どうでもいい話とどうでもよくない話 [音楽の周辺]

ごめんなさい、すっごく変な昔話なのですが。
1983年、3rdアルバム“Forged in Fire”のリリースにあわせて初来日したANVIL
(前座はレコードデビュー直後のEARTHSHAKERでした)。
僕これ中野サンプラザへ見に行ったのです…
正確には呼び屋(調べてみたら音楽舎でした)に動員されたの、あまりにも客入りが悪くてw
幾らか払ったのか完全にタダだったのかは思い出せないのですが
公演当日、最初¥2,000-くらいから始まって最後はもう金はいいからとにかく来てくれ
みたいな話だった気がします。

YouTubeにその時の映像(勿論ブート)が上がっているのを見つけてハタと思い出したのです
(さすがに貼りませんがAnvil 83 Tokyoで検索すれば一発です)。
その映像のカメラは2階席にありますが当日2階を使う程お客さんは居なかった筈で
これは関係者が記録用に録ったものなのか、
それともハナからブート商品化を目論んだ輩が2階に潜り込んだのか。
そして更によく見ると分かると思いますが、観客がステージ際にかぶりついています。
我が国の、ホールクラスのコンサートでは普通有り得ないことなのですが
これはバンドが呼び掛けた結果で、もう席とかどうでもいいからみんな前に来ちゃえよ、と。
結構盛り上がっているように見えますが実は客席には殆ど誰もいないんだよね。
なんか僕の記憶ではもっとスカスカだった気がするのですがw

因みにANVILは翌'84年の西武球場(スーパーロック'84)も見ていますが
後年のドキュメンタリー映画で'83年来日が無かったことにされているのはまぁ、
上記のような経験をした僕からすると分からんでもない話なのだ。



diskunionウェブサイトの緊急メンテは70万件の個人情報お漏らし対応だったそうで、
なななな、ななじゅうまん!

事態の発覚から5日も経ってようやく各カスタマーに連絡というのがまず舐めてる感で一杯、
しかも海外からのリーク情報に慌てて追随したっぽいのが非常に情けないですな。
こういうトコはそもそも論としてECやっちゃ駄目だよねぇ。
この際行政機関にみっちり指導して貰うとか、なんかそういうの無いのですかね。
まぁこの辺は他でも散々言われていることですが。

更に言えば各々実店舗の独立性が高いってのは今回のようなケースでは
コーポレートガバナンスの面からしてデメリットが大きいですね。
各店はオンラインショップがしくじったところでコッチは関係ねぇし、と
普通に商売を続けちゃうもんだから
消費者側からすると企業全体として反省している感が薄く見えちゃう。
せめてtwitterでの告知は各店含めた形で一斉に同報するくらいしないと。
本部アカウントがごめんなさいしている一方で
各店アカウントがそれぞれ好き勝手に ○○入荷!お買い得セール中!じゃ駄目でしょ。
最低でも各店個別アカウントにも即時リツイートさせるのは必須だったでしょうに。
…まぁこれもちょっと考えれば分かりそうなことなのですけれども、
考える人が居なかったのかな…。

Yahooニュースのトップにまで踊り出ちゃって、正直あんまりよろしくない状況だと思う僕です。

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