ANVILには遠く及ぶまいが [音楽の周辺]

まずはこちらをご覧あれ ↓



おおぅ、こりゃまた…。
昨年初頭、ブラック メタルの出自を紐解く著作が
初版から10余年を経て翻訳されましたが、
それとは別にこんなのもあったんですね。

以下、紹介文を適当に意訳してみます。

-ココカラ ↓
この冬(※2009年?)劇場公開。
Until The Light Takes Usはブラック メタルの真実を明らかにする映画です。
世界中の多くの人々は自殺、殺人、そして度重なる教会への放火こそが
ブラック メタルを象徴するものだと定義しています。
しかし、ブラック メタルが為し遂げた爆発的な音楽の成長と
現存する作品群は、そうした事実とは別に評価されるべきでしょう。

Until The Light Takes Usでは
キリスト教や現代文化に対する過激な抗議活動を実行した
彼らの非常に複雑で、誤解されがちな理念と信条を探ります。

彼らの起こした事件は
「ヨーロッパで怒り狂う悪魔主義者」などと扇情的に報道されましたが、
この映画はそうした報道に触発されて制作をスタートしました。

監督のAaron AitesとAudrey Ewell は
このフィルムの撮影のためノルウェーへ住まいを移し、
数年間ブラック メタルのミュージシャンと一緒に暮らしました。
そして彼らと親密な関係を築くにつれ、
その凶暴性はごく表面的なものだということが分かりました。
しかしその表面的な凶暴性は世間の誤解を生み、
その誤解が彼らを過激な実力行使へと向かわせたのです。

彼らは、他の多くの人々が信じているもの(※キリスト教)とは
違う教条から成る世界を信じ、
それを音楽シーンにブラック メタルという名で投じたに過ぎません。
そこに歌われた表現に対する周囲の無理解こそが、
彼らを殺人や放火に追い立てたのです。

本作はこうした事実をあぶり出す、非常に感動的なフィルムです。
↑ ココマデ

…今さらながら、ぼかぁ絶対翻訳家にはなれないね…。

いや、まぁ、それはさておき。
かなり面白そうなドキュメンタリーじゃないですか。
この監督達、
Sam Dunnの“Metal-Headbunger's Journey”には
相当ムカついただろうな(苦笑)。

米国では9月にDVD化されるみたいですが、字幕がないとキツイよなぁ…
と思って ↓ を眺めていると

http://www.myspace.com/blackmetalmovie

日活がこのフィルムを買った、みたいなニュースがありますね。
劇場公開されるのか、はたまたDVD化だけなのか?
日活からはまだ何も発表されていないようですが、こりゃ楽しみだ。
去年のANVILみたいに、LOUD PARKで何かアナウンスでもあれば嬉しいですね。
今のところ、それっぽいバンドはラインナップされていませんけど。
…って、さすがにこういう「リアルな」人達には入国許可が出ないか。
コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

コメント 2

shinmei_t

超みたい!!もし劇場公開だったら一緒にいきませう。
by shinmei_t (2010-09-03 08:39) 

ターこう

> shinmei_t
勿論、いいともさ!
by ターこう (2010-09-03 20:22) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0