鹿大将~“The Spirit of Radio”へ至る
オープニングで既に訳が分からなくなるほど
興奮してしまい…(苦笑)。
実家にはこの時買ったツアーパンフも
ちゃんと残っていました。

続いて

marillfish.jpg

初来日公演。勿論歌い手はFishです。
これ、厚生年金会館じゃなくて日本青年館だったんですね。
うーん、その辺の記憶はだいぶ怪しくなってるなぁ…。
でも公演内容自体は良く覚えています。
メインで“Misplaced Childhood”を全曲通して演奏したの。
ステージを暗転させて、Fishの手だけにスポットを当てる
導入がシアトリカル
(今どきあんまり使わねぇ言葉だなぁ)で
とてもカッコ良かったんだよね。

…と、この勢いで書いてると無駄に長くなるな。
どうしよう…。まぁ、もうちょっと続けてみますか。

terustoyoko.jpg

NOVELAの郵便貯金ホールと
中野サンプラザの半券もありましたが
レア度で言ったらこっちでしょうねぇ。
これはチケットぴあからの発券ではなくて
ホットスタッフのフォーマットですね。
月日は印刷されていますが、年は分からないんだな。
多分'84年だったと思います。
東横劇場は大体新派の演劇ばっかり
やっているイメージでしたから
随分変なハコを使うんだなぁ、と思ったものです。
全体的に小振りでステージとの距離が近く、
音響もそんなに悪くなかったと記憶しています。
とても良いライブでしたよ。

もう1枚和モノのチケット。

madeinjapan.jpg

'80年代の中頃、いわゆるインディーズブームを横目にしつつ
小規模ながらこういうムーブメントが確かに存在したのです。
しかし良く見るとこれ、Eggmanが主催だったんですね。
あぁ、だからBLACK PAGEが絡んだのか。
BLACK PAGEはEggmanで頻繁にライブやってたもんな。
ヤクルトホールは席数550、それを2日埋めるくらいの
動員力があったということで
なんか懐かしくて涙が出そうになるな。



-キリが無いのでこの辺で止めておきます。
ファイルには他にもメタル方面のチケット半券や
輸入盤レコードに封入されていた
マーチャンダイズの宣伝チラシが
ごっそり入っているのでそのうちまた、
作文のネタに窮した時にでも自慢しましょうかね。
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向こうで買ってきた殻付アーモンドがうまい [日々聴く音楽]

DIAMOND HEADの新譜を漸く聴きました。
これは今年上半期のベストということで間違いないです。
血沸き肉躍るブリティッシュへヴィメタルの真骨頂。
前にも書きましたがSATANとDIAMOND HEADは
マジで今がバンドの最盛期だと思います。
ANGEL WITCHがここに加わってくれればもう、
ホントに言うこと無いのですがね。



そしてDIAMOND HEADと一緒に届いた1枚の再発盤が
割ととんでもない出来だったのです。

Hail to England Imperial Edition MMXIX / MANOWAR
Hail to England

Hail to England

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Magic Circle Music
  • 発売日: 2019/05/31
  • メディア: CD

オリジナルについては'12年5月21日の作文で紹介しています。
前作“Into Glory Ride”('83)と 共に
リミックス/リマスターされての再発です。
因みに“Into Glory Ride”はスルーしました。
あっちはオリジナルがあれば特に買い直さなくてもいいや、
ってなもんで。なんかジャケットも変えちゃってるし
(アレは変えちゃ駄目だよねぇ)。

で、“Hail to England”ですが…コレ録り直ししてない?
本当にリミックスとリマスターだけ??
みっちみちに詰まったファットなコンプレッション、
しかし同時にしっかりと高域に抜けていくサウンドは
聴き手の顎ががっくりと落ちるほどのド迫力。
…いや、正直低い方はちょっとばかり耳障りなのですが
こういう極端な手法のリマスターがこのバンドには
ばっちりドハマりだったと。
その存在を含めて全てが過剰なMANOWARの馬鹿馬鹿しさ
(念のため、褒めています)を顕すためには
この音以外の正解はない、
と断言したくなるほど優れたサウンドデザインです。

いやー、これは真に買い直す価値がある再発盤でした。
こういうの、割と久しぶりな気がします。
'00年代にやたらとライブ盤を乱発した辺りで
僕はMANOWARを追いかけるのを止めてしまいましたが、
本作から“Louder Than Hell”('96)迄のアルバムは
今後もちょいちょい聴くと思います。単純に好きなのです。

取り敢えず同じ手法で“Sign of the Hammer”('84)も
リマスターして欲しいのですが、
これ原盤は未だにVirgin(現UNIVERSAL)が握ってるのか…。



6月はプログレの新しいヤツを殆ど聴かなかったので、
来月はそっち方面を意識的に攻めたいと思っていますが
僕の心に引っ掛かりそうなアルバムはありましょうかね?
幾つか気になるヤツはありつつ、
なんか結局RENAISSANCEの“Novella”再発盤ばかりを
繰り返し聴いちゃう気もして(苦笑)。
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オンリー備忘録 [新譜]

いよいよSACRED REICHの新しいヤツが完成したようで。



8月末リリースですと。超楽しみ。

-そしてイギリスからも驚きのバンドが新譜を出しました。



この人達の3枚目“Kin”('92)というアルバムは
スラッシュメタルとして聴くには糞ほど地味
(曲のテンポも遅いしね)なのですが、
異常に格好良いブリティッシュメタルを聴かせる
隠れた好盤なのですぞ。
本来PARIAH辺りと同列で再評価するべき1枚なのですが…。

最近メタル方面でぽつりぽつりと
(僕の好きだった)良いバンドが復活するのでとても嬉しい。

他にもAMULETとかTANITHとか、
どう考えても時代を間違えているとしか思えないバンドの
アルバムも悉く当たりばかりなのですが
いざ作文しようとすると全然言葉が出てこないという(苦笑)。
あ、でもDREAM TROLLだけは必ずなにか書こうと思っています。
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時差ボケ治らず [買い直し盤]

先週は3泊5日(3日目は真夜中の便で帰国したので
宿泊は2晩だけ…キ、キツイ)で洋行しておりました。
正直もう行きたくありません(泣)。

-と、そんなこんなしているうちにPRISMの
“Nothin' Unusual”('85-'16年12月15日エントリー)が
遂に7月再発との報せが。うひょ!
これは僕的にNEGASPHERE再発以来の衝撃で、やったよコレ。
'12年にCROSSWIND(し、渋い)を再発して以降
全く音沙汰の無かったALTAVOZですが、
今年に入って突然SMS~バンダイ/アポロン期のPRISMを
月イチで出し始めました。去る2月20日の作文にも
“Nothin' Unusual”も出してくれぇ、と書きましたが
まさか実現するとはねぇ(嬉)。



話は変わってTANGERINE DREAM。
丁度10年前('09年)再発の紙ジャケと
'11年に出たVirgin前期おまとめ3枚組があるから
もういい加減要らないよなぁ、とは思いつつ
取り敢えずライブ2タイトルを…(笑)。

Ricochet / TANGERINE DREAM / 1975
Ricochet -Reissue/Remast-

Ricochet -Reissue/Remast-

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Virgin
  • 発売日: 2019/06/14
  • メディア: CD

僕これ最初にレコードで買ったのいつだったっけなぁ。
Klaus Schulzeと、どっちを先に買ったのか…覚えてないや。
当時は本作がライブ盤だとは知らなくて、
最初ちょっと驚いたのです。
更に調べてみたら即興演奏だって言うじゃないですか。
それにしては楽曲の整合性が随分しっかり取れているし、
俄かには信じられなかったですね。
まぁ実際はスタジオでガッツリ後処理されていた訳ですが、
それを知るのは更にずっと後のことなので。

僕の音楽履歴において
ロック・マガジン(阿木譲)の影響はほぼ皆無といって良く、
この辺もそんなに尖った音楽としては
聴いていなかった気がします。
B面なんかちょっと和の雰囲気があるよなぁ、
なんて思ってましたし。

今般の再発ではやはりSteven Wilsonによる
リミックス版に注目(耳)ということになりましょうが、
僕には正直あんまり違いが分かりませんでした。
これを想像するに、即興演奏+事後追加ですから
オリジナルで埋もれたトラックが無かったのではないかと。
既存のトラックのみで極端にバランスを弄るのも
難しかったんだろうなぁ。

しかししてみるとこれ、買い直した意味あったんか(苦笑)?

まぁ、ついでなので“Logos Live”('82)も出してもらって
Virgin期のライブ盤は揃えておこうかなぁ、
などと考えております。

リハビリがてら
やや短い作文でのリスタートとさせていただきます。
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ただただ暑い [日々聴く音楽]

…えーと。
ここのところ世の中色々と嫌なことが多くて、
概ね適当~に生きている
(ノンシャランな…って、今は使わない表現ですかね)
僕のような人間の心にも
結構ささくれ立つものがあったりします。
でも、やっぱりココにはそういうことは書きません。
現実から遥か遠くに遊離して、
ただひたすらロックについて垂れ流します。



20世紀の終わりを飾った偉大な名曲は
未だ示唆に富んで僕の人生の道標であり続けています。
Michael Amottは僕と同世代なので
色々共感出来るところが多いのだ。



先日MAGNUMの“Goodnight L.A.”('90)中古を手に入れて
スタジオ録音盤CDのディスコグラフィが完成しました。
現役バンド故この先出るアルバムも聴かにゃならん訳ですが。

で、改めてそのアウトプットの変遷に感心している僕です。
なにかってぇと「誇り高き大英帝国の、」とか
なんとも言えない冠を付けられちゃうMAGNUMですが
デビュー作“Kingdom of Madness”('78)が
KANSASやSTYX辺りの強い影響下にあって創作されたことは
間違いのないところで、
要するにおもいっきりアメリカンプログレハードなのだ。
そして僕の大好きな2nd('79)については
Brian Mayっぽいギターサウンドを標榜した節が伺え、
実は結構節操ないのですよこのバンドは。

我が国の多勢が想起する、
いわゆるブリティッシュハードロックとしてのMAGNUMは
3rdアルバム“Chase the Dragon”('82)以降の
3枚くらい(再結成後の何枚かのアルバムもそうですが)
しかなかったりするのです。
そしてその“Chase the Dragon”にしても
Mark Stanwayの鍵盤群が大活躍しちゃう
“Sacred Hour”みたいな曲は
NWOBHM!っつって盛り上がっていた当時にあって
やはりやや時代錯誤だったんじゃないかと思われます。



しかしこのなんでもアリな感じが
このバンドの一番の魅力であって、
そこに一本筋を通すのがBob Catleyの歌であると言うのが
僕の、MAGNUMに対する結論であります。



来週は故あってエントリー無しです。悪しからず。
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