気力ゼロ

丸きり作文意欲が湧かないのよ。音楽自体は普通に聴いているのですけれども。
本日は取り敢えず短く単発で。



Makina Elektrika / PENTAGRAM / 2022


去年の10月に出ていたのを知らずに3カ月…まぁまぁ早めに気付いた方かと。
トルコの大御所、'17年リリースの“Akustik”以来5年振りの新譜です。
関連作文は'11年5月4日とか'17年11月15日あたりに。



所謂リリックビデオってヤツですが
トルコ語が分からない僕のような者には全く意味をなしていませんな。

－しかしこれ、デビュー時の安さは微塵も無いながら
それでも往時の突貫スタイルを彷彿とさせる元気の良さがやけに新鮮です。
3rdアルバム以降のエキゾチックなスタイルも併せつつ、
相対的には若返った感を強く放っています。
バンドは歴代ボーカル3人を含む8人編成の大所帯。
もう、みんなで一緒にやれば楽しいじゃん、的な。
大ベテランの行き着いた先としてそれはそれで幸せなのかも知れません。

アルバム10曲収録のうちカバーが2曲。
Yavuz Cetin（トルコのブルースギタリスト。若くして自殺したみたいですね）の
“Dunya”というインストゥルメンタルと



うは！物凄ぇエキゾチックwこのアレンジはちょっと秀逸かも。

トルコという国は今色々と難しい局面にあって、
このバンドの立ち位置もよく分からないしフィジカルリリースも無いので
わが国では全く話題にならないのでしょうが
看過されちゃうのはちょっと（だいぶ）勿体ないバンドだと思うのです。