分水嶺からの下り坂的アルバム [泡沫盤]
Animal Grace / APRIL WINE / 1984
SAMSONの“Don't Get Mad Get Even”と並んで
レンタルレコード屋メタルコーナーの肥やしとして思い浮かぶアルバム。
いやもう本当に、只の一人も借りていないんじゃないかってくらい
全く人気無かったよなぁ。
まぁなにしろジャケットからして全然メタルじゃないし、
売り文句としてやたらとプッシュされるトリプルギターも
別にそんなにピンと来なかったし。
モンスターズ オブ ロックの初回('80)に出演したことで
我が国でも知名度を上げ
翌'81年のアルバム“The Nature of the Beast”が
キャリアのハイライトとなりました、
…ってことで大体間違いはないと思います。
バンド自体は'69年にカナダで結成されており、
'70年代中後半には単発の中ヒットが幾つかあったようですが
日本での注目度はほぼ皆無であったと思います。
そんな感じでありましたから
僕もこのバンドをリアルタイムでは殆ど聴いていません。
'16年にUMJがCapitol Records期の5タイトルを紙ジャケで再発した時に
初めて買ったものの、最近まで部屋の隅に積んであったという(苦笑)。
-で、ちゃんと聴いてみたらこれが全然良かったですよ、という話です。
ロッケンロールベースのハードロックを基本としつつ
時代に即したサウンドを取り入れてコマーシャルにも耐えうる高品質。
キャッチーな歌メロやコーラスワークも良く練られていて、
いやコレいいバンドじゃん。
しかし我が国のハードロックファンが好んだ様式からは
やはりやや距離があり、当時はなかなか評価が難しかったであろうことも
容易に想像できます。
これを要するにR&R由来、トリプルギター、産業ロックフレーバー
ということで、僕の脳味噌は瞬時にAPRIL WINEをBLUE OYSTER CULTと
紐付けたのであります。特に本作については'80年代のBOCに近く、
うん、そりゃ日本じゃ人気出ないよなぁ。
逆にあの頃のBOCが好物だという方々には
このバンドも堪らなく良い筈です。
※映像、何故か音盤よりピッチが低いです。
ふむ、時代的には同郷Aldo Novaを彷彿とさせる部分もありますね。
プロデューサーは…なんとMike Stoneですか。超売れ線狙いじゃん。
うーむ、こりゃ満を持しての1枚だったんだなぁ。
結果は残念なことになっちゃいましたが。
まぁしかし、僕はこのCD買って良かったです。
実際、この先もちょいちょい聴くと思います。
SAMSONの“Don't Get Mad Get Even”と並んで
レンタルレコード屋メタルコーナーの肥やしとして思い浮かぶアルバム。
いやもう本当に、只の一人も借りていないんじゃないかってくらい
全く人気無かったよなぁ。
まぁなにしろジャケットからして全然メタルじゃないし、
売り文句としてやたらとプッシュされるトリプルギターも
別にそんなにピンと来なかったし。
モンスターズ オブ ロックの初回('80)に出演したことで
我が国でも知名度を上げ
翌'81年のアルバム“The Nature of the Beast”が
キャリアのハイライトとなりました、
…ってことで大体間違いはないと思います。
バンド自体は'69年にカナダで結成されており、
'70年代中後半には単発の中ヒットが幾つかあったようですが
日本での注目度はほぼ皆無であったと思います。
そんな感じでありましたから
僕もこのバンドをリアルタイムでは殆ど聴いていません。
'16年にUMJがCapitol Records期の5タイトルを紙ジャケで再発した時に
初めて買ったものの、最近まで部屋の隅に積んであったという(苦笑)。
-で、ちゃんと聴いてみたらこれが全然良かったですよ、という話です。
ロッケンロールベースのハードロックを基本としつつ
時代に即したサウンドを取り入れてコマーシャルにも耐えうる高品質。
キャッチーな歌メロやコーラスワークも良く練られていて、
いやコレいいバンドじゃん。
しかし我が国のハードロックファンが好んだ様式からは
やはりやや距離があり、当時はなかなか評価が難しかったであろうことも
容易に想像できます。
これを要するにR&R由来、トリプルギター、産業ロックフレーバー
ということで、僕の脳味噌は瞬時にAPRIL WINEをBLUE OYSTER CULTと
紐付けたのであります。特に本作については'80年代のBOCに近く、
うん、そりゃ日本じゃ人気出ないよなぁ。
逆にあの頃のBOCが好物だという方々には
このバンドも堪らなく良い筈です。
※映像、何故か音盤よりピッチが低いです。
ふむ、時代的には同郷Aldo Novaを彷彿とさせる部分もありますね。
プロデューサーは…なんとMike Stoneですか。超売れ線狙いじゃん。
うーむ、こりゃ満を持しての1枚だったんだなぁ。
結果は残念なことになっちゃいましたが。
まぁしかし、僕はこのCD買って良かったです。
実際、この先もちょいちょい聴くと思います。
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