くしゃみが止まらん [泡沫盤]

あ、いつものように色々説明を飛ばし飛ばし書いているので
今日のエントリーも分かり辛いと思います。ホント、僕は作文が下手糞だ。
悪しからず。



-意外なことに今般の再発が初めてCD化となります。
CASTLE / SanctuaryがNEATのカタログを再発した時に
このタイトルは何故か漏れていたんですね。
うーん、しかしよくこんなの出そうと思ったよね。

Change of Heart / SARACEN / 1984
srcoh.jpg



Great Barrierって…あ、MAC ARTHURの“II”とかARTCANEを出したトコか。
こりゃ相当インチキ臭いアレだなぁ。
でもやっぱり、僕としてはかなり嬉しいリリースです。
だって、SARACENのディスコグラフィがCDで完成しましたよ。



まぁ、なんてお下品な(笑)。
映像、ちょっと栄養の足りていないFreddy Mercuryみたいな見てくれのボーカルは
'03年に本作から19年振りとなる3rdアルバム“Red Sky”をリリースした後
'14年までに3枚のアルバムを発表しており、要するに未だ現役であります。

このバンドの場合1stと2ndで音楽性がガラリと変わってしまったことで
相当数の聴き手が離れてしまった訳ですが
(ご多分に漏れずポップ化することで
下火になったNWOBHMを生き抜こうとしましたが案の定失敗)、
3枚目以降は(やや1st寄りに)両者の間を往来する折衷スタイルを貫いていて
これが実に悪くないのです。
4、5枚目で大作指向を顕わにコンセプトアルバムを続けて出したのは
ちょっとナニでしたが目下の最新作となる“Redemption”('14)は
色々な意味で「丁度いい」具合に落ち着いていて、
これはNWOBHM残党復活組の隠れた名作だと思うのですよ。

本CDについては一応リマスターを謳っていますが残念ながら音量が足りていません。
良くも悪くもオリジナルに無加工な感じは個人的に評価したいところですが。
加えて8曲目収録の“A Face in the Crowd”は次曲の“Hot Love”を含んで
8分弱となっており、それだけならトラックデータのミスということで済みますが
9曲目として改めて“Hot Love”が収録されているという
間抜けっぷりは如何なものでしょう。
詰まりはこのCD、黙って聴いていると“Hot Love”が2連発で流れてしまうのです。
これはちょっと、製品としての怪しさに拍車をかけるエラーですわな。

いやまぁ、それでも本作が気軽に聴けるようになったのは大変に喜ばしいことです。
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