ちょっと早いですが [音楽の周辺]



Rick Parfittの元気な姿は嬉しくも悲しい。
ちゃんとシャッフル、紛うかたなきブギー。
そしてご陽気な華やかさの中に潜む哀愁はどうしようもなくブリティッシュロック。
僕はここ数年STATUS QUOを少しづつ聴いているのだけれど、
若い頃は全然分からなかったですよね、この良さは。
金太郎飴の凄味ってやつです。



いつものように当ブログと僕自身の2022年について振り返っておきます。

今年はその時のやる気があからさまに作文の中身や量に表出しちゃうという
大きな問題が顕在化しました(以前は誤魔化していたつもりなのだw)。
まぁ無理から書くようなものでもないし
やっぱりtwitterの140文字では物足りないので
blogというスタイルは僕にとって未だにちょうどいいサイズなのですが。
そしてこのムラっ気は元々の気質だから今さらどうしようもねぇし。

今年のひとつの傾向として、これは!っつって好んで聴いた新しいアルバムが
実はちょっと前のリリースだったというのがありました。
NOTTURNO CONCERTANTE然り、MEER然り。
この2作はマジで、糞ほど良かったよねぇ。
今年出たヤツもいいアルバムは多かったとは思いつつ
ELDERの新譜が無かったら…と考えるとちょっとヤバかった気もします。

お題としてはメタルの割合が少し多かったかも知れません。
いや、そうでもないのかな?ちゃんと数えてないのでアレですが。
去年と比べてジャズロックやアヴァン方面が少なかったのは多分間違いなくて、
そこはなんか、耳がそっちに向かなかったんでしょうね。

それからレコード盤の取り込みという新たな作業が発生しました。
実家のレコード棚から未CD化のヤツ限定で始めた筈が…
まぁ今のところ被害(?)はそこまで拡大していないものの
予断は全く許さない状況(苦笑)。
更にはカセットテープからのデジタル化も?いや、それはまぁ、ねぇ。
結局、音楽を聴くに当たってそのメディアに縛られるのが
すっかり馬鹿馬鹿しくなっちゃったんですね。
ジャケットがどうしたとかライナーがこうしたとかいうのも分かるんだけどさ、
どの道この先、例えば老人ホームに膨大なコレクションを全て持ち込むことなんざ
到底叶わない訳ですから今のうちにせっせとデジタル化して
物理サイズをコンパクトにしておかなきゃ仕方ない。
僕にとって一番の恐怖は「自分の好きな音楽が聴けなくなること」なんだもの。
いい加減ボケちゃって自分が何を聴いているのか分からなくなったとしても、
それでも一日中音楽を流しっ放しで過ごしたいのですよ僕は。

周辺の話題としてはやはりdisk UNIONの個人情報お漏らし事件ですか。
もう、なんかすっかり普通にオンライン営業していますが
どこかでいっぺん総括しとけよ、とは思いますよねぇ。
それからお詫びとしてプレミアムキャンペーンのDUポイントをメンバーズ会員全員に
1ポイントくらい付与しても罰は当たらんのと違うか?とも思います。
今やノベルティの交換ポイント数が物凄く厳しくなっちゃってるので
1ポイント貰ったところで…ってのはありますが、
コレ裏を返せばdisk UNION側は大きく損せずに
カスタマーの心証を良くすることが出来るという一石二鳥なんだよね。
…まぁ、もうどうでもいいけど。
一方で僕は実店舗にもぼちぼち出向くようになり今年はUNION各店にも行きました。
レコード絡みで今まで用の無かった店舗も覗くようになったのは
今年の小さなトピックであります。

少しづつ外で人と会う機会も増え、
家族以外の人と飲んだり食べたりしてその楽しさに改めて気づいたりしつつ
それでもやっぱり幾らかの緊張感がどこかでちらりと顔を出すという、
なんか元のような感じに戻るにはまだ暫く時間が掛かるんだろうなぁ。



-なんてことで今年も暮れていきます。



僕をNOTTURNO CONCERTANTEに再び注目(耳)させた1曲。
5月16日に作文したオムニバス盤より、何度聴いても膚が泡立つ素晴らしいカバー。
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