サーモスの中身を熱いお茶にしてみようかと [日々聴く音楽]
んなこと言っても結局1年中氷水なんだけどね。
うひょ、こんなん再発されてたの?ぬぬぬ、ぬかった!
Here We Are / SPHINX / 1981
ジャケットには“Rock made in Italy”と記されていますがその実ドイツ産、
ドイツで“Here We Are”っつったらJANEを思い出す人もいるかと思われますが
こちらはツインキーボードを含む6人編成プログレハードロックバンドの唯一作。
一部の人にはこっち ↓の方がピンと来るかも知れません。
Burning Lights / SPHINX / 1985
しばしば別モノと認識されることもあるようですが
実際はアルバムタイトルと曲順、ジャケットを変更して
MAUSOLEUM RECORDSが出し直したもので中身は“Here We Are”と同じです。
ジャケは圧倒的にこっちの方がカッコイイよな。
僕はこちらの盤で初めて聴きました。
やや古臭い印象でしたが当時は'81年のアルバムだなんて知らなかったし。
今聴くぶんには全然アリだよね。いや、普通に良いですよこれは。
因みにここのギター、Thomas MetzgerのフルネームはThomas Metzger-Newton。
愛称Tommyを使ってTommy Newtonと改称した彼はVICTORYのギタリスト、
そしてHELLOWEENのプロデューサーとして'80年代ドイツメタル史に
大きな足跡を残すことになります。
ついでに“Rock made in Italy”の件ですが
Thomas Metzger以外のメンバーはほぼイタリアンルーツらしく、
アルバム収録曲“I Quell Angolo ”はイタリア語(他は英語)で歌われます。
言語が変わると途端にドタバタしたイタリアンプログレに聴こえるのが面白ところ。
なにしろ、バンドはドイツ出身とされることに抵抗があったのかも知れません。
本作の再発は'21年、ZYX MUSIC傘下のGolden Coreから。
以前からMAUSOLEUM RECORDSのカタログをちょいちょい出しているところでしたが
これを(しかもオリジナル仕様で)出すとは思わなんだのですっかり見逃していました。
いやいやいや、これはナイスな再発ですぞ。
もう1枚、こっちは新しいヤツ。
Foret Noire / PHOG / 2022
うーん、これは…いやなんつうか、笑っちゃうくらいにティピカルですな。
TIGER MOTH TALESを初めて聴いた時と似た感覚。うむ、嫌いじゃないぞぉ。
こちらフランスのPhilippe Ogier(頭のPhとOgを取ってPhOgなんですと)による
独りインストプロジェクト。
'18年から毎年アルバムを出していて、本作が5枚目ということになります。
“Foret Noire”=「黒い森」ってことで、
えー、そりゃドイツ(Schwarzwald)じゃん…なんて思ったのですが、
ちょっと調べてみたらSchwarzwaldってフランスとの国境に接していて
諸々強い影響下にある土地みたいですね。
本作については勿論グリム童話の絡みでありましょうが。
サウンドメイクがやや古めかしく、まぁこれは狙ってそうしているのだろうけど
そんなところも実に、実にCAMELっぽい(あぁ、言うてもうたw)。
かなりのレベルまで突き詰めているのは間違いなく
じゃあその先にナニがアウトプットされるのか?と、
そんなことを考えながら聴いている訳です。
自主盤ということもあって今に至るまで我が国では紹介されていないようですが
これは相当イイですよ。
うひょ、こんなん再発されてたの?ぬぬぬ、ぬかった!
Here We Are / SPHINX / 1981
ジャケットには“Rock made in Italy”と記されていますがその実ドイツ産、
ドイツで“Here We Are”っつったらJANEを思い出す人もいるかと思われますが
こちらはツインキーボードを含む6人編成プログレハードロックバンドの唯一作。
一部の人にはこっち ↓の方がピンと来るかも知れません。
Burning Lights / SPHINX / 1985
しばしば別モノと認識されることもあるようですが
実際はアルバムタイトルと曲順、ジャケットを変更して
MAUSOLEUM RECORDSが出し直したもので中身は“Here We Are”と同じです。
ジャケは圧倒的にこっちの方がカッコイイよな。
僕はこちらの盤で初めて聴きました。
やや古臭い印象でしたが当時は'81年のアルバムだなんて知らなかったし。
今聴くぶんには全然アリだよね。いや、普通に良いですよこれは。
因みにここのギター、Thomas MetzgerのフルネームはThomas Metzger-Newton。
愛称Tommyを使ってTommy Newtonと改称した彼はVICTORYのギタリスト、
そしてHELLOWEENのプロデューサーとして'80年代ドイツメタル史に
大きな足跡を残すことになります。
ついでに“Rock made in Italy”の件ですが
Thomas Metzger以外のメンバーはほぼイタリアンルーツらしく、
アルバム収録曲“I Quell Angolo ”はイタリア語(他は英語)で歌われます。
言語が変わると途端にドタバタしたイタリアンプログレに聴こえるのが面白ところ。
なにしろ、バンドはドイツ出身とされることに抵抗があったのかも知れません。
本作の再発は'21年、ZYX MUSIC傘下のGolden Coreから。
以前からMAUSOLEUM RECORDSのカタログをちょいちょい出しているところでしたが
これを(しかもオリジナル仕様で)出すとは思わなんだのですっかり見逃していました。
いやいやいや、これはナイスな再発ですぞ。
もう1枚、こっちは新しいヤツ。
Foret Noire / PHOG / 2022
うーん、これは…いやなんつうか、笑っちゃうくらいにティピカルですな。
TIGER MOTH TALESを初めて聴いた時と似た感覚。うむ、嫌いじゃないぞぉ。
こちらフランスのPhilippe Ogier(頭のPhとOgを取ってPhOgなんですと)による
独りインストプロジェクト。
'18年から毎年アルバムを出していて、本作が5枚目ということになります。
“Foret Noire”=「黒い森」ってことで、
えー、そりゃドイツ(Schwarzwald)じゃん…なんて思ったのですが、
ちょっと調べてみたらSchwarzwaldってフランスとの国境に接していて
諸々強い影響下にある土地みたいですね。
本作については勿論グリム童話の絡みでありましょうが。
サウンドメイクがやや古めかしく、まぁこれは狙ってそうしているのだろうけど
そんなところも実に、実にCAMELっぽい(あぁ、言うてもうたw)。
かなりのレベルまで突き詰めているのは間違いなく
じゃあその先にナニがアウトプットされるのか?と、
そんなことを考えながら聴いている訳です。
自主盤ということもあって今に至るまで我が国では紹介されていないようですが
これは相当イイですよ。
コメント 0