メタルの変なカバー [日々聴く音楽]

同じジャンルの先達をカバーするってのも勿論面白いのですが
全然畑違いの曲を唐突に突っ込んでくる方が僕は好きです。

んー、古いのから順番に並べていこうかな。



OSMONDSなんて今の若い人は知らないのだろうけれど…
いや、正直僕だって殆ど知らないってのよ。
ただ、幼少期にテレビで見ていたカルピスのコマーシャルで
「カルピスのうた」を歌っていたのがオズモンド ブラザーズであり、
それが改名してOSMONDSになったのは知っていたので
このカバーは相当面食らいましたよね。
えっ!オズモンズなんかやってるの!?ってなもんで。

TANKはこの後もモータウン(“Chain of Fools”)をやったりして、
これはきっとAlgy Wardの趣味なのでしょうねぇ。

TANKの系列(?)ではこんなのもありました ↓



完全にリアルタイム('84年)のヒット曲を
即座にやるという厚かましさが大変清々しい。しかしこの焼け糞感w



今も現役バリバリのSAXONは近年カバーアルバムを2枚も出していますが
それ以外にもちょこちょこ人の曲をやっていますな。
その中でもひと際風変りだったのが'88年リリースの



よりにもよってChristopher Crossですよ。
これを聴いて当時盛大にひっくり返った僕でしたが、今聴くと案外イイよね。
アレンジでなんとかメタルに寄せようとしている辺り実に真面目だよな。
まぁバンドとしてはとんでもない迷走期でしたが。

この頃のカバーではGary Mooreが'87年にやった “Friday On My Mind”もありますね。



'91年にDAN REED NETWORKがやった
PINK FLOYDの“Money”も思いついたのですが、
Dan Reedをメタルに括っていいのかどうか悩んだ末貼るのはやめました。

'93年の3rdアルバム“The Spectral Sorrows”において
MANOWARをやっていた時点で僕の注目度は既に高かったのですが
翌'94年にリリースされたEP“Until Eternity Ends”に収録された



これが決定打となって僕はDan Swanoという人に入れ込んでいったのです。
我が国では専らメロディック デス メタルの嚆矢(の一つ)として
認識されているEDGE OF SANITYですが、
Dan Swanoの嗜好する音楽は狭小なジャンルの壁など
いとも簡単に飛び越えて行くのです。

同じTHE POLICEをやるにしても



こういうのならまだ幾らか分かり易いじゃないですか。
然るにDan Swanoは“Ghost in the Machine”('81)から選曲するのだ。
マジ最高だよな。



'96年にSACRED REICHがやったのは
OINGO BOINGOが'83年にリリースしたアルバム“Good for Your Soul”の冒頭曲。



いやー、渋過ぎだろ。
元曲については'83年USフェスティバル出演時の演奏を
TVK(テレビ神奈川ね)が流していたのを見た記憶が有るような無いような。
なんにせよ僕はこのカバーきっかけでDanny Elfmanの名前を意識し、
うわー、映画「ミッドナイト・ラン」の劇伴はこの人なのか!
と大いに興奮したのです。



まだ2000年に至る前なのに
6曲も貼ってしまったのでここらでいっぺん終わります。
この作文がそれなりに読まれるようなら続きを書くかも知れません。
…ねぇだろうなぁw

コメント(2) 
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コメント 2

クッシー

Two tribes フランキーゴーズよりカッコいいですね。知りませんでした。こっちの方がハマります。チョクチョクちぇっくしていますので、続けてください(^^)。
by クッシー (2024-01-27 08:30) 

ターこう

> クッシー
さすが、体の奥底に流れるパンクの血がその感想を生みましたねw
実はWARFAREのリーダー、EvoはパンクバンドTHE BLOOD出身なのだ。
by ターこう (2024-01-27 11:10) 

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