春眠暁を覚えず [日々聴く音楽]

毎朝眠くってもう…。

ところで、SAMSONの“Head on”('80)再発盤ですが
HMVだけ「現在入手困難」ってどういうことやねーん!
と、何故か関西弁で憤る僕。
取り敢えずとっととamazonに注文を切り替えました。
しかしアレだね。
やっぱり“Survivors”('79)と“Shock Tactics”('81)も要るよね。

てな訳で…


■再発しないかな シリーズその11

Blood on There Hands / SLEDGEHAMMER / 1983
sledgehammer.jpg

ここ数年、
NWOBHMのCD化再発はどんどんマニアックな方向に進んでいて
HIGH ROLLERやno remorseといったレーベルには本当に頭が下がる訳ですが、
何故かどこも本作には手を出しませんね。

Chris Tsangaridesなんていう有名どころが制作に絡んでいるから?
いやー、まさかねぇ。
単純にマスターが発掘されないからなんでしょうが…
だって、普通に出ていて然るべきアルバムだと思うもの。

NWOBHM名曲選には必ず入るであろう“Sledgehammer”は
'79年にリリースされたシングル版と
IRON MAIDENのEMIデビューとなった名コンピ“Metal for Muthas”('80)に
収録されたバージョン、そして本作で3度録音されたものがありますが
僕は本作アルバム版の演奏が一番好きなのです。

んー、やっぱりこれは我がCD棚にどうしても必要な1枚です。
現在は怪しい(MAUSOLEUM盤レコードから起こした)ヤツがありますが、
早急な正規再発を強く望むものであります。


■こちらはナイスな再発です

5月23日にair mail recordingsからBernie Tormeの初期3作が
紙ジャケ、新規リマスターで再々発とのこと。
以前Retrowrek Recordsから再発されたヤツは
ジャケットがオリジナルとは違うデザインに変更されていて、
ちょっともやもやした気分が拭えなかったのでこれは朗報です。

名盤“Live”('84)については以前書きました
('10年9月24日エントリー)から今回はこれ↓

Electric Gypsies / BERNIE TORME / 1982
bernie torme 2.jpg

パンクの薫り漂う凶悪なロケンロール。
いずれにせよあんまりメタルって感じはしないです。
以下、アルバムの曲順に沿って(飛ばし飛ばし)幾つか小ネタを。

最もメタルに接近した曲と思われる“Lightning Strikes”は
“Live”の演奏に較べると相当物足りない感じですが、
いわゆるキラーチューンであることに間違いはありません。

でも、本作で僕が一番好きなのは次の“Too Young”です。
素っ頓狂なコーラスも最高に楽しい、実にBernie Tormeらしい曲。

Robert John Goffley(ENID)がなんでこのアルバムに
客演しているのかは全くの謎ですが、
“Presence”という曲で地味~にシンセを響かせています。

前作1stソロ、“Turn Out the Lights”('82)では
Nicoの“Chelsea Girls”なんていう曲を
やけに陰気なアレンジで演奏していました。
まぁ、この人は自作曲であってもマイナーバラードとなると
なんだかとても暗くなる傾向があるので、
アルバムには馴染んでいましたが。

翻って本作では、TROGGSの“I Can't Control Myself”を
弾けるような爆音でカバーしています。
イントロにOh No!の掛け声が入らないのはちょっと寂しいけれど、
非常に喧しくて格好良いカバーです。

そして5月の再発盤にはボーナスが5曲ということで
恐らくRetrowrek盤CDと同じ曲が入るものと思われます。
'82年の4曲入りシングル“Shoorah Shoorah”('82)の全曲と
“New World”ですね。

個人的には“I Can't Control …”シングルのB面収録曲、
“Black Sunday”も足して欲しかったなぁ。
もっと言えば“Shoorah Shoorah”は8cm.盤CDで
ミニチュア化してくれたら最高だったのに…。

なんであれ、買わないという選択肢はないんだけどね(苦笑)。
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