パパっと短信 [故人を悼む]

WaSaBi RECORDS再発のALASKA紙ジャケ2タイトルを聴いています。
今様のオーディオに即した音量がちゃんと出るので大変宜しい。
ほんの気持ちコンプレッションがキツイかも…と感じつつ、
いや、これに文句付けるのは筋違いってものです。
ホント、有難ェリリースですよ。

ここのブログのALASKA作文をお浚いしておきます。

僕はアラスカ航空の飛行機に乗ったことがある
3連休、カレンダー通りはとても嬉しいっ!
カステラに羊羹が挟まっているのは…ありゃシベリアか
音源貼らず作文
追悼ネタとは言えないか

Bernie Marsdenについては他にも

今月もダメな気がする
ははは、八月?

↑ こんな関連作文もありました。
やっぱり僕はBernie Marsdenが相当好きなのだ。
んー、けれども実のところ僕は若い頃
WHITESNAKEがあんまり好きではなくて
結構イイ歳になってから聴き込んだクチなのです。



Bernie Marsdenの遺作も近々リリースされます。
新曲12曲プラス再録音10曲。上掲は勿論WHITESNAKEね。

Working Man / BERNIE MARSDEN / 2023
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故人の冥福を祈って…合掌。

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ハゲタカ?ハゲワシ? [日々聴く音楽]



いきなり貼ってみましたが、まぁその、なんというか…
ボッコボコに殴られて人事不省寸前のMOTORHEADみたいですな。
いやぁ、これカッコイイじゃん。

What a Weird Hill to Die On / OLD DIRTY BUZZARD / 2023
odbzd.jpg

しかしこの、ジャケットに描かれたバンドロゴのデザインに
懐かしきスラッシュメタルバンドの面影を感じた方がいらっしゃれば
それはかなり勘が鋭いです。

holyterror.jpg

これね。

で、こちらは元HOLY TERRORのKurt Kilfeltが
新しく組んだトリオのデビューアルバムです。

HOLY TERRORについては…ここには一度も書いていなかったっけ。
あぁ、AGENT STEELの作文でKurt Kilfelt個人の名前は挙げていましたね。
そのKurt Kilfelt、いつの間にやらZEKEを脱けていた(?)ようで、
なにしろハードコアは守備範囲外なので全然知りませんでした。
しかしギターには戻らずベース(とボーカル)なのね。

バンドのスローガンはLoud,Slow,Blaring,Metalということで、
まさしくそのまんまの音が怒涛のように繰り出される全9曲。
上掲、歌い始めまでが結構長い辺りに
スラッシュメタルっぽさを感じたりしつつ、
他にも11分にも及ぶ9曲目とかはなかなかそれっぽいのですが
しかしこのバンドにHOLY TERRORを求めるのはやっぱり違うかな。
まぁHOLY TERRORはKeith Deen(歌)が亡くなっちゃった時点で
どう頑張ってももう、絶対無理なのですけれども。

これは別バンドとして充分楽しく聴けるので僕としては全く文句ねぇっス。
いずれにせよKurt Kilfeltがいよいよメタルに帰還したということで
間違いはありますまい。



Safe on the Other Side / HIGH SPIRITS / 2023
hgsprts23.jpg

前作は…'20年か。
本作については特に書かなくてもいいかな、なんて思っていたのですが
またコレくっそ渋い曲をカバーしていたもんで
ちょっとだけ触れれておきたいなぁ、と。



EUROPE、しかも1st「幻想交響詩」('83)からですよ。
やはりChris Blackは僕のような聴き手のツボを突くのが異様に上手い。
うむ、これはアリだよな。



そんなこんな、今年もあとひと月ちょっとで終わっちゃうねぇ。
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食べるのは1日1個(休日は2個) [日々聴く音楽]

台湾みやげっつったらやっぱり糖村のヌガーよね。



An Extraordinary Life / JOHN WETTON
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故人の、ソロ名義での活動をまとめた8枚入りの大箱。
大体これが欲しい人ってば
6枚のソロアルバムは既に持っている人が殆どでありましょうから
結局2枚のボーナスディスクのために
このセットを買い直すハメになっている訳です(苦笑…いや、笑えんわ)。

John Wettonについては僕なんぞがここに書かずとも
とんでもないマニアが一杯居ますからそちらを見ていただければ良いのですが
やっぱり僕のような捻くれた目線からも気になる曲について記しておきたく。
僕が注目したのはDisc8“The Rarities 2”の中後半4曲です。

まずは
12.Winner Takes It All (demo)
13.Mind Over Matter (demo)
14.Gypsy Soul (demo)
この3曲。

いずれもGiorgio Moroderの作曲、
これ等はSylvester Stallone主演の腕相撲映画“Over The Top”('87)の
サントラ用に書かれたものです。

3曲のうち“Gypsy Soul”はASIA名義で本チャンにも収録されました
残る2曲は他のミュージシャンにボーカルを差し替えられています。



主題歌的扱いのこちらを歌ったのはSammy Hager。
この録音の際リズムギターを務めたのが誰あろうEdward Van Halen
(リードギター弾かせろ!とは決して言わない奥ゆかしさよ)。
結局このセッションが縁となってSammy HagerはVAN HALENに加入する訳です。

そして“Mind Over Matter”を差し替えたのはLarry Greene。
誰?と問われれば



'80年代FORTUNE瓦解後(↑ は'19年再結成盤)ソロでやっていたのです。
因みにサントラでは“Mind Over Matter”の他にもう1曲歌っています。
もっと言えば(話はズレるけど)“Top Gun”のサントラでも1曲歌ってるのだ。
割とGiorgio Moroderに重宝されていたんだな。
結果売れたのはKenny Logginsだったけれど。

そして
15.Wasted Time
はここのブログではお馴染み、Robin Georgeとの共作曲。
'86年にDon Airey、Carl Palmerと共にライブをやっているので
多分その時期に書かれた曲だと思われます。

この曲はROBIN GEORGE'S LOVE POWER名義で'11年にリリースされた
“Love Power and Peace”に別バージョンが収録されています。



結局'80年代後半のJohn Wettonってのは
メインストリームを睨みながらあちこち彷徨していた感じですよね。

-うむ、実に僕らしい切り口w



そして昨日急にYouTubeに挙がって来たのは…



えっ、DEMONがFRONTIERS Musicと契約したの!?
いやー、実に意外なことで…しかしこれはいいことだと思います。
新譜もあるみたいなので楽しみに待つことにします。
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ユーロロック三昧 [日々聴く音楽]

I Want / PLUS 33 / 2023
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'20年のデビュー作(未聴です)に続く2枚目のアルバム。
フランス東部、ストラスブール出身のバンドは
鍵盤奏者のDidier Grillotを中心として結成されました。
インストゥルメンタル主体の4リズムをベースに
各種管楽器や声(語りやスキャット)が加わります。

ジャケットからなんとなく想像されるところは瀟洒なアヴァンスタイルですが
その実かなり王道のシンフォニックロックで、僕は結構驚いちゃったのだ。
Didier Grillotは各種シンセサイザーサウンドを駆使しつつ
根本的にはピアニストであることの自己同一性を強く主張しています。
管楽器が主旋律をとるパートでエレクトリックピアノ
(あんまりRhodesっぽい音ではないけど)やオルガンの音色を合わせて
ちょっとジャジーな雰囲気を醸し出したりして、
細やかなアレンジのセンスが非常に良いですな。

アルバムは長尺3曲の合間を小曲で繋ぐ全5曲。
2曲目の“To Know”はアコースティックギターのソロ、
4曲目“ Ouvrir la Fenetre”は語りをメインに
鍵盤がバックグラウンドにふんわりと流れます。
そして長尺3曲についてはいずれも(一部些か強引な展開も含みつつ)
練り込まれた構成の起承転結がプログレ耳に大変心地よく、
最長ほぼ20分の3曲目“To Have”は
几帳面にメロトロンで締め括るお約束も素晴らしい。

なんかふいに現れた本格派って感じで聴き応え充分、
これはかなり楽しいアルバムだと思います。
フィジカル(CD)あり。自主盤手売りと思われます。



Bokeh / LOGOS
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'20年4作目に続いての本作は純然たる新作ではなく
バンドの初期2作をまとめてリミックス、リマスターしたもの。
今までフィジカルリリースの無かった両作ですが
今般めでたく初CD化となりました。

で、ちょっと気になることがありまして、
勿論ジャケットのカメラとアルバムタイトルについてです。
前作“Sadako E Le Mille Gru Di Carta”が日本の史実をテーマとしていたので
まさか、と思ってバンドのステートメントを読みましたところ…
うん、やっぱりこの“Bokeh”ってのは「ピンボケ」の「ボケ」で間違いないようです。
曰く“Bokeh” means out of focus.だそうで。
初期作についてはまだバンドとしての焦点が定まっていなかったこと、
そしてそれを古い写真のように感じてこの題としたのですと。
ふむ、なかなか面白い発想で納得性も高いですな。



しかしBokeにhが付いてしまうと
我々日本人には「このボケェ!」ってニュアンスに読めちゃうのですが、
これは黙っていた方がいいんだろうなぁ…。

※以下'23年11月22日追記
もの知らずって恥ずかしいですね。
Bokehってのは写真用語として全世界の共通語になっているんですって。
へぇえ、そうなんだ。
だけどさぁ、やっぱりhは要らない気がするよねぇ(負け惜しみ)。
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急に寒い [日々聴く音楽]

昨日冷房今日暖房って感じでエアコン掃除のタイミングが無いじゃないか。

Moving Forward / VAMOOSERY / 2023
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プログレを自称しつつもそこまでティピカルでない点は
同じ英国のLAST FLIGHT TO PLUTOと似た匂いを感じたりしますな。
因みにLAST FLIGHT TO PLUTOは去年出たEPと新しいアルバムが
(作文はしませんでしたが)結構良かったです。

-えーと、そうじゃなくて。



バンドは2016年以降単曲をぽつりぽつりと発表していたようで、
本作はそれ等+新曲で構成されたデビューアルバムです。
なんかYouTubeのお奨めに



コレ ↑が挙がっていて、割とガッチリ心を掴まれてしまったのだ。
(古臭い手法ではありますが)ちょっと野心的なリズムのアレンジに感心したの。
ああ、これはアリだと。
ツインギター編成というのもLAST FLIGHT TO PLUTOと同様で
やはり類似点は多いように感じました。
アルバムではギターの片割れが兼務するキーボードも効果的に響きますが
ライブは客演を加えない限りかなりロッキンなノリになるのではないかと。

ボーカルのややもったりしたテンポ感が
このバンドにおいては最もプログレ的だったりして、
結構いいバランスのバンドなんじゃないかと思います。
そして更にRob Aubreyによるミックスとマスタリングは
本作にとってコマーシャルな話題だと言えましょう。

完全手売りながらCDがあります。デジタルより1曲多いらしいです。



前回作文のコメントに書きましたのでついでにちょっと貼っておこうかな。



50周年記念コンサートの初日は1stアルバムの全曲演奏+グレイテストヒッツ。
コメントにも書きましたが正直僕は3日目(3rdアルバム全曲+)の方が良かったなぁ。
そしてステージの端っこにギターがもう一人いて
都合クアドラプルギターになっていますが
Albert Bouchardが客演していたのね。
ドラムは叩かせてもらえんかったか…。

まぁいずれにせよ買わないという選択肢はない訳ですが。
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せん、せん…詮方なし [挨拶]

えー、ふと気づけばこの作文でエントリー数が丁度1,000だということで。

このブログは'14年の10月下旬から'15年の9月頭まで
1年近くもの間更新が止まっていたので「何周年」みたいな区切りは意味をなさず、
しかしだだ漏れの垂れ流しとは言え1,000というのはちょっと凄い数で
我ながらびっくりしちゃったのです。

最初は正統派のレビューブログを目指そうか、なんて思っていたのですが
やっぱ自分にはああいうの絶対無理だわ…と早々に諦め
なんだかよく分からないままだらだらと続けているうちに
日々の生活の中で最近はコレ聴いた、とか近々アレが出るので楽しみだ、
なんてことを書き綴るスタイルがいつの間にやら定着しました。
まぁ糞みたいな感想だけ書いても仕方がないので
それぞれのミュージシャン、バンドに関わる背景や
作文したアルバムについての客観的データを加えることで
少しはは説得性が上がるかも、なんて姑息なことも考えつつ。

まぁなんだ、巷間話題にのぼることの少ない奴ばっかり聴いて書いているので
当然ここを訪れる人も少なく、数少ない友人がたまーにリツイートしてくれる以外の
プロモーションを全く行っていないので
エントリー数に比してページビューは異常に少ないんじゃないかと思われます。
比較対象がないので分からんのですけれども。
そもそも作文のタイトルが中身とは全く無関係な時候のことや
お菓子のことだったりするので、
我ながらなんて不親切なんでしょうw

世の中の移り変わりも勿論、僕自身の心境の変化もあって
今になって古い作文を見返すのは中々キツイのですが、
明らかな誤認や間違いについてはコメントや追記の形で
なるべく修正するように心がけています。
YouTubeのリンク切れは…まぁおいおいね。

今日1,000本の作文を積み上げてみて思うのは…
穿った視点ばかりの感想はともかく
マニアックなミュージシャンを取り巻く客観的事実を(日本語で)
インチキなアーカイブとして構築しつつあるのは我ながら実に愉しいことだと。
ネットの最果てにこんなものが吹き溜まっているなんて誰も知らんだろう、と
ほくそ笑みつつこれからも狂ったように作文するのだ。



「1,000」でパッと思いついた曲はコレ ↑でした。
あんまり僕らしくないのですけれど、実は前に書いていたりするのだ。
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逡巡の果て [日々聴く音楽]

Misha's Journey / YOUTHOPIA / 2023
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これ、作文するかどうか随分迷ったのです。
なんかなー、ちょっとなー、と思いながら結構回数を聴いてしまって、
んー、じゃあ結局気に入っているってことか、と。

もはやイタリアの大御所、MOONGARDENのギターの片割れDimitri Sardiniによる
プロジェクトバンドのデビュー作…ってのがまずもって引っ掛かっちゃう僕。
MOONGARDENと言えば勿論Cristiano Roversi(鍵盤)が中心のバンドという認識で、
ギタリストってことになると別動隊SUBMARINE SILENCEでも
Cristiano Roversiの相棒を務めるDavid Cremoniの印象が強いのです。
Dimitri SardiniはMOONGARDENの2枚目“Brainstorm of Emptyness”('95)に参加した後
'14年の7作目“Voyeur”で復帰するまで結構長い間不在だったし、
名前を聞いてもいまいちピンと来ないってのが正直なところ。

-ともあれそのDimitri Sardiniによる都合2時間程のアイデアを
Cristiano Roversiが再構成してまとめたのが本作だそうで、
例に漏れずコロナ禍にあって産み出された1枚なのですと。

アルバムは全10曲収録。うち3曲が歌入りですが
ちょっとびっくりしたのはこれを歌っているのがJeff Scott Sotoだってさ。



Yngwie Malmsteenのところでデビューした時('84年)には
酒井康(当時のBurrn!編集長)にぼろクソ叩かれた訳ですが
なんだかんだその後もあちらこちらでずーっと歌っているんだから大したものです。
まさかこの人がJOURNEYで歌うなんて当時は想像すらしなかったもんな。
酒井康はどう思っているのやら…ま、酒井康なんてどうでもいいのだけど。

そしてこの歌のタイムリーさは一体何なんだ?
アルバムのリリースが10月3日なのでハマスがイスラエルを攻撃する4日前。
当然録音はそれより前ってことになるのですが、
なんか予言めいていてちょっと怖いわ。

えーと、それから一方ちっともびっくりしないのは
ドラムがMarco Minnemannだということ。
この人はコロナの最中リモートで依頼された仕事は
余さず全部受けたんじゃないかってくらいあちこちでその剛腕を披露していますな。

上に貼ったのが結構メインストリームな感じなので
誤解されてしまうかも知れませんが
曲毎にベクトルはかなり拡散していて、
アルバムの最後を飾る27分の超長尺曲は
あらゆる音楽ジャンルを斜めに突っ切りながら
どうしようもなくプログレ然とそのサウンドを響かせます。

肝心のDimitri Sardiniは勿論ゴリゴリピロピロと弾き捲ったりしますが、



僕はこの人の本質はこっちの粘っこいスタイルにあると思いました。
Cristiano Roversiとの相性もこういうのの方が全然いいよな。
あ、因みに本作ではベースもCristiano Roversiが演奏しています。
この曲は恐らくチャップマンスティックを弾いていると思われます。

うん、僕コレやっぱり気に入ってるんだな(苦笑)。



-たったた、大変だっ!

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遂にやったのはHNE、もうね、でかしたとしか言いようがありませぬ。
Jive Records在籍期(いわゆる全盛期)のアルバムは含まれていないものの、
Official Bootleg Album('80)を含む初期3作と“Relativity”('92)、
そしてシングルB面集の5枚を収めた奇跡の小箱。
なんたってあーた“Turn It Up ”('83)が待望の初再発初CD化ということで
これは要る。ぜーったいに要る!!

'24年1月末予定。箱ものは円安が余計にキツそうだなー。
…あ、まだどこもオーダー取り始めてないやw
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エアコンはまだ冷房 [新譜]

月が変わった途端に色んな情報がわーっと出て来てちょっと混乱気味です。
今年は年末にかけて割と忙しいことになりそうな予感。

まんずまんず(何故秋田弁?)、
なにはともあれPALLASの新譜が遂に正式アナウンスされました。

The Messenger / PALLAS / 2023
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“The Dreams of Men”('05)以来18年振りに
Alan Reedがボーカルに復帰しての8枚目。
Paul Mackieが歌った'10年代の2枚を悪く言うつもりはないのですが
やっぱりもう、全然って感じだよな。
ドラムの打ち込みはちょっとだけ残念ですが、
Graeme Murray、Ronnie Brown、Niall Mathewsonの3人と
Alan Reedが再び一緒に録音したという事実だけでぼかぁ大変満足です。

12月15日リリース。banndcanpでプレオーダーが始まっています。
このバンドは長らく手売りのみですが
36pハードカバー仕様の限定版デジブックCDは既に売り切れているようで、
これは大口の注文があったってことですかね。
国内専門店もさすがにこれは仕入れるんじゃないかなぁ。

勿論本作についてはリリース後に改めて作文したいと思っています。



-続きまして。

King of Israel / Auld Lang Syne
WYTCH HAZEL / 2023
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6月にリリースされた新譜“IV: Sacrament”が
(我が国以外で)大好評のWYTCH HAZELですが、
クリスマスに向けてチャリティシングルを出しました。

“IV: Sacrament”では
従来通り'60~'70年代英国ハードロックの真髄を追求しつつ
更にもっと別の領域を模索し始めたバンドですが、
このシングルでその可能性を具現化しつつあります。
本リリースについてのバンドのステートメントにはWISHBONE ASHと共に
STEELEYE SPANの名前が挙げられており、
あぁ、なるほどそういうことか、と膝を打った僕。



そこまでいなたいって訳ではありませんが
いわゆるフォークロックってものを
現代に蘇らせようという試みはなかなか興味深い。
カップリングの“Auld Lang Syne”もスコットランド民謡だし
(マイナーアレンジされているので「蛍の光」には聴こえませんが)、
実に渋い線を突いたものです。

これはプログレの人達も聴いておいた方が良いと思うのですが…。
フィジカルはアナログ7"のみなのでちとハードルは高いけど。



もひとつ。

The Serpent's Here / PER WIBERG / 2023
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'21年のEPから2年、ソロ名義では2枚目のフルアルバムとなります。
あ、最初のソロアルバムについても作文してましたね。
僕ってばこの人のことが相当好きなんだな。

音楽的には前作EPの流れ上にあるのは間違いなく、
前回作文と同様人気無きジャンルのアレであります。
ノーフィジカルだし、わが国では余計に厳しいわな。



滅茶苦茶カッコイイのになぁ。
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