そろそろ本気出す(?) [新譜]

書くことねぇなぁ、こりゃ良くねぇよなぁ、と思いつつ
そもそもここのところ碌々新しいのを聴いていない
という事実にハタと気付いた僕。
今年に入ってからは古いメジャーどころばかり聴いちゃって、
最近はKANSASとかBOSTONとか(一応欧州からアメリカに移動したw)
そんなんばかりでそりゃあここに書くこともある訳がなく。



Halcyon Hymns / DBA / 2021
Halcyon Hymns -CD+DVD-

Halcyon Hymns -CD+DVD-

  • アーティスト: Downes Braide Association
  • 出版社/メーカー: Dba Records
  • 発売日: 2021/02/12
  • メディア: CD

まぁまぁ、リハビリとしては
妥当な入りどころじゃないかと思いまして。

前作でプログレエッセンスをやや強く採り入れて
巷間の好評を得たGeoff DownesとChris Braideのプロジェクト。
なんだかんだスタジオ盤ももう4枚目ですか。
基本前作の延長線上にあってやたらと気持ちのいい1枚
…なんだけどアルバム冒頭の



これが物凄くIT BITES(というかFrancis Dunnery)味で
ん゛っ、と声が出たのです。
これはアリだね(笑)。うん、大有り。
僕は元々このプロジェクトはGeoff Downesが
BUGGLESはTrevor Horn一人で成り立っていた訳じゃねぇぞ!
という意地で始めたのだと思っているので
まんまASIAっぽいことをやるより
こういう捻くれポップなベクトルを模索する方が好きだな。
それにしてもChris Braideの歌声よ。
Trevor Hornっぽい感じも良いのだけれど
こういう歌い方も出来るんだなぁ。

これ僕、結構気に入って今後も度々聴くと思います。



やや似た方向ながら、更にプログレテイストな1枚が

Beautiful / YACOBS / 2020
ycbsbatfl.jpg



こちらはポストロックっぽいリズムを導入しつつも
鍵盤類の音色がやはりどうしようもなく
クラシカルなプログレ趣味丸出しで
(当然のようにフルートが鳴り出したりするし)、
加えて18分近い長尺曲なんかもあったりして
今一歩突き抜けなられない感じが
僕のような聴き手には却って好ましかったりします。

ドイツのUlf Jacobsというドラマーをメインとした
バンドだそうで、初めて聴きましたが割と良かったです。
過去に遡って…までは行かないけどね。



今日のはいずれもややユルめで、
きっと僕自身そういう気分なのでしょうねぇ。
果たしていいんだか悪いんだか分かりませんが。



備忘録:
HNEが〝Powertrippin'”('93)に続いて
Chrysalis~Sanctuary在籍時のTHE ALMIGHTYを
まとめて箱に入れて再発するそうで、
ボーナスディスク2枚込みの7枚セットですって。
わお。要る要る、要るに決まってる。
なんならRicky Warwickのソロ新譜より要るわいな。
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