良いのが2枚(新譜とコンピ) [新譜]
Colours Out of Space / PIXIE NINJA / 2020
ぐえぇ!これまた大変に素晴らしい1枚ががが。
北欧ノルウェーで2人のミュージシャン
(Jostein HaugenとMarius Leiranes)がスタートさせ、
最初のアルバム〝Ultrasound”('17)の録音時以降は
4人編成のバンド形態で活動しているようです。
で、本作は新しく出た2枚目ということですな。
全編インストゥルメンタル。
サウンドのテクスチャーは実にオールドスクールですが
あまり古臭い感じがしないのはちょっと不思議。
凶暴なリズムセクションは超重量級(あ、やっぱりMattias Olssonだw)、
加えて弦楽器もがっつり歪みますが
これまたメタルっぽい雰囲気は薄く、
何かって言われたらそりゃ紛うかたなきプログレでしょうこれは。
アルバムタイトル
(ちゃんと「カラー」の綴りに〝u”を付ける辺りの拘りよね)は
勿論H.P.Lovecraftの短編から採られたもので、
しかし今どきの若い人達はLovecraftなんて読むのかしらねぇ。
んー、これ↑じゃ短か過ぎて分かんねぇな。
GOBLINスタイル(サントラ風味)とも少しだけ趣の違う
我の強いアウトプットは一体何に例えれば良いものか…
すみません、ちょっと僕の引き出しからは出てきません。
ただなんというか、ベタな抒情味(無い訳ではないのです)を
意図的になるべく表出させまいとする楽曲群はなかなか禁欲的で、
それこそがある種の「色即是空」(Colours Out of Space)
なのではないかと、えーコレちょっとうまいこと言ってやったぞ的な?
※因みに上掲はアルバム2曲目
〝Leng Plateau”(当然これもLovecraftです)の中間部から。
全5曲、約44分に渡って怒濤の如く繰り広げられるオカルト地獄絵(音)巻。
そんなのさぁ、僕は大好きに決まってるじゃん。
まぁしかしアレだよね。
ノルウェーと言えば今やブラックメタルの国って印象よりも
ユーロプログレのメッカというイメージの方が
圧倒的に強くなっちゃいましたよね。
…前回作文したSONS OF ANGELSはその両方に掠りもしませんが(笑)。
うん、そんなことより遡って1stアルバムを聴かなきゃだわぇ。
Roman Odojに続いて、これも今年の優れた収穫であります。
Rated PG / Peter Gabriel
Phil Collinsに続いてこの人もキャリア総括を始めたのかなぁ、
という一抹の寂しさはありつつ
何故今までこういうのが出ていなかったのだ!?
と言わずにはおれない映画主題歌/挿入歌集。
僕の好きな類のタイトルはあんまり含まれていないのですが
「ベイブ/都会へ行く」('98)は(その前作と併せて)
家族が大好きなのでDVDで何度も見ました。
へぇ、こんなところで歌ってたのか、って感心したんだよね。
その〝That'll Do”はRandy Newmanの書いた曲で
アカデミーのベストオリジナルソング賞にノミネートされています。
一方「ナチュラル・ボーン・キラーズ」('94)については
バッチリ映画館で見ているにも拘わらず全然覚えてなくて
えー、ホントにピーガブ歌っていたっけ?
と、これ(〝Taboo”)はNusrat Fateh Ali Khanとの共演で
Peter Gabrielは歌っていませんでした。
いやー、僕の記憶違いじゃなくてホッとしましたよ。
なにしろあの映画で流れた曲と言えばNINとかLARDとか、
そんなのしか覚えてねぇもの。
と、まぁそんなこんな
聴き手がそれぞれの映画体験を思い出しつつ楽しんだり出来るので
とても良いんじゃないかと思います。
むー、なんだかちゃんと書けていない気がする。
ぐえぇ!これまた大変に素晴らしい1枚ががが。
北欧ノルウェーで2人のミュージシャン
(Jostein HaugenとMarius Leiranes)がスタートさせ、
最初のアルバム〝Ultrasound”('17)の録音時以降は
4人編成のバンド形態で活動しているようです。
で、本作は新しく出た2枚目ということですな。
全編インストゥルメンタル。
サウンドのテクスチャーは実にオールドスクールですが
あまり古臭い感じがしないのはちょっと不思議。
凶暴なリズムセクションは超重量級(あ、やっぱりMattias Olssonだw)、
加えて弦楽器もがっつり歪みますが
これまたメタルっぽい雰囲気は薄く、
何かって言われたらそりゃ紛うかたなきプログレでしょうこれは。
アルバムタイトル
(ちゃんと「カラー」の綴りに〝u”を付ける辺りの拘りよね)は
勿論H.P.Lovecraftの短編から採られたもので、
しかし今どきの若い人達はLovecraftなんて読むのかしらねぇ。
んー、これ↑じゃ短か過ぎて分かんねぇな。
GOBLINスタイル(サントラ風味)とも少しだけ趣の違う
我の強いアウトプットは一体何に例えれば良いものか…
すみません、ちょっと僕の引き出しからは出てきません。
ただなんというか、ベタな抒情味(無い訳ではないのです)を
意図的になるべく表出させまいとする楽曲群はなかなか禁欲的で、
それこそがある種の「色即是空」(Colours Out of Space)
なのではないかと、えーコレちょっとうまいこと言ってやったぞ的な?
※因みに上掲はアルバム2曲目
〝Leng Plateau”(当然これもLovecraftです)の中間部から。
全5曲、約44分に渡って怒濤の如く繰り広げられるオカルト地獄絵(音)巻。
そんなのさぁ、僕は大好きに決まってるじゃん。
まぁしかしアレだよね。
ノルウェーと言えば今やブラックメタルの国って印象よりも
ユーロプログレのメッカというイメージの方が
圧倒的に強くなっちゃいましたよね。
…前回作文したSONS OF ANGELSはその両方に掠りもしませんが(笑)。
うん、そんなことより遡って1stアルバムを聴かなきゃだわぇ。
Roman Odojに続いて、これも今年の優れた収穫であります。
Rated PG / Peter Gabriel
Phil Collinsに続いてこの人もキャリア総括を始めたのかなぁ、
という一抹の寂しさはありつつ
何故今までこういうのが出ていなかったのだ!?
と言わずにはおれない映画主題歌/挿入歌集。
僕の好きな類のタイトルはあんまり含まれていないのですが
「ベイブ/都会へ行く」('98)は(その前作と併せて)
家族が大好きなのでDVDで何度も見ました。
へぇ、こんなところで歌ってたのか、って感心したんだよね。
その〝That'll Do”はRandy Newmanの書いた曲で
アカデミーのベストオリジナルソング賞にノミネートされています。
一方「ナチュラル・ボーン・キラーズ」('94)については
バッチリ映画館で見ているにも拘わらず全然覚えてなくて
えー、ホントにピーガブ歌っていたっけ?
と、これ(〝Taboo”)はNusrat Fateh Ali Khanとの共演で
Peter Gabrielは歌っていませんでした。
いやー、僕の記憶違いじゃなくてホッとしましたよ。
なにしろあの映画で流れた曲と言えばNINとかLARDとか、
そんなのしか覚えてねぇもの。
と、まぁそんなこんな
聴き手がそれぞれの映画体験を思い出しつつ楽しんだり出来るので
とても良いんじゃないかと思います。
むー、なんだかちゃんと書けていない気がする。
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