朝エアコン付けようかな、って思ってやっぱまだいいなと思いなおす季節 [新譜]

JAG WIREの“Made in Heaven”('85)再発は
好事家が手に入れてみんなで苦笑いして♪ちゃんちゃん
かと思いきや2次出荷が出回っているみたいで、
一応注意喚起しておきますがアレは新規リマスターとかそういうことを
売りに出来るようなレベルじゃなくて
カセットテープ?と疑われるような劣悪なソースと音量の足りなさ。
全く売り物レベルに達していない代物であります。
CD起こしのブートの方が全然音がいいってのは…ねぇ。
細かい話で言えばオリジナルの曲順弄ってあるのも気に入らないし
アルバムど頭がほんのちょっとだけれど切れてるし、
SINの7"(ボーナス)音源は殆ど聴こえねぇよ!ってくらい音小さいし。



Francis Dunneryが新しいアルバムをデジタルリリースしました。
全41トラックという凶悪なボリュームで最初ちょっとギョっとしますが
合間合間に語りというか寸劇というかそういうのが挟まったりしますし
(なんか娘と喧嘩でもしているみたいな?)
各曲も概ね3~5分程度なのでそんなに身構える必要もありません。

まずは取り敢えずざっと聴いたところの感想になりますが、
自らの過去の総括を終えて新たな創作意欲に火が点いたってところでしょうか。
これ楽曲の完成度が物凄いことになっています。もうね、才気迸るとはこのことかと。
いやー、だってこの人来年還暦だぜ?凄ぇな(嘆息)。
勿論プログレとか、そういうアレで聴く感じではないので
その辺ここのブログ的にどうなの?とも思いつつ、
まぁここ最近はそういう作文も増えてるしな。

アコギとベースを表裏に置いて展開し、そこに添えられる
色鮮やかなキーボードと多重録音のコーラスワークが印象的です。
なのでパッと聴いた感じ物凄くお洒落でポップなのだけれど
ここぞというタイミングで切れ込んでくるエレクトリックギターが
ブルージーな味わいを増したボーカルと相俟って
ちゃんとロックを主張するのが大変素晴らしい。

これは僕、多分傑作だと思う。
少なくとも2021年の重要タイトルであることに間違いナシ。

The Big Purple Castle / FRAMNCIS DUNNERY / 2021
frncsdnry21.jpg

本作のフィジカルリリースについては
Francis Dunneryが自身のYouTubeチャンネルで
“CD or no CD?”というタイトルの動画を上げて語っています。
送り手側の偽らざる本音、ってところでしょうかね。
英語良く分かんないけど。

同じく'17年にデジタルオンリーで出ていた(今まで知らなかった…)
“Whole New World”('11年10月12日作文)のリミックスは
オリジナルから5曲間引かれていますが、これもとても良かったです。

晩秋にFrancis Dunneryってのは、実にイイ感じだよな。



-先日に続いてELDOVARの新しいビデオが公開されております。



期待は高まるばかりです。
しかしSWANSにKristof Hahnなんて人居ったかぇ?
と思ったら'10年再結成後のメンバーだということで、
へぇ、SWANSって再結成したんですね。
あー、僕はノーウェイブはちょっと…って感じの凡人なので
(後にCOP SHOOT COPとかは聴いたけどアレはノーウェイブとはちょっと違うか)
SWANSについては何も書けませんが。

コメント(0) 
共通テーマ:音楽

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。