ただただ暑い [日々聴く音楽]

…えーと。
ここのところ世の中色々と嫌なことが多くて、
概ね適当~に生きている
(ノンシャランな…って、今は使わない表現ですかね)
僕のような人間の心にも
結構ささくれ立つものがあったりします。
でも、やっぱりココにはそういうことは書きません。
現実から遥か遠くに遊離して、
ただひたすらロックについて垂れ流します。



20世紀の終わりを飾った偉大な名曲は
未だ示唆に富んで僕の人生の道標であり続けています。
Michael Amottは僕と同世代なので
色々共感出来るところが多いのだ。



先日MAGNUMの“Goodnight L.A.”('90)中古を手に入れて
スタジオ録音盤CDのディスコグラフィが完成しました。
現役バンド故この先出るアルバムも聴かにゃならん訳ですが。

で、改めてそのアウトプットの変遷に感心している僕です。
なにかってぇと「誇り高き大英帝国の、」とか
なんとも言えない冠を付けられちゃうMAGNUMですが
デビュー作“Kingdom of Madness”('78)が
KANSASやSTYX辺りの強い影響下にあって創作されたことは
間違いのないところで、
要するにおもいっきりアメリカンプログレハードなのだ。
そして僕の大好きな2nd('79)については
Brian Mayっぽいギターサウンドを標榜した節が伺え、
実は結構節操ないのですよこのバンドは。

我が国の多勢が想起する、
いわゆるブリティッシュハードロックとしてのMAGNUMは
3rdアルバム“Chase the Dragon”('82)以降の
3枚くらい(再結成後の何枚かのアルバムもそうですが)
しかなかったりするのです。
そしてその“Chase the Dragon”にしても
Mark Stanwayの鍵盤群が大活躍しちゃう
“Sacred Hour”みたいな曲は
NWOBHM!っつって盛り上がっていた当時にあって
やはりやや時代錯誤だったんじゃないかと思われます。



しかしこのなんでもアリな感じが
このバンドの一番の魅力であって、
そこに一本筋を通すのがBob Catleyの歌であると言うのが
僕の、MAGNUMに対する結論であります。



来週は故あってエントリー無しです。悪しからず。
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