トースト専用ブラックサンダーという罠 [日々聴く音楽]

なんだよこれ異常に美味いよ。また太っちゃう。



前回の枕でDavid Glen Eisleyの名前を出しましたが、
GIUFFRIAのバンドリーダーであり
鍵盤奏者のGregg Giuffriaはというと
現在遊園地のアトラクションを設計製造する会社のCEO、
そしてハードロックホテル&カジノ(ラスベガス)の
共同オーナーだったりするのです。すっかり成功を収めた実業家。
その昔ANGELでオルガンとアナログシンセを弾いていたことを思えば
まさに隔世の感アリですな。



えーと、話は飛びますがなんか久し振りに聴きたくなったので。

Bel Assis / Mo Foster / 1988
mfstrba.jpg

Michael Ralph FosterのMichael Ralphが
なんで「モ」になっちゃうのかとても不思議ですが
プログレ的にはAFFINITY、メタルならMSGの1stで演奏したことが
良く知られているベーシストのソロ名義作。
…あー、最近の訃報に絡めるなら
Jeff Beckの“There and Back”を挙げるべきでしたかね。

まぁジャズというかフュージョンというか、
少なくともロックからは距離のあるアウトプットであることに
間違いありません。
なんで僕がこれを聴いていたのかと言えば



この曲をGary Mooreがライブで採り上げていたからです。
ライブアルバム“We Want Moore”('84)で
“Empty Rooms”のイントロ的に演奏されているのを聴くことができます。
これ、Ray RussellとMo Fosterの共作曲です。
Mo Fosterが自分のアルバムに収録したのが
Gary Mooreより4年遅れってのはちょっと面白いよね。

アルバムにはRay Russell(ギター)とともに
Simon Phillips(ドラム)も参加、RMSからの流れも含みつつ
その一方でRod ArgentやGary Mooreの客演もあって
なかなか聴きどころの多いアルバムなのですよ。



実にGary Moore丸出しのギターじゃないですか。
結局この辺の(特にイギリスの)人達ってのは
ロックだジャズだってジャンルの縛りに拘りなんか全くなくて、
とにかく優れたミュージシャン同士で一緒に演奏して
己の技を研鑽するということにのみ価値を見出していたのでしょうね。

まぁ僕がジャンルに縛られずに音楽を聴こうという心境になったのは
そんなに昔の話ではなく、偉そうに言えることはなーんもございませんが。



ここのところレコードだカセットテープだっつって
諸々ほじくり返すのに忙しく、
だから後ろ向きな傾向に拍車がかかっておるのだな。
ちょっとこの流れが落ち着くまでは暫く時間を要しそうです。
だって未CD化のレコをあちこち探すのが楽しくて仕方がないんだもん。

コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。