本当のデトロイトメタルとは！？ [日々聴く音楽]
松山ケンイチで映画化してみたり、束の間物凄い輝きを放ったものの
中身的にはちっともメタルじゃなかった「デトロイトメタルシティ」。
まぁ、余りにバカバカしくて吹き出しちゃうような回もあったけれど、
何故あんなに売れたのか良く分からないマンガでしたね。
－と、またまた意味不明な書き出しでスイマセン。
先日ふと、
デトロイトって言えばやっぱりモータウンって事になるのかしら。
……ん、待てよ？
てぇことはモータウンのカバーを演ってるメタルこそ
真のデトロイトメタルシティなんでねぇの！？
などと思い立ってしまいまして。
いや～、我ながら無茶な思いつきです。
なにしろメタルからは最も遠いジャンルのサウンドだし、
そもそも僕自身がモータウンについて殆ど知らないもんな。
だけどまぁ、思い立ったが吉日ということで我がCD棚を漁ってみたところ
幾つか出て来ましたよ、メタルなのにモータウンをカバーしてるおかしなヤツ等が。
で、折角だからネタとしてここに書いてみようかな、なんて思ったのです。
先ずはTHE RODS（またもや5月19日エントリー参照）。
SUPREMESの“You Keep Me Hangin' On”を演っています。
まぁ、これはどっちかというとVANILLA FUDGEの真似をしただけ
という気もしますし、序の口ということで軽く流します。
続いてスウェーデンのHEXENHAUS。
CANDLEMASSやMERCYFUL FATEの人脈図に絡みまくる器用貧乏ギタリスト、
Mike WeadはこのHEXENHAUSというバンドでデビューしました。
スラッシュメタルには半歩及ばない（メロディの主張が強い）オカルトスピードメタルです。
所属レーベルであるBLACK MARK PRODUCTIONSがリリースしたサンプラー盤、
“Black Mark Tribute”（'97）にEdwin Starrの“War”を収録しています。
なるほど、この曲なら幾らかメタルに馴染みやすい気もします。
…なのに結構ショボイのでガックシ。アレンジがどうにも安いんですよね。
これならFRANKIE GOES TO HOLLYWOODの方が
よっぽど重たい演奏であると言わざるを得ません。
次。
これはメタルなのか？
と問われたら答えに窮するんですが、FAITH NO MORE。
'92年リリースのアルバム、“Angel Dust”で
なんとCOMMODORESの“Easy”を演っています。
選曲的には相当あり得ない1曲ですが、
Lionel Richieばりにしっとり歌うMike Pattonが結構良いんですな。
オリジナル中盤から控え目に入って来るラッパ類が聴こえない以外は
ほぼ原曲そのままと言って良いアレンジで、なんの捻りもありません。
一体何を考えてこの曲を選んだのか…Mike Pattonってやっぱり相当変わってるよね。
他には
アメリカで'80年代に活動したオブスキュアなメタルバンドの
BLACK SHEEPが、やはりSUPREMESの“Stop in the Name of Love”を、
ドイツの跳ねるクロスオーバーバンド（メンバーに皿回しが居たりします）
MORDREDが'89年のデビューアルバムで
Rick Jamesの“Superfreak”をカバーしていました。
と、僕が確認出来たのは大体こんなところですかね。
流石にJACKSON 5やMarvin Gaye辺りは
メタル的にどうしようもなかったって感じでしょうが、
Stievie Wonderなんかは曲によって何とかなりそうな気もして
もうちょっと探してみようかな、なんて思いました。
あ、因みにBLACK SHEEPだけは僕の記憶がデータソースです。
あれ、多分CDになっていないんじゃないかなぁ。
－しかしなんだ。
全般に、あんまり良いカバーはないですねぇ。
なんのてらいも無く歌い込んだFAITH NO MOREが一番良かったりして
やっぱり難しいんだろうなぁ、メタルでモータウン。
…むー。このエントリー、企画倒れだったかな…
と諦めかけていたいたところ、
究極のデトロイトメタルを見つけてしまいました。
オチとしてはどうかと思いますけれども（苦笑）。
中身的にはちっともメタルじゃなかった「デトロイトメタルシティ」。
まぁ、余りにバカバカしくて吹き出しちゃうような回もあったけれど、
何故あんなに売れたのか良く分からないマンガでしたね。
－と、またまた意味不明な書き出しでスイマセン。
先日ふと、
デトロイトって言えばやっぱりモータウンって事になるのかしら。
……ん、待てよ？
てぇことはモータウンのカバーを演ってるメタルこそ
真のデトロイトメタルシティなんでねぇの！？
などと思い立ってしまいまして。
いや～、我ながら無茶な思いつきです。
なにしろメタルからは最も遠いジャンルのサウンドだし、
そもそも僕自身がモータウンについて殆ど知らないもんな。
だけどまぁ、思い立ったが吉日ということで我がCD棚を漁ってみたところ
幾つか出て来ましたよ、メタルなのにモータウンをカバーしてるおかしなヤツ等が。
で、折角だからネタとしてここに書いてみようかな、なんて思ったのです。
先ずはTHE RODS（またもや5月19日エントリー参照）。
SUPREMESの“You Keep Me Hangin' On”を演っています。
まぁ、これはどっちかというとVANILLA FUDGEの真似をしただけ
という気もしますし、序の口ということで軽く流します。
続いてスウェーデンのHEXENHAUS。
CANDLEMASSやMERCYFUL FATEの人脈図に絡みまくる器用貧乏ギタリスト、
Mike WeadはこのHEXENHAUSというバンドでデビューしました。
スラッシュメタルには半歩及ばない（メロディの主張が強い）オカルトスピードメタルです。
所属レーベルであるBLACK MARK PRODUCTIONSがリリースしたサンプラー盤、
“Black Mark Tribute”（'97）にEdwin Starrの“War”を収録しています。
なるほど、この曲なら幾らかメタルに馴染みやすい気もします。
…なのに結構ショボイのでガックシ。アレンジがどうにも安いんですよね。
これならFRANKIE GOES TO HOLLYWOODの方が
よっぽど重たい演奏であると言わざるを得ません。
次。
これはメタルなのか？
と問われたら答えに窮するんですが、FAITH NO MORE。
'92年リリースのアルバム、“Angel Dust”で
なんとCOMMODORESの“Easy”を演っています。
選曲的には相当あり得ない1曲ですが、
Lionel Richieばりにしっとり歌うMike Pattonが結構良いんですな。
オリジナル中盤から控え目に入って来るラッパ類が聴こえない以外は
ほぼ原曲そのままと言って良いアレンジで、なんの捻りもありません。
一体何を考えてこの曲を選んだのか…Mike Pattonってやっぱり相当変わってるよね。
他には
アメリカで'80年代に活動したオブスキュアなメタルバンドの
BLACK SHEEPが、やはりSUPREMESの“Stop in the Name of Love”を、
ドイツの跳ねるクロスオーバーバンド（メンバーに皿回しが居たりします）
MORDREDが'89年のデビューアルバムで
Rick Jamesの“Superfreak”をカバーしていました。
と、僕が確認出来たのは大体こんなところですかね。
流石にJACKSON 5やMarvin Gaye辺りは
メタル的にどうしようもなかったって感じでしょうが、
Stievie Wonderなんかは曲によって何とかなりそうな気もして
もうちょっと探してみようかな、なんて思いました。
あ、因みにBLACK SHEEPだけは僕の記憶がデータソースです。
あれ、多分CDになっていないんじゃないかなぁ。
－しかしなんだ。
全般に、あんまり良いカバーはないですねぇ。
なんのてらいも無く歌い込んだFAITH NO MOREが一番良かったりして
やっぱり難しいんだろうなぁ、メタルでモータウン。
…むー。このエントリー、企画倒れだったかな…
と諦めかけていたいたところ、
究極のデトロイトメタルを見つけてしまいました。
オチとしてはどうかと思いますけれども（苦笑）。
>スラッシュメタルには半歩及ばない（メロディの主張が強い）
目から鱗が落ちた。なるほど！
by bakune (2010-12-06 09:23)
>bakune
ぐは…またもや本題とはズレたところで感心されてもうた（苦笑）。
いや、あざといネタ話はいらん！
という叱咤をいただいたということで、真摯に受け止めますです。
by ターこう (2010-12-06 20:42)