年寄りの昔語り [買い直し盤]

The Concerts in China / Jean-michel Jarre / 1982
Les Concerts En Chine

Les Concerts En Chine

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Epic
  • 発売日: 2014/04/25
  • メディア: CD


「NHKヤング・ミュージック・ショー」で見た映像の印象が強烈ですね、やっぱりこれは。
放映は'83年の2月だそうで、うん、休みの日だったのは覚えています。建国記念日か。
あー、段々思い出してきたぞ。なんか家族で出掛けなくてはいけない用事があって
当時バイトして買ったばかりのビデオ(勿論ベータマックスね-笑)に録画したんだ。
レーザー光線を使った演出が凄くカッコ良くて、
でもなんか途中で地元民族音楽の演奏家と共演するのがかったるくて凄く詰まらいの。
文化大革命後、初めて中国で行われた西側大衆音楽の公演ということで
良く分かりませんがその辺色々あったのかも知れません。
曲間に中国語のMCがやたらと入るのもらしいと言えばらしいのですが、
どうにも鬱陶しいんだよねこれが。

えーと。
本作はその映像の元となった中国公演の実況録音盤で
'14年Epicからの再発CDはオリジナルのレコードと同じ2枚組です。
以前のCDは1枚に纏められていたので、
こういうちょっとした拘りが僕のような者の購買意欲をそそるのですな。
途中ディスクを入れ替えるのが面倒、というのもまた紛れのない事実ですが。

スタジオ盤ではシュポシュポとリズムボックスを鳴らしていたのが
このライブでは人間(Roger Rizzitelli)がシモンズを叩きますから、
まずはもう、ビートの力強さが段違いです。
これが実に良くて、殆どの曲でスタジオ版に勝っていると思います。

-で、ねぇ。未だに良く分からないのが「磁界 1」の扱い。
約20秒間カチカチとSEが鳴ってお終いなの。
間髪入れず「磁界 3」が始まっちゃうので
当初レコードを聴いた時には、あれ?これ不良品か!?なんて焦りましたよ。

アルバム冒頭の“The Overture”が「磁界 1」と全く同じコード進行の、
いわばアレンジ版なので重複を避けるという意図があったのかも知れませんが
だったらカチカチ言うだけのSEも要らないよなぁ。
しかも後に映像版をテレビで見たら“The Overture”とは別に
ちゃんと「磁界 1」を全部演奏していたという。



これをレコードに入れなかったのは何故か?
謎。全くの謎ですよ。

amazonで馬鹿みたいな値段だったので
久々に買って聴いてみたら色々思い出しちゃって、
自分でもびっくりする程書けましたねぇこれは。

はい、因みに勿論本作以外にも
「幻想惑星」と「軌跡」と「磁界」を全部まとめて買い直しました。
4タイトルで4,000円ちょいってのは、喜ぶべきことか悲しむべきことか。
下手すりゃ中古盤より安いぞこれ…。

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コメント 2

シンメイ

うん。これテレビでみてVHSのビデオに撮ってあった。よくわからんで見てた部分もあるけどねw。
by シンメイ (2016-01-23 08:33) 

ターこう

15か月ぶりにコメントいただきました。有難うw
by ターこう (2016-01-23 19:59) 

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