不意にこういうのがどうしても書きたくなるの [泡沫盤]

先日の作文をした後、僕は少しく反省したのです。
ネットで調べたらすぐ情報が出てくるようなヤツじゃ
ここのブログ的にはいまいち駄目なんじゃないかと。
もっとこう、なんか無いのかぇ?っつって
我がCD棚を漁ってみたらこんなん↓ が出てきましたが、
今日はコレいってみましょうか。

Keeper of the Sacred Fire / MEDICINE MEN / 1992
mmkotsf.jpg



さあ、どうだ!?まずそもそも、
僕はなんでこれを買おうと思ったのかがちっとも思い出せません。
どこで買ったのかも全く定かでない。
そして中身について…は意外なことに覚えていて
3曲目の“Shine”という曲がコンパクトなポップチューンとして
良く出来ていたのでそこそこ頻繁に聴いていたのです。
続く4曲目の“Take Me Back”というアコースティックバラードも
割と好きだったなぁ。

全体的にはやや古臭いハードロックを
時代に沿ったサウンドプロダクションで
リバイバルさせたかったんでしょうねぇ。
バンド名からするともっと土着的なアレを想像しがちですが
そういう要素はほぼ感じられず、なんか拍子抜けした記憶があります。
PAUL REVERE & THE RAIDERSの“Indian Reservation”なんて曲を
やっておりますが、これとてネイティブアメリカン「風」なだけで
もしかしてこれは失笑もののカバーなんじゃないの?と。

加えてクレジット周りから分かることはバンドがトリオであること、
ミキシングにPaul Northfieldを起用していること、
そして録音がニューヨークで行われていることくらいです。

で、検索を始めてみたのですが…

本作のリリースはBMG傘下のSAVAGE RECORDSからということで
一応メジャー流通に乗った1枚なのですが
このバンドとアルバムのことは調べてみても殆ど引っ掛かりません。
本当に、どうにもならんくらい出てこない。
メンバーの個人名やらなんやら、色々試みてみたのですがほぼ外れでした。

唯一参考になりそうだったのが何故かChicago Tribuneの紹介記事。
アーカイブには'93年4月22日の日付が入っています。
で、この評が物凄く辛口で厳しいのです。
満点星4つに対して本作が獲得したのは星1つ半。
レコ社はなんでこんなのリリースしちゃったのか?
(意訳)とまで書かれいます。

この評を書いた人も“Shine”だけはイイと言っていますね。
そして“Freeway Runner”という曲は
THE CULTの“Sun King”にそっくりだ、と。
上記“Indian Reservation”については
「馬鹿げたヒット曲の不必要なカバー」と
バッサリ切って捨てられています…ホント、容赦ねぇな(苦笑)。
しかしTHE CULTとの比較はこのバンドの音楽を表すに当たって
かなりいい線を突いていて、
この評者只者ではないぞ、と妙に感心してしまった僕であります。

この記事から判明したのはバンドがモントリオール出身であること。
あぁ、カナダのバンドだったのか。
なるほどPaul Northfieldのクレジットも腑に落ちるなぁ。

-と、そんなところで、以上、お終い。
思ったよりは書けた気もしつつ、
データ面ではあまり役に立ちませんねこりゃ。

僕はこのCD、正体不明のまま今後もたまーに聴くと思います。
だって、そこまで酷くはないと思うのですよ(笑)。
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