ムーさんはやっぱり凄かった [故人を悼む]

Live at Montreux 2010 / GARY MOORE / 2011
ライヴ・アット・モントルー 2010 【日本語字幕付】 [DVD]

ライヴ・アット・モントルー 2010 【日本語字幕付】 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • メディア: DVD


いやもう、実に素晴らしい。
この映像が残って本当に良かった。
とめどなく色々な事を考えてしまって、どうも上手く作文にまとめられないので
時系列に沿って箇条書きします。読みにくくてすいません。


1.Over the Hills and Far Away
・Niel Carter、つるっパゲ…。
・ムーさんは一時のJimmy Page並に肥えている。
・おおっ、ちゃんとダウンストロークで弾いているぞ!
・リズムがヨタヨタしてないかい?ロックっぽくない感じだな。
・あっ、Niel Carter、小節を見失った(笑)。
・ムーさんはロックを演る時はどうしても右手がパーになるんだな。

2.Thunder Rising
・Niel Carterの高音が苦しい。しかし出ないなりにフェイクしたりしないのは潔し。
・やっぱりちょっとリズムがユルいかしら?
・特にベース、もうちょっと硬めの音が欲しいなぁ。

3.Military Man
・演奏も出音も落ち着いてきた。
頭2曲の流れは外せないとは言え、今演るセットリストとしてはさすがに厳しかったのか?
・軍靴行進(?)イメージのスライドが結構雑。
・そして、クリーンと歪みは見事にヴォリュームだけで弾き別けてしまうのだ。
・あぁ、Phil Lynottのパキっとしたベースで聴きてぇ。
・ムーさんはもうトレモロアームなんて要らないんだな。

4.Days of Heroes
・ん、いい曲だ。Black Rose + Over the Hillsって感じだけど。
・こういう曲のソロで早弾きしないってのは新鮮だなぁ。うん、これでいいと思う。

5.Where are You Now?
・あ、こっちの新曲の方が好き。
・これはブルースと打ち込みを通過しないとでてこない曲だと思う。
・サビ、歌えてるな~。いいメロディだな~。

6.1):So Far Away 2):Empty Rooms
・Empty Roomsホント好きだよね、ムーさん。
・こういう曲では丸いベースサウンドがいい具合にはまる。本当はフレットレスに持ち替えて欲しいけど。

7.Oh Wild One
・この新曲はPhil Lynottの声が聴こえてくるねぇ(幻聴)…。
・これ、Brian Downeyのドラムで聴きたかったなぁ。
・…なんだかScott Gorhamと3度でハモるギターまで聴こえてきたぞ(再び幻聴)。

8.Blood of Emeralds
・ベタではあるけれどちょっと意外な選曲。Niel Carter(共作者)に気を遣ったのかしら?
・やっぱりリズムがもったり気味だ。スネアのキレなさがもどかしい。

9.Out in the Fields
・名曲。で、あるが故にライブで演るのは難しい曲でもあるよなぁ。
・Phil Lynottが居るとか居ないとか、そういうレベルの話じゃなくて。
・「間が持たない感」というかなんというか。

10.Still Got the Blues
・このリズム隊、こっち方面はどハマりだ。凄くいいじゃん。
・歌もギターも悔しいくらい良い
…近年演奏し慣れているという点を差し引いても、この公演のベストだと思う。
・本当に、この人は「Moore式大音声ブルース」というジャンルの発明者だよなぁ。
・コレが聴きたかったのだっ!ってお客さんも多そうだ。

11.Walking by Myself
・いつ聴いても、Jimmy Rogersの欠片もない。歌詞以外は全部違う(笑)。
・そして相変わらず馬鹿みたいに喧しいのだ。
・しかし、この人の場合これでいいのだな、きっと。

12.Johnny Boy
・アコギを持つと途端に弾き方が丁寧になる。素直に凄いと思う。
・…あ、涙が出てきちゃった。

13.Parisienne Walkways
・やっぱり締めはこれか。
・持ち替えはあったものの、全部レスポールで通したなぁ。不満はないけど。
・お、歌入り版だ。
・溜める溜める!こういうの、若い人にはどう聴こえるんだろう?

・あぁ、終わっちゃった…もう1回見ようっと。


てな訳で、まだ4か月ほど残っていますが
'11年後半の新譜映像部門はこれで間違いないです。
他にも結構良いパッケージが出ていますが、多分敵わないです。

Phil Lynottが死んだ後、“Dedication”という曲が出ました。
スタジオデモの断片を編集して、アフターレコーディングで仕上げたトラックです。
願わくば本公演で披露された3曲の新曲についても、
同様のスタイルでなんとかスタジオ版をリリースして貰えないものかと。
Neil Carterがやるべき仕事だと思うんですが、色々難しいのかな?
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