ながら聴きよりはやや集中しています [日々聴く音楽]

ゲームしながらストリート スライダーズ(敢えて片仮名)を聴いています。
なんというか、今なってハリー(敢えて以下略…文字数減ってねぇ)の
歌声にすっかり痺れているのです。
あぁ、僕もこんなトーンで歌えたらロックスターになれたかも、なんて。
JOY POPSとかの8cm.CD3枚が缶々に入ってるヤツ、
アレが実家のどこを捜しても全然見つからなくて
(お母ちゃんが捨てちゃったんだろうなぁ)結構落ち込んでいたら


The SingleS

The SingleS

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
  • 発売日: 2018/04/25
  • メディア: CD


↑ こんなのが出ていてたのであらコレいいじゃない、と。
やたらと収録されている「なんちゃらMix」のバリエーションが
時代柄で、しかしこのバンドにそういうの要らないよなぁ、
なんて思いつつ。



いやいやいや違う違う。今日はこっち ↓

South of Reality / THE CLAYPOOL LENNON DELIRIUM / 2019
サウス・オブ・リアリティ

サウス・オブ・リアリティ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2019/02/22
  • メディア: CD


先日ちょっと書いたTrevor Hornにしてもそうですが、
我が国のプログレファンはこの手のメジャーリリースを
あまりにも看過し過ぎでないかぇ?
いや、これがプログレかどうかはともかく、
結構面白いことをやっているのは確かなんですから。

そもそもLes ClaypoolとSean Lennonという組み合わせからしてもう、
既に奇異この上ないじゃないですか。
Sean Lennonなんて僕、ホンダのCMで
「ちょーどいぃ。」って言ってた印象がほぼ100%なのに(苦笑)。
オールドスクール丸出し、趣味性の高いサイケ/プログレをやろうと
始めたプロジェクトの、本作は2枚目のフルアルバムとなります。

前作もそうでしたが、僕はこれを聴いて
THE DUKES OF STRATOSPHEAR(の“25 O'Clock”)を連想しました。
楽曲、アレンジ、演奏の全てが精緻なんだけれど
いい具合に力が抜けているあの感じ。
DUKESも“Psonic Psunspot”になるとちょっと違ってきちゃうしね、
という感覚を共有できる方には非常に分かりやすい例え(笑)。
うーん、いずれにせよ実に通好みのイイ線突いてますなぁ。
などという偏屈な説明はどうでも良くて、
なにしろこれ聴いてて相当楽しいのよ。

で、プログレの人達には国内盤のおまけカバー4曲ですよ。
これは'17年にリリースされたEPの全曲ですが
「天の支配」、「ボリスのくも野郎」に「CK宮殿」、
そして「サトリ」という実に卑怯な(褒めています)選曲。
殊にSean Lennonが提案し、Les Claypoolがやたらと気に入ったらしい
「サトリ」(Part Iね)は狡い。非常に狡い。
FTBのカバーって上手くいった例が案外少なくて(僕調べ)、
OUTRAGEの“Slowly but Surely”くらい
アレンジ面で突き抜けないと駄目なのかとずっと思っていたら
こんな正攻法で格好良いカバーが出てきちゃってもう、
おじさんはびっくりです。
…いや、正攻法ってのはちょっと違うかな。
多分これベースを3トラックくらい重ねてあって、
ほぼギターの出る幕ナシですからw。

ジャケ絵については好悪ありましょうが(僕はあんまり好きでない)、
もうちょっと話題になっていいアルバムだと思います。



今日のエントリーは一応Sony Music繋がりということで
僕の中ではそれなりの整合性は取れているのであった。

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