いつも通りの支離滅裂 [徒然な話]

以下、時事の話題を書きますが
僕の政治/宗教的立場とかそういうのとは全く関係ないので
セーフということにしていただきたく。

先日のやくざ幹部射殺事件、
報道が凶器について「機関銃」から「自動小銃」に表記を改めましたね。
少しでも銃器に関心がある人なら
機関銃(Machine Gun)と言われてパッとイメージするのは
「ランボー」だろうと推察され、
おいおいおい日本のやくざはM60とか持ってんのかぇ?
と、マニア筋から総突っ込みを喰らったんだろうなぁ(笑)。
まぁそれが自動小銃(≒突撃銃 Assault Rifle)であれ
日本のやくざの武装が相当物騒なレベルであることに
変わりありませんが。
いやー、こんなんもはや警察じゃ歯が立たんよ。

で、ニュースのコメント欄には
30発も撃って10発しか当たらんの?
という疑問が多数見受けられますが、
まぁ、そうなんですよね。実際当たらんのですよ。
引き金を引きっ放しで弾倉を丸々一つ空にするような射撃では
銃口の撥ね上がりを制御出来ず、あとの方に撃たれた弾はほぼ外れます。
今回の事件についても、当たった10発は最初に撃たれた10発で
残りの20発はどっか上の方に行っちゃったものと思われます。
現代の戦争/アクション映画を
少し注意してご覧いただければ分かりますが、
米軍の兵隊等(プロ)は自動小銃の連射について
制圧射撃以外では殆ど使わず、中・近距離での殺し合いでは
ほぼ単発(引き金を1回引いて1発発射)射撃をしています。
結局、その方が当たるし無駄弾を撃たずに済むからなんですね。
加えて報道写真を見ると銃床、そして(写真がハッキリしないものの)
ハンドガードも外されているように見え、
これではまともに構えて撃つことは不可能でしょう。
要するに余計当たりにくいということですな。

まぁ、いずれにせよ今回の事件がオーバーキルなのは間違いなく、
見せしめ、示威行為であることは明らかです。
ホント、糞迷惑な話だよ。
殺し合いがしたけりゃどこか無人島にでも行って
存分にやりゃいいじゃん。街中でやるなよ。

…やっぱり長くなったw。
でも今日はこれでは終わりませんぞ。



PALLASの新しいヤツが12月12日に出るってんで
早速バンドの直売りを予約したのですが、
あー…これ旧曲の焼き直しなのですか…。



随分古い曲も混じっているし全然楽しみではるのですが、
上掲映像にもある謳い文句の
〝Atmospheric and cinematic”ってのがやや気になります。
なんだかもはやバンドとしての演奏が出来ないことの
裏返しみたいにも取れてしまうので。

一方のAlan Reedは去る6月の末に新曲の一部を公開したので
てっきりそっちが先だとばかり思っていたのですが、
時間が掛かっているみたいですねぇ。

-あ!そういえばTWELFTH NIGHTの'12年ライブ盤は
もうそろそろリリースだよね。



Andy Revellのギター演奏はかなりボロボロだけど(苦笑)。
Blu-RayとCDのセットは年内に届くかなぁ。
届けばいいなぁ。
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「めんべい」はアッと言う間に食べきった [日々聴く音楽]

旅行したり病気したりして、なんつーかこう、
ドタバタしているうちに作文するということ自体を
忘れかけていました。

えーと、初めての九州博多は楽しかったです。
ご飯も(全般に味付けが酒呑み仕様だったものの)とても美味かった。
で、その直後に泌尿器を患ってしまい(尾籠なアレで済まぬ)
…あ、全然大したことはなかったので大丈夫です。
やっぱり年齢的にちょっと怖かったので全部見て貰ったのですけれど
特に問題ないってことで一安心。
えーと、何の話だこりゃ(苦笑)。



Full-House Matinee / 四人囃子
FULL-HOUSE MATINEE [DVD]

FULL-HOUSE MATINEE [DVD]

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • メディア: DVD

レビューによると商品仕様、画質、価格について皆概ね不満であるとw
あー、僕も同感でぇす。方やCDでフルセットの演奏が出ているのに
一方の映像は抜粋のみってのは、ねぇ。
予算の都合上全編録画していなかったとか?
そんなことってあるのかな??
まぁ、録画ソースが見つからなかったってのは、
これはありそうな話ではあります。

なんにしろビクターの
「オールドプログレ者から毟り取ってやる」感が
見え見えの商売はすこぶる不快ですわな。
まぁ、こっちもKC宮殿を何度も何度も馬鹿みたいに
買い直したりしてるからつけ込まれる訳で、
あぁ、こりゃどっちもどっちかぁ(笑)

-ともあれ。
僕、これ映像は初めて見たのですけれどかなり面白かったです。
それぞれの過程を経て再度集まったメンバー達は
見た目(着ている物等)てんでバラバラなのに
演奏の整合性はこの上なく堅固で、
そのギャップが凄くてちょっと笑っちゃいました。
クラシックラインナップでの演奏は森園/佐藤のツインギターで、
ふがふがと鼻息荒く興奮した僕であります。

ライブのタイミングとしては〝Dance”('89)の
リリース直後ということもあって
同作からの楽曲が多く取り上げられていますが、
これを演奏するサポート面子のオシャレ感の外しっぷり
(ホッピー神山は除く)は些かむず痒く、
なにしろあの、'80年代独特の痛さを四人囃子のビデオから
感じることになるとは思いもよりませんでしたな。
「眠い月」(僕は佐久間正英のギターの名演だと思います)も、
あのフニャフニャしたアルトサックスは要らんかったでしょう。
個人的には正直、ちょっと腹立たしくすら感じます。

うーん、またもや褒めているんだか貶しているんだか
分からない作文になってしまいましたが。
…しかしこれさぁ、やっぱりフルで見たいよなぁ。
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久々にマック食って胃もたれに年齢を感じる [新譜]

どなたかご存じでしたら教えてください。
先日Doro Pesch(WARLOCK)の初期音源集を聴いたのです。
で、'81年BEAST名義のデモに収録された
〝The Next Could be You”という曲がSTORMWINDの



↑ と完全に同じ曲で(発表はBEASTの方が圧倒的に先ですが)、
調べてみるとこれがSTORMWINDのWolla Bohmによって
書かれた曲であることは間違いなさそうなんだけれど、
しかしそのWolla Bohmが
BEASTに在籍したという情報がどこにも見つからず
WARLOCK周辺との接点が全く分からんのですね。

こういうのって、
スッキリさせないとなーんか気持ち悪いじゃないですか。



…いかんいかん、今日もプログレ方面の話がしたいのだった。

The Witches of Finnmark III / ANDERS BUAAS / 2019
Witches Of Finnmark III

Witches Of Finnmark III

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Apollon Records
  • 発売日: 2019/11/15
  • メディア: CD

IIIってくらいだからIとIIもあんのか?って
調べてみたらちゃんとありました。
それぞれ'17年と'18年に出ているようで、
うーん、そりゃ是非要るなぁ、と思うくらい優れた音楽です。
プロフィールによるとAnders Buaasは
ノルウェー南西部ヴェストフォル県のラルヴィク出身。
ローカルキャリアを積んだ後Paul Di'Annoや
Tim Ripper Owensのツアーギタリストを長く務めたそうで、
えーと、それはプログレなのかぇ?という疑問は
至極ごもっともでございます。



本編7分からの抜粋ではありますが、
少なくともこれはメタルではない(…と思う)。

アルバムタイトルの通り
フィンマルク(ノルウェー北部の県)で
16~17世紀に行われた魔女裁判を題材に採った楽曲群は
弦楽器をメインとしたインストゥルメンタル。
牧歌的でありながら適度に重く、
やや枯れた抒情味をもって聴き手の耳を刺激します。
これがさぁ、凄くイイんだよねぇ。
僕はここのところインストと言えば
フュージョンっぽいのばかり聴いていたので
この手のヤツが余計に新鮮で、
絶妙に刺さっちゃったというのもありますが。

なにしろこの人は大変ギターが巧いのよ。やや控え目ながら
ピロピロな早弾きフレーズにも全然余裕があるし
ほんのりいなたいブルース風味もさり気なく混ぜ込んでくる。
音色についても今時の歪みサウンドから
クリーントーンまで必要に応じて柔軟に使い分け、
まぁとても器用なギタリストという印象です。

NINE SKIESの2nd(2枚組コンセプトアルバム、大作。)が
ちょっと合わなくて、
作文をどうしようかと悩んでいたのですが
俄然本作が僕の耳を惹いたもので。
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勿論カレーは大好きさ [日々聴く音楽]

まずはamazonにブー垂れてやろうかと。
予約注文を受け付けておいてから
発売2カ月後に「やっぱ入荷出来ませ~ん。」
ってのは商売として全く誠実さに欠けると思うのですが、
amazon如きに誠実さなんてものがある訳ないのは
ずっと前から分かっていたことだったのです。

sareawebox.jpg

送料ケチってないで最初からレコ社直で買えば良かったのよ、
ANGEL WITCHはそうしたんだから。
あー、結局国内盤のボーナストラックは
BOXセットの7"とは別曲だったので
仕方なくデカい箱を注文したのです。
因みにANGEL WITCHの新譜は物凄く良い出来です。



そして話は南アジア方面へとすっ飛んで行きます。

うーん…こりゃあ実にとんでもねぇぞ。
現在、恐らく世界で一番拗らせたバンドだろうと思われます。



たった4分間にどれだけ詰め込んでいるのか!?
これ、インドの8人組だということで最初驚愕、後に納得です。
音楽ジャンルの細分化を嘲笑うかの如く
それぞれの美味しいところを無造作にブチ込んで
極めてハイカロリーな演奏で一気に放出するという…
いやー、こんなの過去に聴いたことがなかったものですから
ぽかーんですよ、ぽかーん。
曲を分解すればここはアレ、
あそこはソレという指摘が幾らでも出来るのだけれど
そういう些末なケチをつける以前にただただ圧倒されるよね、
この音には。
しかしよくよく考えてみればインドの大衆娯楽ってのは
全てを飲み込んで反芻し、独特な風味を醸し出すのが常であって、
ほら、いわゆるボリウッドとかさ。



ほれ、メロトロン(サンプリングだけど)も鳴っとるわいw
この辺、例えばMOON SAFARIがどうこう言ってた筋は
評価せざるを得ないんじゃないのぅ?

今までに物理盤のリリース無し。
'18年に4曲入りEPと単曲×2、今年3月にも上掲含む4曲EPを発表。
僕はbandcampで一気に全部揃えました。
ちょっと濃厚過ぎてすぐに飽きるんじゃないかと思いつつ、
そういう刹那的な感じもそれはそれでインドっぽいんじゃないかと
思ったりしています。

これね、
初めてFISHBONEを聴いた時と同様のときめきを感じたのですよ僕は。

なにしろPINEAPPLE EXPRESSという名前は
是非覚えておきたいところです。
いやしかし全く、恐るべき国ですよインドってのは。



久々、実に僕らしい捻くれた作文。会心(笑)。
PINEAPPLE EXPRESSについては
少し前にMarunouchi Muzik Magazine
(僕如きが何を言うまでもない、とても面白い音楽サイト)で
紹介されているのを読んで以来
いつかここでも何か書いてやろうと思っていたのですが、
COMA ROSSI(同じくインド、バンガロールのバンド)の
物理盤が各専門店で扱われ始めたので
今こそそのタイミングだろうと。
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