無理繰り作文 [日々聴く音楽]

先日「マスエフェクト3」云々と書いたのですが
遊んでみるとなんか冒頭から記憶にあるシーンが…
あれ俺コレやったことあるんか、と、我が耄碌を痛感した次第。
しかしなんだ、(お話はともかく)システム的には「2」が
一番洗練されていて面白いですね。
1~3まで一通り終わらせたのですが周回しちゃおっかな、
なんてことで先週丸々こちらをサボっちゃったというのが真相です。



BIRTH(1月11日に軽く書いています)のアルバムがいよいよ7月に出るそうです。



こんなんばっかり6曲もやってるのかと思うと…もう最高じゃないですか。
元ASTRAの2人(Conor RileyとBrian Ellis)に加えて
PSICOMAGIA(Brian Ellisも在籍するバンドで
こちらBIRTHよりもジャズロック方向に振ったバンドのようです)のTrevor Mastと
Paul Marrone(本作録音後にThomas DiBenedettoと交替した模様)の演奏による
デビュー作はオールドスクール丸出しのプログレ/サイケサウンドを
滂沱の如く垂れ流すであろう超期待の1枚であります。

アルバムの紹介文では英国大御所の名前を引き合いに出しつつ
同時にAPHRODITES CHILDやPFM、OSANNAの名前を挙げているのが興味深く、
ことOSANNAについては“symphonic soundtrack work”と書いてあるので
“Palepoli”('72)じゃなくて“Milano Calibro 9”('72)なのか、
ほほうこりゃ面白ぇな、と。
いや、別におかしなことでもなんでもないのでしょうが
アメリカ人がイギリス以外のユーロプログレを聴いているってのがなんか妙に新鮮でw
あ、上に貼った曲についての僕の印象はイタリアというよりは
フレンチ(もっと具体的にはPULSAR)っぽい儚さを強く感じました。
線はそこまで細くない(というかややマッチョ)ながら意外に細やかなアレンジとか。

いやしかしこれはまぁ、絶対要るよねぇ。

Born / BIRTH / 2022
btbrbtbr.jpg



-話変わって。

毎度、突然GREAT WHITEが聴きたくなりました。
“Shot in the Dark”('86)って改めて変なアルバムだったよねぇ。
ブルースベースのハードロックとしてはかなりオーバープロデュース気味のアウトプット
(特に大胆なキーボードの導入)が物凄い独特の風味を醸し出していて、
これを「産業ブルースハードロック」路線とでも申しましょうか。



実はこの後のアルバムもプロダクションとしてはそんなに大差は無かったりして、
楽曲は幾らかベタなブルースに接近しつつもサウンドだけはやけに豪奢という。

んーしかしなんだ、これって他で似たようなのを聴いているぞ、と思いつきまして



これでした。
こちらは逆にブルースハードロックからの脱却を企図するプロセスの中で出来た1枚ですが
並べて聴いても全く違和感がありません。
奇しくも同じ'86年、大西洋を挟んで米英で似たような路線の奇盤が出ていたというのは
なかなか興味深い事実であります。
勿論単体では断然FASTWAY派の僕ですよ(蛇足)。

誰も興味ないでしょうがちょっと書いておきたい発見だったので。

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