ここのところどうにも不機嫌 [日々聴く音楽]

Ediie Clarkeの訃報に触れて前回エントリーを無理からアップした訳ですが
正直まだ身体が本調子とは言い難く(ふと咳が出る→暫く止まらない)、
CD屋にもちゃんと足を運べていないので碌に書くことが無い今日この頃。
もう新年明けて2週間も経ってるのに…。

で、週末はなんとなくずっとTony Macalpineを
聴いていました(頭2枚+Project Driver)。
整合性のある編曲と説得力のあるメロディ。聴いていて実に楽しい。
その後IMPELLITTERIへ行こうかと思いましたが
いや、それはやっぱりなんか違うわと思い直したりして。
今さらながら、僕はRob Rockの声があんまり好きじゃないみたいです。



Are You Sitting Comfortably? / IQ / 1989
Are You Sitting Comfortably

Are You Sitting Comfortably

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Inside Out Germany
  • 発売日: 1999/05/25
  • メディア: CD


で、何故かIQです。
Paul Menelがボーカルを務めた2枚のうちの、これは後の方です。
先日「MCA期のVOI VODが…」なんて書いた後、
ふと“Angel Rat”('91)を聴きたくなりました。
で、あー、このアルバムはTerry Brownのプロデュースだったよねぇ…
なんて思い出して、その流れで本作に辿り着いたという訳です。

IQとTerry Brownというのはかなり意外な取り合わせでありますが
聴いていて特段の違和感はありません。
大変にナチュラルかつオーソドックスな録音で
当時としてはやや古臭い印象もありましたが
今になってみれば全然、これが普通だよね。

オリジナルはVertigoのサブレーベル、SQUAWK Recordsからのリリースでした。
このSQUAWKを興したのはCliff BurnsteinとPeter Menschであります。
はい、METALLICAのマネージメントでお馴染み、Q Primeの祖となった2人です。
大成功したエージェント業とは違って
レーベルとしては大した実績を上げることは出来ませんでしたな。
-あぁ、そう言えばTony Macalpineの2nd(“Maximum Security”-'87)も
SQUAWKだったっけか。

なんでIQがアメリカのレーベルと契約出来たのかは全くの謎で、
ちょっと興味のあるところではあります。

中身は前作“Nomzamo”('87)の延長上に作られたアルバムであることに
間違いなく、各楽曲はコンパクトにまとめつつも
プログレ、ポンプの由来を隠さないスタイルは実に清々しい。
ほんと、Michael Holmesという名ギタリストの過小評価は
なんとかならんもんでしょうかねぇ。

勿論IQで最初に聴くべきアルバムは他にありますけれども
(やっぱり“The Wake”-'85でしょうかね)、
この辺りのタイトルも大変味わい深いので大切にしていきたいものです。

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