シリーズ作文 紙屑や否や その2 [シリーズ作文]

別の話題にしたかったけれど作文が芳しくなく、
仕方ないので書けてるヤツからアップすることにします。



まずはこれ。

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ビクターレコードのヴァージン・オリジナル・シリーズ、
その第3期10タイトルを紹介するB5チラシ('81年)です。
レコ屋に置いてあるチラシは大抵このB5サイズだった気がします。
第3期ってくらいですから当然1期と2期があった訳ですが
第1期は'79年、第2期は'80年のリリースだったようで、
要するに年イチの企画だったんですね。

これは流れ的には
キングのユーロロック・コレクションとは別のところにあって、
やはりこの企画に多くのライナーノーツを寄せた阿木譲方面から
出て来たシリーズだと思われます。

本チラシによると10タイトル中
実に7作が初めての国内盤リリースと書かれています。
ふーむ、“Clearlight Symphony”('73)って
国内盤になったのは結構遅かったんだなぁ。
GONG人脈の絡みで選ばれたのでしょうが、他と並べるとちょっとだけ異質だよな。

裏面、予約票部分を塗りつぶしたのは小僧だった僕が記入しているからです。
どうやら当時の僕はCaptain Beafheartを買おうとしていたみたいで
えぇっ!なんでぇ?と、ホントに買わなくて良かったw
間違いなく当時の僕にはよく分からない世界で、
きっと大いに落胆したでしょうから。
今聴くとインストゥルメンタルは大変面白いのですが
Don Van Vlietの歌声が乗るとやっぱりプログレって感じからは遠退く印象です。



続いては

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キングレコードのユーロロック・コレクションがそのパート7において
新規にイタリアのレーベルと契約した旨を告知する、
こちらも'81年のB4二つ折チラシです。
予約票の役割は負っておらず、純粋なパンフレットとして配布されたものです。

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見開き左面には新規契約となったSTUDIO GのMagma/Grogレーベルを紹介する文、
右面はパート1~6のカタログが記載されています。

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そして裏面には当時最新となるパート7の6タイトルと、
NEW TROLLSの“FS”が紹介されています。
“FS”は'81年リリースの新譜であったため
廉価再発シリーズに組み込むことが叶わなかったようです。

同シリーズの販促物については
Europian Rock Handbook(B6版の小冊子)がつとに有名ですが
店頭配布ではなかった(幾らか分の切手を送るとモノが帰って来る)
ことに加えて他でも散々取り上げられているのでここでは省きます。

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うちには「2」しかないってのも理由のひとつであります。



恐らく店頭配布だったと思われるものがあと一つ、
それ以降はまた毛色の違うアイテムに話題を移そうと考えています。

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