ぐだぐだの、だらだら [音楽の周辺]

月末に掛けて新宿disk unionの一部店舗が移転するとのこと。
僕が普段通う2店がバッチリ当てはまっております。

先ずは久方ぶりに本館へ戻るプログレ館。
あの、アホのように遅いエレベーターは腹が立つので
あんまり利用したくありません。
そういう意味で以前本館にあった頃より低い3階への移動は
中年の我が身に優しくていいわー(笑)。
またあの、狭くて天井の低い階段を上り下りする日々が帰ってくるのね。

そして今まで店舗の無かった新規ビルへ引っ越すメタル館。
現店舗の、これまたまったりし過ぎのエレベーターには
本当にイライラさせられたので、新店舗での解消なるか?
が僕としてはやっぱり気になってしまいます。

え、フロアの広さ?商品在庫の陳列方法や配分?
そんなものどうであれ、
いずれにしたって欲しいものはあるので
僕にとってはあんまり関係ないのですよ(苦笑)。



今日は枕がちょっと長めでしたが、
実は他にあんまり書きたい事もありませんで。

ここ2~3日は古めのB級英国モノばかり聴いています。
BIG SLEEPの“Bluebell Wood”('71)や
SPRINGの唯一作(これも'71年か)など。
まだサブジャンルのボーダーが不明確な時代の、
なんでもアリな感じが最近は妙に心地良いんですよね。

まぁ、どうせ僕のことですから
明日はガッチガチのメタルを聴いているかも知れませんし、
そりゃもうテキトーなもんですけれど。

あー、注文したCDの在庫がなかなか揃わなくて
ここのところ荷物があんまり届かないというのもありますかねぇ。
8月27日に書いたMAGNUMの4枚組は結局発売未日定になっちゃったし。
DIOの'84年ワシントンのライブや
SPELLBOUNDの“Breaking the Spell”('84)再発盤もいつ届くんだか…
んー、どの道ここには書かなさそうなアルバムばかりですな。



夏に買った突撃銃に続いて、
今は散弾銃のおもちゃが欲しくてしょうがないんですよね…。

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読書感想 + [音楽の周辺]

先日写真を揚げた時点で
既にかなり外観を弄っていた銃のオモチャですが、
いよいよ元の姿からは遠退いてきました。
そのうち気が向いたらまた写真載せようかしら…要らんか。


■この眼鏡、どこで買うんだろう?

目撃証言 ヘヴィ・メタルの肖像 / 伊藤政則 / 2013
目撃証言 ヘヴィ・メタルの肖像

目撃証言 ヘヴィ・メタルの肖像

  • 作者: 伊藤 政則
  • 出版社/メーカー: 学研パブリッシング
  • 発売日: 2013/07/09
  • メディア: 単行本


素晴らしい表紙!この写真は凄いよ(笑)。

今年還暦を迎えた音楽評論家による
そのものズバリの「目撃証言」集です。
氏がこれ迄様々なメディアに著してきたネタを整理統合したもので、
口述筆記の文章は適度な軽さがあって読み易いですね。

また、同時に伊藤政則という人物が
所謂「業界人」になって以降の回顧録的な側面もあって、
僕としては各バンドの話よりそっちの方が大変興味深かったです。

この人が「業界の人」になる以前については
2006年に発行されたROCK JET Vol.24に載ったインタビュー
('71年「箱根アフロディーテ」で見たPINK FLOYDを話題の中心に、
自らの音楽観の根っ子となる部分について語っています)が
とても面白いのですが、随分前の雑誌なので今読もうと思っても
ちょっと難しいかなぁ。
もし本書に続刊の機会があるようなら
是非おまけで再録して欲しいものです。
…あ、そう言えばこの本珍しくシンコーミュージックじゃないんだっけ。
これを企画できなかったシンコーはちょっと情けないですな。

加えて、今月頭に出たbeatleg magazine vol.158には
本書の核となるIRON MAIDENの話題を補遺する
インタビューが掲載されており、これも併せて読むことで
当時の状況をより詳細に把握することが出来ます。

まぁ、そうした周辺の情報を抜きにしても
何かが起きているその時、
それを実際に見たり聞いたりした人の話が有する
「説得力」を痛感する1冊です。
音楽評論家という職業が果たして良い仕事なのかどうかは
僕には知る由もありませんが、
ロックの大好きな一個人として氏が経験した数々の出来事は
本当に羨ましく、それをこうした形で伝える術を持っているというのは
本人にとっても読み手にとっても、とても幸せなことだと思いました。

これ、翻訳したら海外でも売れると思う。
その際表紙のデザインは変えないと駄目かな、やっぱり(笑)。


■どーなってんのさ?

MAGNUMの、Polydor時代のアルバムを纏めた上にボーナス曲を足した4枚組
(“Vigilante”以降のスタジオ盤3枚+ライブ盤“The Spirit”)が
出るってんで、すかさず予約注文をしたのはGWが明けてすぐのことでした…
まーだ出ませんか!?

延期延期を繰り返して、
最新のステータスでは9月末予定になっていますが
大丈夫なんでしょうか、コレ。

Keith Olsenのプロデュースで産業ロックに最接近した
(それでもなお英国的な湿度の高さがあって、それが良いのだ)
“Goodnight L.A.”('90)が長らく手許にないので、
ずーっと聴きたくて聴きたくて仕方がないのですよ、僕は。

結局発売中止とかは勘弁して下さいよ、いやマジで。
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お話にならない [音楽の周辺]

いつもの感じに戻るどころか、今日は大分機嫌がよろしくありません。

僕は酷い皮肉屋で、性格が物凄く捻じ曲がっているので
せめてここにはなるべく悪口を書かないよう努めているのですが…
ちょっとばかり我慢ならならないモノに遭遇してしまったもので。


-ここ何年かは老眼の進行が酷くて、
国内盤CDについている解説文を読むのも一苦労です。
眼鏡を外して焦点合わせに四苦八苦、
なんとかかんとか内容を把握するという塩梅ですから
そこに書いてあることがつまらなかったりすると物凄い徒労感が…。

いや、実際つまらないだけならまだいいんです。
それくらいなら僕だって全然我慢できますもの。

しかし。

Masterpieces / HAMMERFALL / 2008
マスターピーシズ

マスターピーシズ

  • アーティスト: ハンマーフォール
  • 出版社/メーカー: マーキー・インコーポレイティド
  • 発売日: 2008/06/25
  • メディア: CD


スウェーデンの中堅バンドによるカバー集。
選曲がちょっと面白そうだなと思って今更ながら買ってみたのです。

しかし、これの解説が誤記だらけで本当にどうしようもない代物。
誰だ、こんな適当なことばっかり書いてるのは!?
…なんだやっぱり和田誠か…
ということで、老婆心ながら逐一訂正してやろうかと。

元文を載せるのはさすがに憚られるので訂正のみ記しますが、
どれだけ酷いかはなんとなくでもお分かりいただけるかと思います。

1.
PICTUREの“Heavy Metal Ears”は'81年リリースの2ndアルバム。
本作でカバーされている“Eternal Dark”は
'84年リリースの同名アルバムに収録されている曲です。
この説明の下り、なんだか文章がおかしくて意味不明です。
まさか酔っ払って書いていたのでしょうか?

2.
スウェーデンメタルの始祖はHEAVY LORDじゃなくてHEAVY LOADです。
そのHEAVY LOADの“Run with the Devil”は
3rdアルバムの“Stronger than Evil”に入っています。
2ndの“Death or Glory”には収録されていません。

3.
そしてTWISTED SISTERの“We're Gonna Make it”と
“We're not Gonna Take it”を間違えるに至っては
この人、きっとTSは“Stay Hungry”アルバムしか知らないんだなぁ…
と悲しくなってしまいましたよ、僕は。
“We're Gonna Make it”は
'83年リリースの“You Can't Stop Rock 'n' Roll”に収録。
“We're not Gonna Take it”とは似ても似つかない曲です。
HAMMERFALLが勝手に歌詞を変えたのではなくて、
元々全然別の曲であることを強調しておきます。

4.
Yngwie Malmsteenの“Odyssey”は'87年ではなくて'88年のリリースです。

…せっかくのカバーアルバム、
これを機会にオリジナルへ遡る聴き手も居るでしょうに
データ面の記述がこれだけ滅茶苦茶だと役に立たないどころか
却って混乱させてしまうでしょうね。

-加えて。
誤記ではありませんが、
この人、未だに「心はジャーマン」とか言ってるんですね…。

レコ社はこんな原稿に対価を支払わねばならないことについて
一体どう思っているのでしょうか。
こんなインチキな解説でも上代の一部には含まれている訳で、
聴き手としては物凄く腹立たしいのですが。


今どきはネットで調べれば大抵のことは書いてありますし、
それを羅列しただけかと思われる味気ない解説文もまま見受けられます。
しかしそれでも、調べているだけまだマシなんじゃないかと思うのです。
少なくとも事実関係を間違える確率はぐっと下がりますから。

昔々、'80年代の中頃までは
ライナーノーツの事実誤認というのが日常茶飯事的当たり前でしたが、
まさかこのご時世にそんなものと出くわすなんて思ってもいませんでした。
ともかく、適当な記憶と思い込み、当て推量の断定文ほど見苦しいものはありませんね。
飯のタネとして書いているのなら、それは尚更だと思うのですけれど…。


勢いに任せず、なるべく落ち着いた作文になるよう心掛けましたが、
最後にちょっとだけ汚い言葉を吐かせてください。
-こんな糞みてぇなライナーノーツ、久々に見たわ!
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これでどうにか2月は10本 [音楽の周辺]

えっ、WAYSTEDの“Vices”('83-'11年9月27日エントリー)また再発されんの?
今度はChrysalisの倉庫で見つかった別ミックスを6曲収録してるって!?
んー、そりゃ仕方ないなぁ…ポチ。
わ、WILD HORSESもまた出すの?
Rock Candyのリマスターはちょっと外せないよなぁ。
しかも1st、2nd共にデモトラックてんこ盛りかぁ…ポチポチ。
んがー!SAMSONの“Head On”('80)もかよ!?
いよいよ我が家のJIMCO盤CDも引退の時がやってきたのか…ポチリ。

と、こんなことだから引っ越して5年も経たずに
自室が倉庫みたいになっちゃうんだよ。
我ながら本当に馬鹿だなー。

しかし。
なんなんでしょうこのメジャーマイナー級NWOBHM再発祭りは?
今年、通年でこんな勢いが続いたら堪ったもんじゃありません。



話変わって、久々にTower Records 渋谷へ行ったのです。
改装後初めて(ってことは少なくとも4、5か月ご無沙汰だったってことか)
だったんですが、余りに変わり過ぎていて
お作法が良く分かんないという(苦笑)。

洋ロック・ポップスが5階になっちゃったのは
きっとそういう売上だってことで、まぁ仕方ないですわねぇ。

商品陳列棚を新調して、在庫は確かに増えています。
サブジャンルによってコーナーを分けたのも親切になりましたね。
一部おかしな棚別け(Mike Oldfieldがカンタベリーってのは初めて見たなw)も
見受けられましたが、概ねお客にとっては便利になったんじゃないでしょうか。
指名買いをするに当たって、目当てのタイトルに辿り着く迄のアクセスは
大幅に短縮されるでしょうね。

-しかし。
Michael JacksonとMichael Schenkerが同じ“M”の項にあって、
どっちもポピュラーミュージックで間違いないだろ?
というポータル意識こそが
Tower Recordsの持ち味だと認識していた僕にとって、
今般の改装はいささか戸惑いを隠せないものでした。
特に目当てのない買い物で何か意外な1枚を発見するという
楽しみからは遠退いてしまったというか…。

指名買いについてはネットに数多ある専門店が微細に渡ってフォローする現在、
敢えて大型店舗で買い物効率を重視した戦略が吉と出るか凶と出るか?
ていうかそれって2階に新設された
Tower Records Cafeのコンセプトと矛盾してるんじゃないか?
なんて野暮なことは言わずに見守りたいところではあります。

いや、嫌味とかじゃなくてTowerには頑張って欲しいと思うもの。
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無理矢理書いてる感は否めず [音楽の周辺]

やっとゲーム熱が収まってきた…筈だったんですが
DLCが来ちゃったので、相変わらず帰宅すると
すぐゲーム機の電源を入れてしまいます。
一方オーディオのスイッチはなかなかオンになりません。


■ケンカ慣れしてるのはどっちだ?

New Sound of War / IRON KNIGHTS / 2012

amazonでIRON KNIGHTSを探しても
MP3ダウンロードしか見つかりません。

CDはこっち ↓
New Sound of War

New Sound of War

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Ais
  • 発売日: 2012/11/27
  • メディア: CD


…と、言う訳で、実はこれSTUKA SQUADRON(2月7日エントリー)が
暖簾を変えての2ndアルバムなのです。

やっぱりナチスドイツなイメージがヤバかったのかしら?
と思ったらさにあらず、
喧嘩別れしたベーシストとバンド名を巡って揉めたというのが真相のようです。
本作のリリースに絡めて裁判を起こそうとした元ベースも相当イヤな奴ですが、
さっさとバンド名を変えて発売日延期を最小限に抑えたバンド側も
相当したたかですな。

そのうちamazon等の表記も更新されるでしょう。

周辺のヨーロッパ各国や米国には良いバンドがたくさんあるのに
本家イギリスでこの手の愚直なメタルを演るバンドは
非常に少ないですから、
名前に拘らず活動継続を優先したのは英断だと思います。
IRON KNIGHTSという名前がカッコイイかどうかは別として(笑)。

事情が事情なので発送の遅れはやむなし。
僕としてもこれはじっくり聴きたいので丁度いいや。


■独り言

以下は飽くまで僕が勝手に思っているだけのことで、
特定の個人やバンドに向けた作文ではありません。

-ここのところ各店舗の国産メタル棚が凄く華やかです。
まぁ、新しいバンドが出てくるのは基本いいことだと思うんです。
ただ、僕は宣材写真を特典に付けて商売するようなヤツは
あんまり好きじゃないなぁ、と。

いや、曲が大層良いのかも知れないじゃないか!
ってんで、幾つかPVめいたものを見てみたりしたのですが…
概ね大体似たようなサウンドで似たようなことを歌ってました。
あぁ、確かにこれじゃ容姿の好みで選別するしか方法がないわなー
なんて、妙に納得したりして。

3年後、5年後に振り返ってみて
ポートレイトがゴミにならないよう是非頑張って欲しいものです。
そして10年後や20年後、宣材写真が特典の用を成さなくなっても
活動を続けている人達がいたら、
僕はそこから遡ってそのバンドの音楽を聴くことにしようと思います。

うーん、我ながら嫌味ですこと(笑)。


■ニュースでTPPって言葉を聞くと

長淵剛の「とんぼ」が頭の中で流れ出します。
僕、あの曲イントロしか知らないけど。
えーと、それだけの話です。



…なんなんだ今日のエントリーは!?
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硬軟取り混ぜ [音楽の周辺]

前回よりは幾らかマシなエントリーだと思いますが…。


■外人てこういうの好きだよね

Heavy Metal Parking Lot / 1986
Heavy Metal Parking Lot [DVD] [Import]

Heavy Metal Parking Lot [DVD] [Import]

  • 出版社/メーカー: Ada
  • メディア: DVD


'86年、米国はメリーランドで行われたJUDAS PRIESTのコンサート。
んー…'86年てことは“Turbo”の出た年ですね。
その舞台となったアリーナで、
開場前の駐車場の様子を20分弱映しただけのフィルムがこれ。



ヘェルイェ~!(笑)
映しただけ、って言うのはさすがに失礼か。
一応インタビューとかして、ドキュメンタリー仕立てにはなっているようです。

この映像からすると'05年まではVHSで売ってたってことなのかしら?
そんなに息が長いのか?こんなもんが!?
って感じですが、どうやらカルト映像として人気が高いらしく
(まぁそうでもなけりゃDVD化なんてされないわな)、

http://www.heavymetalparkinglot.com/

なんか良く分からんのですがオフィシャルサイトまであるという。

更に、この映像は海を渡ってもその影響力を発揮しているようです。
スウェーデンにBADMOUTHというバンドが居りまして、

Heavy Metal Parking Lot / BADMOUTH / 2011
Heavy Metal Parking Lot

Heavy Metal Parking Lot

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sound Pollution
  • 発売日: 2012/10/16
  • メディア: CD


そのものズバリなタイトルでアルバムを出していたりします。
“Hellyeah”という曲が無かったのは残念ですが、



実に、いいじゃないですか、このバンド。
※タイトル曲は公式にアップされていなかったので別の曲です。

いずれにせよ我が国では26年もの間見過ごされてきたこの映像、
果たして日の目を見ることはあるんでしょうか?
-別になくても困りゃしませんが。


■怖くて読めない

ミステリーでもホラーでもないよ。

音楽嗜好症 / オリヴァー・サックス / 2010
音楽嗜好症(ミュージコフィリア)―脳神経科医と音楽に憑かれた人々

音楽嗜好症(ミュージコフィリア)―脳神経科医と音楽に憑かれた人々

  • 作者: オリヴァー サックス
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2010/07
  • メディア: 単行本


出てすぐ買ったんですが、2年以上積みっ放しです。
だってこの本で紹介されている症例に
もし自分でも思い当たる節があったりしたら…
とか考えちゃうんだもん。

「レナードの朝」(原作も読んでなけりゃ映画も見てないス)を書いた
神経科の医者兼作家の著作(amazonの紹介文には「医学エッセイ」とあります)で、
パッと見翻訳の具合もいいようなんですが。

もっとも、
クラシックやオペラなどに寄ったケースばかりが書かれているようで
その記載に誤記も多いらしく(曲名の間違いなど)、
その筋に詳しい方からすると眉唾感もあるみたいです。

しかし、それにしても。
音楽をトリガーに起きる神経症ってのは、
僕のような者からするとやっぱり非常に興味深いですから
いつでも手に取れる場所に置いてはあるんです。

…この週末にでも、読み始めようかなぁ。


どうにも作文がアッサリ気味になっちゃうんですよね。
なんでだろう?
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お、王様の耳はロバの耳っ [音楽の周辺]

すいません。今日はどうにもムシの居所が悪いので割と盛大に毒吐きます。
変人がまたなんか言うとるわい、
程度にご笑覧いただければ幸いです。



■馬鹿馬鹿しくないのかな?

無人島に10枚だけレコードを持って行けるなら?とか、
割とそこいらじゅうで見掛ける定番企画ですが
アレ、真面目に考えて答えるのって苦痛じゃないのかしら?

だって、どう考えたって10枚ぽっちで足りる訳ないじゃない。
死んだら棺桶に入れて欲しいアルバムは?なんてのも同じで、
そんなん僕は部屋ごと燃やしてもらわにゃならんわい(笑)。

-結論。
僕は無人島には1枚もレコードを持って行かないし、死んでも棺桶にCDなんか入れないよ。
大体場所がどこであれ、自らの音痴なハナ歌で大抵の曲は脳内再生出来るし
死んだ後のことなんてそれこそ知ったこっちゃないもんね。

…昔はちょっとした旅行に限らず
休日の外出や通勤時にも音楽聴きっ放しの生活だったのに、
我ながら変われば変わるもんです。

でも、「毎日最低でもアルバム1枚、他のことをしないでちゃんと聴く。」
という習慣が出来て以降の方が音楽にきちんと向き合えているという実感があります。
勿論「ながら聴き」の時間はもっと長くある訳ですが、
少なくとも外で音楽聴く気はとんと起きなくなっちゃった。



■相変わらず小せえ男だな

“I strongly request that I not be inducted in absentia and please know that
 no one is authorized nor may anyone be permitted to accept any induction
 for me or speak on my behalf, Neither former members, label representatives
 nor the Rock and Roll Hall of Fame should imply whether directly,
 indirectly or by omission that I am included in any purported induction of
 'Guns N' Roses'.”


:超意訳
「そもそも俺様がGUNS 'N' ROSESそのものなんだから、
 俺抜きで殿堂入りを決めるなんてことはやっちゃいけないんだぞっ。
 元メンバーもレコ社も、俺の代わりに殿堂入りを受け入れたり
 スピーチしたりしちゃ駄目なんだからねっ!」

…本当にどうしようもないねこいつは。
Izzy Stradlinは勿論、SlashもDuff McKaganも
殿堂入りなんてどうでもいいだろうし、
今更GUNSの名前でどうこうしようとか考えてないでしょうよ。

“Chinese Democracy”なんていうボンクラなアルバム出しちゃったから殿堂入りが恥ずかしい…
ってんなら良く分かる話ですがね(嘲笑)。

もうねぇ、「誰も喋っちゃダメっ!」って辺りの言い草が
Axl Roseという人間のセコさを如実に現わしている訳ですよ。

…つくづくくだらねぇ野郎になっちゃったものだなぁ…。

僕は昨年末、
そこそこ悩んだ末に“Appetite for Destruction”の紙ジャケアンコールプレスを買い直して
そのまばゆいばかりの輝きに圧倒されたのですが、そんなことすら後悔してしまうような今回の一件ですわ。
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黒檀の鈍い輝き [音楽の周辺]

今日のエントリーは久々にびっちり作文なので読みにくいと思います。すいません。


スウェーデンのSYRON VANESが1st、2nd共にイタリア盤で正規再発されたようですね。
またもやEBONY RECORDSのタイトルがCD化された訳で、善き哉善き哉。

当ブログでは何かと目にする(僕がしつこいくらいに書くからですが)レーベル、EBONY RECORDS。
'80年代に入り、峠を越えて下り坂を転げていたNWOBHMや
欧州各国のB級バンドを支えた良いレコ社でした。
カタログとしてはそれ程数が多い訳ではなく、録音の質もまた良くなかった。
しかし、Gary Sharpe-Youngの手による印象的なジャケットは
レコ屋の棚でなんとも言えない妖気を放ち、僕のような聴き手を次々と餌食にしたのです。
しかも、音は悪いが曲はイイ!
ってアルバムが割と多くて、僕は本当に大好きなレーベルでした。

※Gary Sharpe-Youngの綴りを確認しようと検索したところ…
 一昨年亡くなっていたんですね。45歳、動脈瘤とのこと。
 この人はイラストレーターからメタル系ジャーナリストへと転身し、
 結構な数の著書をものしています。
 特にRockdetector(氏が主宰したメタルアーカイブサイト)のバンド辞典を
 書籍化したものは未だに重宝することが多く、僕の宝物のひとつです。
 …むー、残念だなぁ。

-話を戻して。
まぁ、元々資本力に難があったんでしょう。
'82年~'87年と、たった5年の活動期間の後EBOY RECORDSは潰れてしまいました。
この際、音源財産が行方知れずとなりその後の再発に難儀した訳です。
マイナーレーベルの倒産にはつきものの話なんですけどね。

'90年代に入って、そうしたマスターのサルベージに乗り出したのは
日本のポニーキャニオンと英国NEAT METALでした。
具体的にはGRIM REAPERの“See You in Hell”と“Fear No Evil”が'93年、
SAVAGEの“Loose'n Lethal”が'97年に世界初CD化という触れ込みでリイシューされています。
加えてSHYの“Once Bitten,Twice Shy”が'98年に再発され、
ビジネスとして成立するタイトルのCD化は一応完了しました。

しかし、僕みたいなのが本当に欲しいのはもっとマイナーなカタログなので
上記バンドから後が物凄く細長~い道のりなんですな。

ポニキャンが洋楽ロックから撤退するという、致命的な出来事があって国内リリースは途絶えたものの
NEAT METALがSANCTUARYの傘下で元気だった頃にはCHATEAUXの音源をまとめた2枚組
(“Fight to the Last”-'03年再発)が出たりして、まだ幾らか期待出来る状況はありました。
その他欧州のバンドではDEMON EYESやNIGHTMAREを
地元フランスのBRENNUS MUSICが再発したり。
でも、その後SANCTUARYがおかしな事になってしまって
NEATは自前の音源以外に手を拡げる余裕がなくなっちゃった。
BRENNUSも元々自国のバンドを引き揚げさえすれば目的完了だったようです。

-で、その後の数年と来たらもう、パッタリですよ。

その間BLADE RUNNERやSAMURAIをはじめ、PREYER(綴り間違いじゃないよ)やCOBRA等、
結構な数のタイトルについてはリプロ盤が出回りましたが、そんなもので僕の溜飲が下がる訳もなく。

漸く'10年になってギリシャのno remorseがDEALERを、昨年はOLD METALがHAMMERを出してくれて
僕はマジで、マジで嬉しかったのです。

また、こうした長期に渡る局地戦は別の弊害も引き起こしています。
どういうことか?
…せっかく再発されたタイトルが、古い順にどんどん廃盤になっちゃってるのよ。

米国ライセンス盤に準拠して曲順の入れ替わった
GRIM REAPERがBMGから国内再々発('08年)されたのなんて最高にラッキーなケースで、
KRESCENDO如きが出すSAVAGE(こちらも'08年再々発)を買わなきゃいけない状況なんて
物凄く不幸だと思うんです。

今時レーベル括りで音源を聴くなんて人は少ないでしょうし、
そうした少数のマニアは得てして茨の道を好んで歩みますから(笑)
そんなに気にする事はないのかも知れませんが。
それでもやっぱり、中古盤のSHY1stが帯付き よんせんうんびゃく円 なんてのを見掛けると
なんとかならんもんかしらん?
と思っちゃうんですよね…こういうのを老婆心って言うんでしょうね。

-まぁ、他人の状況はともかく。
HAMMER → SYRON BANESと来たので次はBLADE RUNNER辺りを2枚揃えて、
どこか、お願いしますよ。
HAMMER絡みではHOLLANDとFAST KUTZも欲しいなぁ。
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初秋の中古漁盤 [音楽の周辺]

こないだ任天堂の3DSを買いました。
家族としかすれ違わないのが寂しくて、
そーだ!秋葉原とか行けばたくさんすれ違うんでね?
と考えた僕はとても浅はか…だが正しい。

unionのセールもやってるし天気も爽やか(1日)だったので、
カバンに3DSを入れてお茶の水までレッツゴー。
勿論秋葉原経由でね。

NWOBHMモノをメインにそれなりの収穫。
EBONY RECORDSのオムニバス“Metal Warriors”の
ブートCD-Rを見つけたのが一番嬉しかったけど、
ここに詳しく書くのは止めておきます。
Gary Sharp Youngの傑作ジャケがまた1枚、我がCD棚に並びましたよ。

フロアを降りて新品コーナーには
CLOVEN HOOFの“Dominator”もあったし、結構ホクホクな感じ。

河岸を変えての駅前店ではプログレを少々。
ギターを弾いていないアルバムなのでかなり物足りないとは思いつつも、
Anthony Phillipsの“1984”の未開封品を摘まんでしまいました。

パパっと散財してから、
今週HMVから幾つか荷物が届くことを思い出してちょっと凹みました。
あぁ、無駄遣い。

…取り敢えず10人もすれ違ったし、まぁいいか。


お察しの通り、エントリー更新のネタに詰まっています。


※あまりにもおかしな文を幾つか直しました。
しかし、3DSの「いきものづくり クリエイトーイ」は面白いですな。
-10月3日20:00頃
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泡沫者的ニュ~ス [音楽の周辺]

■笑いどころが難しそうだが



スコットランド製の新作インディムービー。
古い('30年代後半くらい)アメコミを廻ってドタバタする(?)コメディらしいです。
欧州でいつ公開されるのかも分からないけど、これは気になる1本。

-なんでか?

上掲トレイラーの17秒辺りに出てくる禿げ&眼鏡の爺ちゃん、
これ、Fishじゃないか!!

新譜がなかなか発表されないな~…なんて思ってたらこんなことやってたのか。
別のインタビュー映像を見るとどうやら悪者役を演っているようで、
ほんのチョイ役って訳ではなさそうです。
まぁ、僕は元々英語が分からない上にスコットランド訛りがキツくて
何を言っているのか殆どチンプンカンプンだったけど(苦笑)。

どこでもいいからこのフィルム買ってくれぇ。
渋谷のシアターNとか、あれくらいの小屋でまったり見たいわー。
…どこで笑ったらいいのか、きっと分からないんだろうなぁ。


■悪酔いしそうだ

http://www.gibson.com/en-us/Lifestyle/News/acdc-0813-2011/

しかし、ワインってのはちょっとらしくないですね。
えっ、スピリッツじゃないの!?って感じ。

僕は「地獄のハイウェイ」の赤(辛口)がいいな。
このボトルは部屋に飾っておきたい。

…あ、僕、ワインあんまり好きじゃないんだった。


■最初っからこれにしとけば…

http://clubcitta.co.jp/001/italianprogfes/

先日の日比谷野音はなんだったんですかね?
前にここで宣言した通り行かなかったけどね。

あぁ、GOBLIN見たーい!
独りででも行こう。うん、そうしよう。
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