再発しないかな、とはちょっと違う [泡沫盤]

どうもここのところのネタは
連想ゲームから重箱の隅を突くパターンが多く、
今日もその類いでござる(ござる?)。

前回作文を書いた後、
CHERRY REDがKILLERに続いてMAUSOLEUMの何を出したら
嬉しいかなぁ…と考えて僕の脳味噌が捻り出したのが



おおっ、コレがあったじゃん!
GMTの“War Games”('91)です。
元々'85年に“One by One”というタイトルの
4曲入り12"EPとしてリリースされたものに
1曲足してCD化したヤツです。
G→Glen,Chris
M→McAuley,Robin
T→Taylor,Phil
ということで、Philthy Animal関連の珍作として
一部ではつとに有名(?)ですね。

  ※20年後には
   Robin Guy、John McCoy、Bernie Tormeの3人が
   同じくGMTを名乗りますが、こちらについてはまた、
   いつか機会があれば。

このGMT、本を正せば
GRAND PRIX('16年8月31日エントリー)の後を継ぐべく
結成されたバンドで初期メンバーには
Michael O'DonoghueとPhil Lanzonが名を連ね、
実際アルバムに収録された全曲が
この2人+Robin McAuleyによって書かれています。
上掲お聴きの通り良く出来た産業ロックで、
何故ここにPhilthy Animalが??という大いなる謎。
もはや真相は闇の中でありますが。

―で、さぁ。
EPレコードのタイトルにもなった
“One by One”という曲はその後、
実にひょんなところで再演されているのです。



あろうことかあの「天国への階段」を産業ロック化して
オールドファンの度肝を抜いたFAR CORPORATION、
その活動終盤('87)に幻の2nd.アルバム“Advantage”の
リーダートラックとしてシングルカットされたのよ。
結局“Advantage”はお蔵入りし、
Robin McAuleyはMichael Schenkerとの活動に
完全移行したのです。
いやしかし、
TOTOの面子を絡めてコレやっちゃうのは卑怯だよなw
こんなのイイに決まってるじゃん。

あー、思い出したのでついでにもう1曲。



GMTの後にソロ名義で出した、これもシングル('86)です。
なんでPAUL & BARRY RYANのカバーなんでしょうね?
当時の話で言えばほぼ同じタイミングで
THE DAMNEDが同曲をやっていて、
そっちの印象が強過ぎてこっちはあんまり…
って感じでした。
いやぁ、そもそも僕は
そんなにRobin McAuleyが好きって訳ではないのだった。



さてー、じゃこれからMICHAEL SCHENKER FESTの
新しいのでも聴きますかねぇ。
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