音源貼らず作文 [日々聴く音楽]

ナニがなんだって、安い中古レコードを買ってきて
デジタルデータに変換する愉しみを覚えてしまってとてもヤバいのです。
想像していた通り、権利関係の面倒臭い(CD再発されにくい)オムニバス盤や
半ば意味不明の企画盤には大抵何曲か非常に面白い音源が含まれていて、
しかも概ねお値ごろなのが嬉しいじゃありませんか。
僕は見本盤とか全然気にしないってのもありますが。

例えばこれ ↓

The Friday Rockshow from BBC Radio 1 / VARIOUS ARTISTS / 1981
vafrdrcsw.jpg

DIAMOND HEADやSWEET SAVAGE、WITCHFYNDE辺りは
それぞれのバンドの再発CDにボーナス収録されていますが
LAST FLIGHTの“Dance to the Music”なんていうとんでもない音源が
痴れっと混じっていたりします。
勿論7"シングルの同曲とは別録音別バージョンです。
LAST FLIGHTが他にオリジナル音源として遺したのはその7"のみなので
これはかなり嬉しい発見でありました。
因みにバンドは翌'82年、山本恭司のソロアルバム“Electric Cinema”の
録音に参加しています。ボーカルは(ここではお馴染み)Robert Hawthorn。
はい、ALASKAの彼ですね。
…と、またもBernie Marsden絡みになったところでもう1タイトル、

Reading Rock Volume One / VARIOUS ARTISTS / 1982
vardngrk82.jpg

これ、2枚組のレコードは当時高くて(¥4,000-)買えなかったのよ。
知らないミュージシャンも一杯混じっているし、
貧乏な小僧にとっては勝ち目の薄いギャンブルだったのです。
レンタルして、知ってるバンドだけテープにダビングした思い出。
調べてみたら'86年にテイチクが1度だけCD化しているんですね。
いや、そんなの今や絶対レコードより値が張るでしょ。

※上掲ジャケ写はCDのもので、レコードのデザインとは微妙に異なります。

冒頭のMichael Schenkerは我が国のみの収録で、
元はWHITESNAKEが収録されていたみたい。
この時の演奏は'09年のオフィシャルブートBOX“Walk The Stage”の1枚に
その全編が収められています。
Bernie Marsdenはソロ名義で“S.O.S.”をやっています。
ちゃんとRobert Hawthornが歌っていますね。

そして今回僕がこれを購入した決め手はMARILLION。
'82年っつったらまだアルバムデビュー('83年)より前、
シングル“Market Square Heroes”も'82年10月リリースなので
このライブの時点(8月)ではレコード1枚も出していなかったのか。
同年のライブはやはりオフィシャルブートBOXに
GlasgowとLondonでの演奏がそれぞれ収録されていますが
こちらは野外フェスということで独特の空気感がありますな。
後のアレンジとはやや様子の違う“He Knows You Know”と
“Three boats Down from the Candy”を聴くことができます。

他にもやはりレコードディールを得る前のTERRAPLANEや
今だから普通に聴けるRandy Californiaとか、
なかなか面白いのですよこれが。



などと、いかにも良いレコードばかり聴いているように書いていますが…

Arrested (The Music of The Police) /
The Royal Philharmonic Orchestra & Friends / 1983
arstd.jpg

これはダメだぁ~。いやもう実に、なんとも厳しい。
酒井康が解説を書いていますが超適当に書いてるのがまる分かりだものw
ACTION !の〝Action Kit Vol,1”のライナーと同じくらい酷い。
Graham Bonnetががなり散らす〝Truth Hits Everybody”とか、
ネタとしては結構面白いんだけどねぇ。
あ、コレはタイトル変えたりして何度かCD再発されているのか。
いやー要らねぇなぁ…って、レコード買っといて何言ってんだって感じですけど。
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