随分前から芸名に寺西って付かなくなったんですね [日々聴く音楽]
あらゆる楽曲に潜むブギー面を白日の下に晒してしまう我が国唯一の音楽家。
恐らくこんな人は空前絶後でありましょう。
ちっきしょう(笑)。
しかし絵面の馬鹿馬鹿しさに比して出音は異常に凝った作り込みがされていて
案外笑えないというか、本気でカッコイイんですよね。
これはネタ元が怒るんじゃないか?
なんて的外れなことを言う人もいたようですが
こんなの本人は大喜びしたに決まってるじゃん。
だって、こんなに愛情溢れるカバー他にあるのんか?って話ですよ。
“Dream Police”のキーボードフレーズが…とか
そういうのは僕としては割とどうでも良くてですね。
いわゆる昭和のロック御三家について
「てぃーんずぶるーす」と ↑はやるけどCharはやらない、
みたいな拘り(?)の部分が凄く気になる訳です。
多分ね、Charは今も「ロックの大御所」として巷間に認知されていますから
わざわざ取り上げる必要ナシと判断したのでしょう。
ほら、世良公則も原田真二も実に素晴らしいロックでしょう?
という、控え目にして力強い問い掛けですよこれは。
基本、物凄い音楽おたく(敢えて平仮名…前にも書いたっけ?)だと思います。
相当学究的な分析耳の持ち主であると。
こういうタイプの多くは実際の演奏者としては概ね駄目な筈なんですが、
この人はギター奏者としても大変優れているのが
非常に稀有なパターンであると言えましょう。
僕がRollyのロックにキチンと注目したのは'12年のことでした。
↑ に収録されている「マッハバロン」を何かの折に聴いて、
ああ、この人やっぱりちょっとどこかがオカシイんだな、と(笑)。
で、このCDを手に入れて聴いてみたところどの曲の解釈もやたらとイカしていて、
これはホントに参りましたねぇ。
'15年、キングレコードへ移籍してリリースされた
↑ は、これも異常に鋭い選曲とサウンドメイクが秀逸で、
なにしろ僕は沢田研二(をカバーした近田春夫&ハルヲフォン)の次に
MOONDANCERの「アラベスク」
(ピアノは厚見玲衣本人が客演…と、2声パートの歌もそうでしょう)が
流れてきた時点でこの人への忠誠を誓ったのであります。
翌'16年、上掲PVの楽曲を含むアルバム↓ は、これまた激シブな1枚でありまして
前作に引き続いて外道と四人囃子の、それぞれ2曲目を選んで演奏している辺りの
滅茶苦茶な嗜好が堪りませんな。
ただ、選曲に外部の意見を取り入れたという点について僕はちょっとだけ不満です。
そこはもっとエゴイスティックで良かったと思います。
-で、今年は4月にライブ盤が出まして↓
SCORPIONS~UFOと来たのだから次はきっとMSGに違いないと思っていたら
脈絡なく突然Peter Framptonになるという(苦笑)。
この人は、やがて究極的には「ドリフのズンドコ節」に
辿り着かざるを得ないだろうと、僕はそんな風に考えていますが
あの曲がロックとして成立してしまったら
それはそれでちょっとイヤな気もするので、
うーん、どうなんでしょうねぇ。
まぁとりあえず、僕は原田真二の1stアルバム
“Feel Happy”('78-'07年に再発されているようです)を
買うべきか否か?と、かれこれ1年近く悩み続けているのです。
恐らくこんな人は空前絶後でありましょう。
ちっきしょう(笑)。
しかし絵面の馬鹿馬鹿しさに比して出音は異常に凝った作り込みがされていて
案外笑えないというか、本気でカッコイイんですよね。
これはネタ元が怒るんじゃないか?
なんて的外れなことを言う人もいたようですが
こんなの本人は大喜びしたに決まってるじゃん。
だって、こんなに愛情溢れるカバー他にあるのんか?って話ですよ。
“Dream Police”のキーボードフレーズが…とか
そういうのは僕としては割とどうでも良くてですね。
いわゆる昭和のロック御三家について
「てぃーんずぶるーす」と ↑はやるけどCharはやらない、
みたいな拘り(?)の部分が凄く気になる訳です。
多分ね、Charは今も「ロックの大御所」として巷間に認知されていますから
わざわざ取り上げる必要ナシと判断したのでしょう。
ほら、世良公則も原田真二も実に素晴らしいロックでしょう?
という、控え目にして力強い問い掛けですよこれは。
基本、物凄い音楽おたく(敢えて平仮名…前にも書いたっけ?)だと思います。
相当学究的な分析耳の持ち主であると。
こういうタイプの多くは実際の演奏者としては概ね駄目な筈なんですが、
この人はギター奏者としても大変優れているのが
非常に稀有なパターンであると言えましょう。
僕がRollyのロックにキチンと注目したのは'12年のことでした。
↑ に収録されている「マッハバロン」を何かの折に聴いて、
ああ、この人やっぱりちょっとどこかがオカシイんだな、と(笑)。
で、このCDを手に入れて聴いてみたところどの曲の解釈もやたらとイカしていて、
これはホントに参りましたねぇ。
'15年、キングレコードへ移籍してリリースされた
ROLLY’S ROCK CIRCUS~70年代の日本のロックがROLLYに与えた偉大なる影響とその影と光~
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2015/07/08
- メディア: CD
↑ は、これも異常に鋭い選曲とサウンドメイクが秀逸で、
なにしろ僕は沢田研二(をカバーした近田春夫&ハルヲフォン)の次に
MOONDANCERの「アラベスク」
(ピアノは厚見玲衣本人が客演…と、2声パートの歌もそうでしょう)が
流れてきた時点でこの人への忠誠を誓ったのであります。
翌'16年、上掲PVの楽曲を含むアルバム↓ は、これまた激シブな1枚でありまして
ROLLY'S ROCK THEATER ~70年代の日本のロックがROLLYに与えた偉大なる影響とその光と影~
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2016/08/10
- メディア: CD
前作に引き続いて外道と四人囃子の、それぞれ2曲目を選んで演奏している辺りの
滅茶苦茶な嗜好が堪りませんな。
ただ、選曲に外部の意見を取り入れたという点について僕はちょっとだけ不満です。
そこはもっとエゴイスティックで良かったと思います。
-で、今年は4月にライブ盤が出まして↓
【早期購入特典あり】ROLLY COMES ALIVE!(メーカー多売:BONUS DISC付)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2017/04/05
- メディア: CD
SCORPIONS~UFOと来たのだから次はきっとMSGに違いないと思っていたら
脈絡なく突然Peter Framptonになるという(苦笑)。
この人は、やがて究極的には「ドリフのズンドコ節」に
辿り着かざるを得ないだろうと、僕はそんな風に考えていますが
あの曲がロックとして成立してしまったら
それはそれでちょっとイヤな気もするので、
うーん、どうなんでしょうねぇ。
まぁとりあえず、僕は原田真二の1stアルバム
“Feel Happy”('78-'07年に再発されているようです)を
買うべきか否か?と、かれこれ1年近く悩み続けているのです。
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