小さな箱も増えれば嵩張る [日々聴く音楽]

しかも不揃いで積んだ時のバランスが悪いのが困りものです。



TVとかで井上陽水の「少年時代」が流れると
頭の中で“Sylvia”が同時に鳴りだしちゃって混乱するのは僕だけですか?
そしてFOCUSってのはどんなに優美なメロディを奏でていても
リズムが入ると途端にガチャガチャした感じになるのは、
アレは一体なんなんでしょうね。
まぁなにしろ独特の味を持ったバンドで、何者にも替え難い魅力があります。

-あ、ここのところ13枚組ボックスを漸次聴いておりまして、改めての感想です。



そしてボックスセットと言えば、ここ最近度々名前を挙げている
Dissonance Productionsがこの秋注目のセットを2つ続けてリリース予定です。
まずは10月末にHOLY TERRORの“Total Terror”、
そして11月末にはVENOMの各国盤“Assault!”をまとめた6枚セットを
出すとのことで、そんなもん両方要るに決まっているじゃないですか。

HOLY TERRORはスタジオ作2枚に加えて
'06年リリースのアーカイブ“El Revengo”をばらしたもの(2CD+DVD)の
5枚組になっているようです。
Keith Deen追悼盤の“Guardians of the Netherworld”が含まれないのは
些か残念ですが、それでも充分魅力的なパッケージだと思います。



とか書いているうちに
Cozy Powellの“The Polydor Years”も届いちゃいました。
別に特段書くこともなかろう、と思っていたら
これが予想以上のリマスター効果で、これは素晴らしいぞ。

SAMSONと同じく(17年05月22日エントリー)
CAROLINEからのリリースで、ボックスの装丁も同様です。
当時あんまり好きじゃなかった“Octopuss”('83)が今聴くと俄然良かったです。
チャイコフスキーどころか劇伴に合わせてドラムを叩く(しかも2曲も)のが
どうにも受け付けなかったのですが、これって実はビッグバンド的なことを
ロックでやろうとしていたのかも知れないなぁ、と独り合点した僕。

“Over the Top”('79)に収録されたボーナスも色々興味深く、
特にMax Middletonメインの“The Loner”(#15-恐らくデモ)は
素晴らしい演奏で僕の耳を惹きつけました。
しかしこれらのトラックについて詳細の分かるクレジットが無く、
これはかなりもどかしいです。

まぁそれでもなおこれは決定版だよね。
頻繁に廉価再発を繰り返した国内盤はなんだったんだ!?ってことになりますが。



…注ぎ足し注ぎ足し、
これだけ書くのにどんだけ日にち掛かってんのよ(自分に怒)。
ついでだから(ボックスではないけれど)CAROLINE繋がりで…

The Witch of Berkeley / A II Z / 1980
The Witch of Berkeley

The Witch of Berkeley

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Imports
  • 発売日: 2017/09/08
  • メディア: CD


'08年国内盤紙ジャケ、'11年Krescendo盤2枚組に続いて3度目の再発ですかね。
Krescendoのヤツは初期出荷盤に不良があってなんかケチ付いた感がありました。
勿論僕も掴まされたんですけどね(苦笑)。
今般再発にはKrescendo盤で追加されたBBCライブ5曲もちゃんと収録されていて、
リマスターも(当然ながら)こっちの方がちゃんとしているので
やっとスッキリしました。とにかくコレを買えば間違いありません。



やっている音楽に直接関係はないけれど
ベースだけRUSH、ってバンドは当時たくさんあったんだろうなぁ。

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