漂泊する日々 [日々聴く音楽]

ここ2カ月ばかり作文ネタが少しくおかしなベクトルに
向かいがちだった自覚はあります。
Alessandro CorvagliaとかAGUSAとか、
普通に良い新譜が出ていますしそういうのも聴いてはいるのですが
如何せん自分で面白いと思える感想が書けませんで。
なので幾らか目先の違うところでもがいてみましたが、
結果あんまり上手くなくてやや落ち込んでおります。
まぁなんだ、誰に気を遣うアレでもないので
好き勝手書くのは変わらないのですけどね。



先日HAIRLESS MONKについて書きましたが
切っ掛けはふとELDERが聴きたくなったからでした。
そう言えばELDERについて書いたことないな、少し書いてみようかな、
なんて思いましてYouTubeをつらつら眺めておりましたら
こんなの(↓)が…



KADAVARとELDERが合体してELDOVARですって。
ズルいよこんなの。だって絶対カッコイイに決まってるもの。
アルバムリリースは12月3日とのことで、これは非常に楽しみです。
フィジカルが日本に入ってくるのは年明けになりそうだから
取り敢えずデジタルDLだな。

-で、ELDERのことは結局書かない、とw



話変われどやっぱりまたおかしなヤツです。

Les Beaux Jours / BARON CRANE / 2021
brncrne.jpg

フランスはパリから、かなり狂暴なパワートリオ。
出音はフュージョン寄りの重量級プログレと言ったところでしょうか。



実にフランス臭い映像はイケ好かない感じでちょっと辟易しますが
曲は大変興味深くて、とにかく攻撃的で押しが強いのだ。
引きの場面においても聴き手はあまり気が抜けず、
基本的に極端な躁状態でアルバム全編を全力で疾走します。
それなりにジャズ、フュージョン色が強いのに
あんまりお洒落じゃないのがまた面白くて、
その辺はやっぱりプログレの遺伝子なんだろうなぁ。

2015年頃から活動しているようでバンドアンサンブルは既にこなれており、
個々の演奏と併せて技巧面でも聴きどころのあるバンドだと思います。



3題目。
そもそもHugh Cornwellが脱けて(げげ、もう30年も前か)以降の
THE STRANGLERSを殆ど聴いていなかったので、
昨年コロナでDave Greenfieldが亡くなっても特に何も書きませんでした。
それより前にJet Blackが病気で演奏出来なくなっていたことは
ニュースで知っていましたから、JJはさぞ辛いだろうなぁ、
なんて思ったりはしましたが。



昨夜You Tubeで突然お勧めに上がってきたので
なんの気なしに聴いてみたのです。
わぁ、こりゃ実にSTRANGLERSらしいなぁ、
という捻りもなんもない当たり前の感想が口を吐き、
我ながら間抜けなもんだと苦笑しちゃいました。
JJのベースは相変わらず凍てつくような鋭さで、
そこにDave Greenfieldの(手癖フレーズっぽい)鍵盤が乗れば
バンドの(サウンド面での)アイデンティティは概ね問題なく成立するのね。

Dave Greenfieldの遺作ということもあり
久々にアルバム買って聴いてみようかなぁ…なんて、
GoogleのAIにまんまとやられてるじゃん、俺。

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