久し振り(?)にいつもの感じ [日々聴く音楽]
不定期的にYouTubeのおすすめにあがってくる
外人の「はじめて○○聴いてみた」。
昨夜は何故かLYNYRD SKYNYRDの“Free Bird”で、
あぁ、どうせ若造共が曲の背景も分からず「染みる顔」して聴くんだろ、
と、老害の嫌味丸出しで映像を見た訳です。
…なんだよこいつ等もバンド名ちゃんと読めないんじゃん。
「りーにゃーどすきにゃーど」だの「らいないどすかいないど」だの、
自分が小僧だった頃と同じで急に親近感が湧いたりしてw
で、なんだか僕もLYNYRD SKYNYRDを聴きたくなっちゃって
Second Helping / LYNYRD SKYNYRD / 1974
しかしアルバムとしては1stではなくて
断然こっちってことになっちゃいますねぇ。
しかも僕的キラーチューンは“Sweet Home Alabama”でも
“Swamp Music”でもなく、
ベトナム戦争に敗北し、それと同時にヒッピームーブメントが
急速に萎んだ後のアメリカにおいて
今更針とスプーンって感じでもないだろ、
クスリなんかとっととやめちまえ
と歌うこの曲の、シニカル且つ切実な姿勢に痺れるのだ。
同年録音され翌年リリースの3rdアルバムに収録された
“Saturday Night Special”では明確に銃社会を批判していますし、
およそサザンロックのイメージとはかけ離れた主張をしているのが
非常に興味深いバンドですよね。
'97年のハリウッド映画「コン・エアー」で
“Sweet Home Alabama”が大変効果的に使われたのも今は昔の話で、
当時もほぼスルーされましたが
やっぱり日本でサザンロックは難しいのでしょうねぇ。
Widok z gory najwyzszej Live 1980 / EXODUS / 2024
突如としてリリースされたEXODUSのライブ。
あ、ここのブログで話題になるのは専らポーランドのEXODUSですが
アメリカの突貫EXODUSも勿論好きですよ僕は。
書くことがあんまり思い浮かばないので書かないだけで。
'80年のライブということで
当時アルバムは1枚しか出ていなかったのに2枚組って
何をそんなにやる曲があるのか?と思いましたが
シングル曲だの未発表曲に加えて
各員がソロを結構長々やっていて正直ちょっとダレる部分もありつつ。
だって“Smoke on the Water”のイントロやっちゃうんだもん。
えぇ~、中学生かよってw
しかし各インストゥルメンタルの演奏は大変こなれていて
長尺曲も易々と破綻なくやり切る力量はさすがです。
そして(後加工は勿論あるのでしょうが)
客が大層盛り上がっている様子を捉えているのがいいんだよね。
反共民主化の波が大きなうねりとなっていく、
まさにそのタイミングで大衆音楽としてのロックが大受けするというのは
ちょっと象徴的な感じがするものですから。
そりゃあ“Smoke on the Water”弾きたくもなるわなw
いや、なんぼなんでもソロは貼りませんよ。
EASTの“Csepel Felett az eg...”の時ももそうでしたが、
東欧プログレの('80年代初頭の)ライブ盤には
なんとなく肩入れしたくなってしまう僕なのです。
外人の「はじめて○○聴いてみた」。
昨夜は何故かLYNYRD SKYNYRDの“Free Bird”で、
あぁ、どうせ若造共が曲の背景も分からず「染みる顔」して聴くんだろ、
と、老害の嫌味丸出しで映像を見た訳です。
…なんだよこいつ等もバンド名ちゃんと読めないんじゃん。
「りーにゃーどすきにゃーど」だの「らいないどすかいないど」だの、
自分が小僧だった頃と同じで急に親近感が湧いたりしてw
で、なんだか僕もLYNYRD SKYNYRDを聴きたくなっちゃって
Second Helping / LYNYRD SKYNYRD / 1974
しかしアルバムとしては1stではなくて
断然こっちってことになっちゃいますねぇ。
しかも僕的キラーチューンは“Sweet Home Alabama”でも
“Swamp Music”でもなく、
ベトナム戦争に敗北し、それと同時にヒッピームーブメントが
急速に萎んだ後のアメリカにおいて
今更針とスプーンって感じでもないだろ、
クスリなんかとっととやめちまえ
と歌うこの曲の、シニカル且つ切実な姿勢に痺れるのだ。
同年録音され翌年リリースの3rdアルバムに収録された
“Saturday Night Special”では明確に銃社会を批判していますし、
およそサザンロックのイメージとはかけ離れた主張をしているのが
非常に興味深いバンドですよね。
'97年のハリウッド映画「コン・エアー」で
“Sweet Home Alabama”が大変効果的に使われたのも今は昔の話で、
当時もほぼスルーされましたが
やっぱり日本でサザンロックは難しいのでしょうねぇ。
Widok z gory najwyzszej Live 1980 / EXODUS / 2024
突如としてリリースされたEXODUSのライブ。
あ、ここのブログで話題になるのは専らポーランドのEXODUSですが
アメリカの突貫EXODUSも勿論好きですよ僕は。
書くことがあんまり思い浮かばないので書かないだけで。
'80年のライブということで
当時アルバムは1枚しか出ていなかったのに2枚組って
何をそんなにやる曲があるのか?と思いましたが
シングル曲だの未発表曲に加えて
各員がソロを結構長々やっていて正直ちょっとダレる部分もありつつ。
だって“Smoke on the Water”のイントロやっちゃうんだもん。
えぇ~、中学生かよってw
しかし各インストゥルメンタルの演奏は大変こなれていて
長尺曲も易々と破綻なくやり切る力量はさすがです。
そして(後加工は勿論あるのでしょうが)
客が大層盛り上がっている様子を捉えているのがいいんだよね。
反共民主化の波が大きなうねりとなっていく、
まさにそのタイミングで大衆音楽としてのロックが大受けするというのは
ちょっと象徴的な感じがするものですから。
そりゃあ“Smoke on the Water”弾きたくもなるわなw
いや、なんぼなんでもソロは貼りませんよ。
EASTの“Csepel Felett az eg...”の時ももそうでしたが、
東欧プログレの('80年代初頭の)ライブ盤には
なんとなく肩入れしたくなってしまう僕なのです。