押し詰まってきた [日々聴く音楽]

いやぁ、正直今年は全く実感ありませんが。
カレンダーの日付を見れば確かにもう終わりだよな、って。



Italian Songbook / LUCA AQUINO / 2019
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今年はジャズを2枚買いまして、そのうちの1枚がこれ。
僕如きがどうこう言うアレではないのでナニなのですが(?)、
Ennio Morricone(〝Deborah's Theme”)で幕を開け
Nino Rota(〝La strada”)で終わるアルバム、と言えば
タイトルと併せて概ねお分かりいただけるかと。

僕は



これが聴きたくて買ったのです。
Fabrizio De Andre、'66年のヒット曲。
他にもLucio DallaやLuigi Tenco等、
カンタウトーレの名曲が採り上げられていてなかなか素敵なのだ。

本アルバム中Chet Bakerだけがイタリア由来でなく、
やっぱりトランペット奏者としての憧れが…
なんて思いつつ調べてみたら
本作収録の〝So che ti perdero”という曲、
元はローマで録音されていて
しかもChet Baker自身が伊語で歌ったのだと。
へぇぇ、そうなんだぁってなもんで、
普段聴かないジャンルのヤツは知らないことばかりで
これはこれで楽しいものですね。



しかし流石に1年の終わりを門外で締める訳にもいくまい。

Cut The Tongue / JULIUS PROJECT/ 2020
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むむむ!いやこれとても素晴らしいのではないでしょうか。
Giuseppe Chiriattiという作曲家/鍵盤奏者が
かつて焦がれた'70年代のプログレを体現すべく
完成させたのが本作だそうで、
JUMBOや再編成MAXOPHONEのメンバーが演奏に加わり
大変完成度の高いシンフォニックロックを聴かせます。



今年この手は
SUBMARINE SILENCE(11月30日エントリー)に
止めを刺されたと思っていましたが、
本作がふいに現れてひょいと隣に並んだ感じです。
うーん、誠に恐るべきはイタリア人のプログレ愛。

今年はこの辺のアルバムを聴きながら年越しかなぁ。
まぁ気が変わってメタル聴いてるかも知れんけどな。
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