なんてぇことをしてくれたんだ! [過去エントリーの訂正・補遺]

-すいません。
最初に謝っちゃいます。今日は悪口文句を垂れます。
8月8日エントリーの補足、というかなんというか…。

ズバリ、アレです、PANTERAの“Cowboys from Hell”、
これのリマスターが余りにナニな出来だったので
頭にキちゃいまして…。

レコードで言うところの、いわゆる「ラウドカッティング効果」を
狙ったんであろうことは理解します。
しかし、これは余りに度が過ぎるでしょ。
シンバルがシーシー耳障りで、オリジナルで聴かれた
バランスの良いリズムセクション低音部が完全に沈んでいる。
バスドラがボスボス鳴ってるだけじゃ
「迫力あるサウンド」とは言えないよぅ。

これ、RHINOのマスタリングエンジニアは一体何考えてんだ?
プロデューサーのTerry Dateは怒っていい。ていうか怒るべきでしょ。
このサウンドはオリジナル盤が意図したものではない、
って宣言して欲しいわ。

…こんなものが20周年記念盤って言われるのはとても悲しいよ、ぼかぁ。

この盤に限らずRHINOの仕事は出来不出来の差が激しくて、
ハズレを引くと本当にガックリ来ます。
TWISTED SISTERの“Stay Hungry”は完全な不良品だったけど、
今回のPANTERAも相当酷いよ。

売り物としての体裁は、2枚のボーナスディスクのお陰で
なんとか体面を保っているってところですかね。
特にDisc-3のデモ集は非常に興味深い内容で、
バンドがフォロワーからオリジネイターへと変貌していく過程が垣間見える
素晴らしいアーカイブと言えるでしょう。
この音源を発掘・リリースしてくれたことについては
素直に感謝したいと思います。

…それだけに。そ れ だ け に!
本編リマスターの駄目さ加減がもう、残念過ぎて涙が出そうだよ。
オリジナルマスターのCDは処分しないで本盤を買い増し、
というのが唯一正しい選択でしょう。
CD棚は嵩張るけどね。

もう!RHINOの馬鹿…。
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