桔梗信玄餅アイスバー激ウマ [日々聴く音楽]

冷凍庫にストックしないとダメな奴に決定(デブ)。



ちょっとだけ注目すべき再発。

Yesterday and Today Live / Y&T / 1991
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従前は13曲収録だった1枚(CD)モノに
“Earthshaker”と“Rescue Me”の2曲を足して2枚組化。
特に表記はありませんがリマスターはされているものと思われます。
GEFFEN RECORDSからドロップアウトして
失意のまま'90年に行われた
(最初の)解散ツアーの模様を捉えた本作は
metal blade recordsからのリリースでした(今般再発も同様)。



いやいやいや、俺らまだ全然やれるよ!?
というやるせなさが鬼気迫る演奏に昇華した物凄いライブだと思います。
半分オリジナルメンバーじゃねぇし、というのはまぁ確かにその通りで
本当は“Open Fire”('85)がフルサイズのライブアルバムだったら
一番良かったのですが。
ただアレはアレで後からスタジオでかなり録り直しているんだよな。

結成50周年で来年早々に来日するってニュースをふと目にして
あぁ、Dave Menikettiは元気でやっているんだな、なんて思って
つらつら眺めていたら半年前に出ていたこの再発盤を見つけた次第。



-そして話はあらぬ方向へ飛んでいきます。

Echoes – Ancient & Modern / TREVOR HORN / 2023
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前作の評判が良かったのですかね?
またもや自分絡みの曲、全然無関係な他人の曲を取り混ぜて
いかにもTorevor Hornなアレンジで聴かせる1枚。
今回は生オケを前面に謳わず、その点正直ではありますが
全般にややビートに乏しいゆったりアレンジなので
ロック、ポップス的楽しみからは少し遠い感じもします。

果たしてTrevor Horn流“Smells Like Teen Spirit”なんて
誰か聴きたいヤツおるんか!?
などと憤りつつ、



↑ これはやっぱり、ちょっと聴いておきたかったのよ。
Robert Frippがギターを弾くFGTHってのは、これは相当な珍品よな。
この際Toyah Willcoxが歌うってのには目を瞑ってやるよ(何故上から?)。

しかし僕が一番気に入ったのはTHE CORRSのAndrea Corrが歌う
Billy Idolの“White Wedding”でした。
元曲に漂うウェスタン風味を
アイリッシュトラッドに置き換えるというのは
理に適った面白いアイデアだと思います。
あ、仕上がりはそこまであからさまに民族音楽ではないです。

他にもSteve HogarthにTHE CARSを歌わせてみたり、
独特の人選が結構面白いアウトプットに繋がっていると思います。

いやぁ、それにしたってNIRVANAはどう考えても無いわな。
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