久々にマック食って胃もたれに年齢を感じる [新譜]

どなたかご存じでしたら教えてください。
先日Doro Pesch(WARLOCK)の初期音源集を聴いたのです。
で、'81年BEAST名義のデモに収録された
〝The Next Could be You”という曲がSTORMWINDの



↑ と完全に同じ曲で(発表はBEASTの方が圧倒的に先ですが)、
調べてみるとこれがSTORMWINDのWolla Bohmによって
書かれた曲であることは間違いなさそうなんだけれど、
しかしそのWolla Bohmが
BEASTに在籍したという情報がどこにも見つからず
WARLOCK周辺との接点が全く分からんのですね。

こういうのって、
スッキリさせないとなーんか気持ち悪いじゃないですか。



…いかんいかん、今日もプログレ方面の話がしたいのだった。

The Witches of Finnmark III / ANDERS BUAAS / 2019
Witches Of Finnmark III

Witches Of Finnmark III

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Apollon Records
  • 発売日: 2019/11/15
  • メディア: CD

IIIってくらいだからIとIIもあんのか?って
調べてみたらちゃんとありました。
それぞれ'17年と'18年に出ているようで、
うーん、そりゃ是非要るなぁ、と思うくらい優れた音楽です。
プロフィールによるとAnders Buaasは
ノルウェー南西部ヴェストフォル県のラルヴィク出身。
ローカルキャリアを積んだ後Paul Di'Annoや
Tim Ripper Owensのツアーギタリストを長く務めたそうで、
えーと、それはプログレなのかぇ?という疑問は
至極ごもっともでございます。



本編7分からの抜粋ではありますが、
少なくともこれはメタルではない(…と思う)。

アルバムタイトルの通り
フィンマルク(ノルウェー北部の県)で
16~17世紀に行われた魔女裁判を題材に採った楽曲群は
弦楽器をメインとしたインストゥルメンタル。
牧歌的でありながら適度に重く、
やや枯れた抒情味をもって聴き手の耳を刺激します。
これがさぁ、凄くイイんだよねぇ。
僕はここのところインストと言えば
フュージョンっぽいのばかり聴いていたので
この手のヤツが余計に新鮮で、
絶妙に刺さっちゃったというのもありますが。

なにしろこの人は大変ギターが巧いのよ。やや控え目ながら
ピロピロな早弾きフレーズにも全然余裕があるし
ほんのりいなたいブルース風味もさり気なく混ぜ込んでくる。
音色についても今時の歪みサウンドから
クリーントーンまで必要に応じて柔軟に使い分け、
まぁとても器用なギタリストという印象です。

NINE SKIESの2nd(2枚組コンセプトアルバム、大作。)が
ちょっと合わなくて、
作文をどうしようかと悩んでいたのですが
俄然本作が僕の耳を惹いたもので。
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