あんまりイタんでない気もするが [故人を悼む]

Zeno Rothが亡くなったそうで。生涯のリーダーアルバムは5枚
(多めに数えて。2枚は寄せ集めの編集盤だもんな)。
アニキの3枚目への客演をデビューとすれば、
'85年からのキャリアでたったの5枚しかないのです。
外部に向けてたくさん曲を書いた訳でもなし、
スタジオ仕事に精を出した訳でもなし。
本を書いたとかって話もありましたけれど出版された形跡はないし、
この人は一体どうやって飯を食っていたのでしょう?
兄貴はなんだかんだ、ライブやってる分まだ現役感はあるわいな。



Uli Rothが徹底してオールドスタイルを貫いているのに対して
弟の方は曲(メロディ)の求めに応じた「緩さ」を
許容する柔軟性がありました。

今後、お蔵出しの音源が出てくることに期待する向きもありましょう。
兄ちゃんがなんかやるみたいなことを言っているらしいし。
そりゃあ、聴けるなら僕だって聴きたいですよ。
…だけどねぇ。
これ、出てくるまでに何年掛かると思う(苦笑)?

Uli Rothもさぁ、ヒトのことに構っている場合じゃないでしょうよ。
“Symphonic Legends”は序章から1章まで12年。
で、1章がリリースされてから今年で10年ですよ。
産まれた子供が大学出て就職するっつーの。
後2枚、ちゃんと出るのかね?

どうしてもこの兄弟にはその寡作ぶりについて
文句を言いたくなってしまって誠に申し訳ありません。
兎にも角にも-故人の冥福を祈って、合掌。
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