だいぶ色々スッキリしてきた [日々聴く音楽]

珍しくちょっとだけ忙しかったのです。



Watching Worlds Collide / ESTHESIS / 2022
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仏産、2枚目。前作については'21年4月26日に作文。



1stで主にギタリストがアウトプットしたオールドスクールなロック感はほぼ払拭され
よりポストロック側に傾いた印象です。
これは作曲者であり鍵盤奏者、歌い手であるAurelien Goudeの
意向に沿ったってことなのでしょう。
アルバム全体の完成度はグッと高い位置に持ち上がりつつ、
しかしバンドの個性という面ではどうなんだろう?という疑問もあり。



なにしろジャンル云々を超えたところのカッコよさは充分なので
あんまり細かいところにあれこれ言うのも違うとは分かっていつつ
もうちょっとプログレっぽさが…と口をついてしまう僕であります。
いや、ここのところちょっと典型的なシンフォプログレばかり聴いていたので
耳がそっちに偏ってしまっているのは自覚しているんだけどね。



-続いて。



オカルトにしてゴシック。超僕好み。
カナダの2人組(ドラムとギターが実は同じ人)による4枚目。
いやぁ、今年のBad Omen RecordsはBIRTHのデビュー作も出したし物凄い充実してますな。
この人達の最も素晴らしいところはそのオリジナリティでありまして、
既視(聴)感は物凄くあるのに
じゃあ似たバンドはナニよ?
と問われると具体的に挙げることが難しいのです。正直名前が出てこない。
先日(9月20日)書いたSUMERLANDSを彷彿とさせる瞬間もあったりして
細かいパーツに分解するとそれぞれ当てはまる何かはあるのだけれど、全体として
要するにコレだろ、と断定することが出来ないのです。
いやー、それって何気に凄いことやで(何故か関西弁)。



2枚目の頃と較べると(プロト)メタルっぽさは結構薄まっていて
もっと広範なロックの薫り。
これは前作の延長線上ということで間違いなさそうです。

僕が初めてこのバンドを聴いたのは

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に収録された1曲で、本当にこのオムニバス盤('19年3月6日にちょっとだけ作文)は
現代カナダメタルのサンプラーとして物凄く優秀な1枚だよな。

ということで

Tragic Magic / SPELL / 2022
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28日のアルバムリリースに注目(耳)です。

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