長い雑談に加えて [シリーズ作文]
昔、僕がCHERRY RED RECORDSって言われてパッと思い浮かぶのなんて
これくらいのもので、なにしろ僕にとっては縁遠いレコ社だった訳です。
…んー、なんで俺ぁTracy Thornなんて知ってるんだろう?
因みに上掲曲については後にTHE ROOSTERZもカバーしていて
僕はそっちのがかなり好きです。
しかし今やCHERRY REDは幾つものレーベルを傘下に収め
各ジャンルの再発屋として一大勢力を誇る大手と化しています。
LEMON RECORDINGSは割と横断的な取り扱いだったもののそこから細分化が進み、
ここのブログでもお馴染みのESOTERIC RECORDINGS(プログレ)や
HNE(HEAR NO EVIL RECORDINGS-メタル)が
僕好みの(或いは僕好みでない)再発を行っています。
'21年にDISSONANCE PRODUCTIONを吸収したことでメタル関連がHNEと並立、
加えて未だにちょこちょこLEMON RECORDINGSが絡んできたりもするので
(TKOの5枚箱が6月にLEMONから出るってさ)、それ等を合わせると
相当な数のタイトルが五月雨式にリリースされているのだ。
僕の可処分所得がそこそこCHERRY RED RECORDSに吸われるようになるなんて
昔は考えもしませんでしたねぇ。
これ要るかなぁ(自問)?…やっぱ要るな(自答)。
それとさぁ、ESOTERICが初期PALLAS7枚箱を出すってアナウンスもあってさぁ…
そんなの一応一通り中身を確認しなきゃ気が済まないじゃないか。
で、上記からは全く無関係の
シリーズ作文 盤無き好作 その7
The Exit / EXIT / 2024
スウェーデンから、リズムセクションに2ギター+キーボードの5人組。
これは…ジャジーなモダンポップ風味のプログレ、って感じでしょうか。
大衆音楽として前衛とはハッキリ一線を隔しているところに
バンドの譲れないアイデンティティを感じます。
そしてあんまりカンタベリーっぽくないのが特徴ですかね。
路上ライブの映像なんかを見た感じ随分若いバンドのようですから
もしかしたらカンタベリーを通っていないのかも知れません。
逆にふとした瞬間北欧らしいドリーミーなメロディが出てくるのが新鮮です。
アンサンブルを引っ張るのは基本的にリズムセクションで
上モノは(リードギターが結構頑張るものの)全般にやや控え目。
これは若いバンドにありがちな個々の技量の差によるものだと思われます。
この先リードギターとキーボードがもっと演奏者としてのエゴを押し出してきたら
また違った面白さがありそうで、この点次以降に期待したいところです。
そういう意味では各メンバーが管楽器を兼務するより
メイン楽器でいかにアレンジするかを突き詰めていく方がいいのではないかと、
老婆心ながらそんな風に思ったりもします。
これくらいのもので、なにしろ僕にとっては縁遠いレコ社だった訳です。
…んー、なんで俺ぁTracy Thornなんて知ってるんだろう?
因みに上掲曲については後にTHE ROOSTERZもカバーしていて
僕はそっちのがかなり好きです。
しかし今やCHERRY REDは幾つものレーベルを傘下に収め
各ジャンルの再発屋として一大勢力を誇る大手と化しています。
LEMON RECORDINGSは割と横断的な取り扱いだったもののそこから細分化が進み、
ここのブログでもお馴染みのESOTERIC RECORDINGS(プログレ)や
HNE(HEAR NO EVIL RECORDINGS-メタル)が
僕好みの(或いは僕好みでない)再発を行っています。
'21年にDISSONANCE PRODUCTIONを吸収したことでメタル関連がHNEと並立、
加えて未だにちょこちょこLEMON RECORDINGSが絡んできたりもするので
(TKOの5枚箱が6月にLEMONから出るってさ)、それ等を合わせると
相当な数のタイトルが五月雨式にリリースされているのだ。
僕の可処分所得がそこそこCHERRY RED RECORDSに吸われるようになるなんて
昔は考えもしませんでしたねぇ。
これ要るかなぁ(自問)?…やっぱ要るな(自答)。
それとさぁ、ESOTERICが初期PALLAS7枚箱を出すってアナウンスもあってさぁ…
そんなの一応一通り中身を確認しなきゃ気が済まないじゃないか。
で、上記からは全く無関係の
シリーズ作文 盤無き好作 その7
The Exit / EXIT / 2024
スウェーデンから、リズムセクションに2ギター+キーボードの5人組。
これは…ジャジーなモダンポップ風味のプログレ、って感じでしょうか。
大衆音楽として前衛とはハッキリ一線を隔しているところに
バンドの譲れないアイデンティティを感じます。
そしてあんまりカンタベリーっぽくないのが特徴ですかね。
路上ライブの映像なんかを見た感じ随分若いバンドのようですから
もしかしたらカンタベリーを通っていないのかも知れません。
逆にふとした瞬間北欧らしいドリーミーなメロディが出てくるのが新鮮です。
アンサンブルを引っ張るのは基本的にリズムセクションで
上モノは(リードギターが結構頑張るものの)全般にやや控え目。
これは若いバンドにありがちな個々の技量の差によるものだと思われます。
この先リードギターとキーボードがもっと演奏者としてのエゴを押し出してきたら
また違った面白さがありそうで、この点次以降に期待したいところです。
そういう意味では各メンバーが管楽器を兼務するより
メイン楽器でいかにアレンジするかを突き詰めていく方がいいのではないかと、
老婆心ながらそんな風に思ったりもします。