毛布を出しました [買い直し盤]

■最近こういう買い物が多くてイカン

数年前(ちょっと調べてみたら'10年頃のようです)からe.a.r.musicが
SAVATAGEのカタログを整理 / リマスターして順次再々発していましたが、
先日“Strees : A Rock Opera”('91)のNarrated Versionなる代物を
リリースして無事完結したようです。
各曲の間にJon Olivaの語りを差し挟んだということみたいですが
…うーん、それはちょっとやり過ぎでないかい?
とも思います。

DEMONの“The Plague”('83 -6月28日エントリー)と並んで
僕が認めるメタル界隈の傑作「ロックオペラ」である“Streets”ですが、
後からあんまり手を入れるのはどうかと。
作り手側の思い入れってのも分かるんですけどね。

あ、因みにQUEENSRYCHEの“Operation Mindcrime”('88)と
W.A.S.Pの“Crimson Idol”('92)は僕の中では傑作ではないので、
ほんとスミマセン。
※この段落、次回エントリーへの引きになりそうです。

で、その一連の再発盤なんですが、僕、押さえてなかったのです。
基本僕はこのバンドについて、ATLANTICと契約する前の
B級オカルトメタルだった頃の方が好きなので、
要するに“Sirens”('83)と“Dungeons Are Calling”('85)以外は
買い直さなくてもいいや…
と考えていたのです。

-ところが。

Ultimate Box Set / SAVATAGE / 2013
Ultimate Boxset

Ultimate Boxset

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Edel
  • 発売日: 2013/12/17
  • メディア: CD


うぅ、纏め売りかよぉ…これはポチっといかざるを得ないわー。
久し振りに、Zachary Stevensが歌ってるアルバムも
じっくり聴き直してみましょうかねぇ。


■僕、所謂グランジって嫌いじゃなかったよ

MOTHER LOVE BONEから入ってすかさずSUB POPへ辿り着き、
SOUNDGARDENを聴き狂っているうちに
ALICE IN CHAINSとPEARL JAMがデビューした、って感じですか。

同じSUB POPでもL7とかMUDHONEYはあんまり好きじゃなくて、
やっぱり性根がメタルなんですね(笑)。
NIRVANAは…“Bleach”('89)は凄く好きでした。
“Nevermind”('91)以降はてんで駄目だったなぁ。

うん、結局「グランジ」とかって一括りにするけど
個々のバンドの演っていた音楽には結構幅があったんだな。
唯一共通するのは、
こんなのが馬鹿売れする世の中はなにかが間違っていた、
ということくらいですか。

なんでこんなこと書いているのかと言うと、
物凄く久し振りに“Black”とかが聴きたくなって
PEARL JAMの“Ten”('91)を段ボールから引っ張り出して来たのです。
このアルバムは本当に良い曲がたくさん入っていますな。

“Even Flow”は後にシングルカットされた時の再録音版が物凄く好きで、
Jeff Amentのフレットレスベースが最高にカッコイイんだよね。
“Yellow Ledbetter”なんかも聴きたかったので
シングルCDも一緒に何枚か蔵出ししたのですが、
我ながらよくこんなの取っておいたものです。

'09年には本作のリマスター盤も出ていたようですが(知らなかった)、
さすがにそこまでは手が出ません。

思えば“Nevermind”がドカンと当たった時点で、
僕はSOUNDGARDEN以外のこの手のバンドに興味が無くなっちゃった。
本当に、“Badmotorfinger”('91)ってのは凄いアルバムでしたよね。

…我ながら取り留めなさ過ぎ。
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