タイトルまるで思いつかず [日々聴く音楽]

先日PENTAGRAMのことを書いたばかりなので
トルコの地震が随分気掛かりです。
不勉強で恥ずかしいのですがあの辺って断層が一杯あるんですね。
政情に不安を抱える国への募金ってなんか一瞬躊躇しちゃうけれど、
この際そんなことぐずぐず考えてもしょうがないよな。
そしてシリア。こっちは内戦の混乱に加えての災害だもんな。
なんつーか、なんともならないこのやるせなさよ。



という心配から話を変えてまずは新譜をひとつ。

Murmurations / EYELESS OWL / 2023
eelsol2.jpg

う゛~ん…いやこれはかなり刺激的なアルバムですぞ。
アメリカ産、2人のマルチミュージシャン(上物寄りのQuinn Coniguliaroと
土台寄りのBen Coniguliaro…まぁ血縁だよね)に
多数の客演を迎えてアウトプットするのは
カンタベリーテイストが芬々と漂う
ゴリゴリのインストゥルメンタルジャズロック。

そこここに散りばめられたシニカルな諧謔性と典雅なチェンバーアレンジは
これほんとにアメリカ人がやってんの?と疑いたくなるほどの英国風味。
そもそもバンド名からしてあんまりアメリカっぽくないもんな。



僕の一番は ↓



曲前半の暴力性は確かに今どきの、って感じもするのですが
後半ガラリと様相一変するのがゾクゾクと震えるほどにカッコイイ。

因みにこれは2作目です。
前作は4リズムベースのバンド編成でもう少しフュージョン寄り。
全然聴けるし悪くないのですが
本作のインパクトと較べるとどうしても聴き劣りしちゃうかなぁ。
こちらまさに大化けだと思います。

今回(限定ながら)初めてフィジカル(CD)を作ったようで
今月下旬にシッピング予定とのこと。
国内専門店がどこか取り扱ってくれたらいいな、なんて思います。
間違いなく新進気鋭、注目(耳)に値する1枚だと思うのですが
さてどうなりましょう。



YouTubeで角川映画のCM集を見て以来その手のヤツが
バンバン上がってくるようになりまして、井川遥の角ハイボールシリーズとか。
いや、サントリーの角瓶っつったらまず思い出されるのは



これだよねぇ…分かんないかw
勢いあまって

Vienna / ULTRAVOX / 1980
utvxvna.jpg

アルバム引っ張り出してきて丸々聴いてしまいました。
しかしワタクシ、なんでこんなの持っているんだろう?
いうの間にか'08年のオマケ盤付き再発を買っていたようで(記憶ナシ)、
しかも“Vienna”と“Quartet”('82)はあるのに
“Rage in Eden”('81)は飛ばしているという意味不明さ。

そして本作、'21年には“Steven Wilson Stereo Mix”なる物が出ているらしく
ホントにもう、ありとあらゆるところに絡んでるよな。

-あ、久し振りに聴いたのですが良かったですよULTRAVOX。
Midge Ureって不思議な人ですよね。
イメージとしては間違いなくニューロマンティックの人なんだけれど
元を辿ればRICH KIDSだし、THIN LIZZYの助っ人として来日したりしてるし。

コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。