舌の根も乾かぬうちに [日々聴く音楽]

前回プログレ新譜は9月まで待ち、とか書きましたが

Achilles and the Difference Engine / THE SWAN CHORUS / 2023
swncrs2.jpg

これ聴いてたじゃんよ(まじで健忘症か?→俺)。

英国はリバプールから。
David Knowlesという人が興した(プロジェクト?)バンドで
'18年にセルフタイトルのデビュー作をリリースしています。
調べてみると僕はこの1st、
だいぶ遅れて'21年の暮れ頃にに初めて聴いています。
その時作文しなかったのは…
なんか気が向かなかったってことなんでしょう(適当)。

本作は5年振りの2ndアルバムということになります。
前作のプロデュースを務めDavid Knowlesとともに全曲を書いた
Colin McKayが本作ではボーカルの一部を含め演奏にも参加。
元々この2人、'70年代末期にACHILLESというバンドを一緒にやっていたらしく
本作にはそのACHILLES時代の曲も含まれているのですと。
テクノ、ニューウェイブ丸出しな9曲目とかが恐らく該当するんじゃないかと。

いやしかしこれは面白い。
なにがどうっていうのはちょっと説明しにくいのですが
前作と聴き較べてみても本作はかなりいい感じだと思います。



はいはいはい、まぁこのPhil Collins感よなw
僕が前作に興味を持ったのもまさにこの点で
アルバムの録音に当たってJohn Wilkinson(ボーカル)や
Dave Jones(ベース)他にヘルプを仰いでいます。
これは本作でも同様、そしてJohn WilkinsonとDave Jonesは
MAMA(GENESISのコピーバンド)のメンバーなのだ。

MAMAについてはTim Bowness絡みで以前ここのブログで名前を挙げており、
そりゃ聴かない訳にはいかないよねぇ。

このバンドについてはニューウェイブ的なものを睨みつつ、
しかしじゃあポンプロックなのか?と問われれば
いまいち踏み込めていないところが実に'70年代末って感じで
僕はそこが面白いと思うのではないかと(やや自信ナシ)。

前作は物理メディア(CD)有り、本作も近々CDを出すとのこと。
国内専門店はどこも前作を完全無視、さて本作はどうなりましょうか。
まぁ別にどうでもいいのですけどね。



-ついでの雑記。
過去、あんまり好きではなかったBUDGIEを今ちょこちょこ聴き直しています。
まぁ、やっぱり悪くない(良い)訳ですよ。
日本語版Wikipediaに
「1970年代のハードロックには珍しいブルース色の薄さ」って書いてあったのは
なんか凄い違和感を覚えますが。

僕がこのバンドを好意的に捉えられなかったのは多分その名前によるのだな。
だって、ハードロックバンドなのにセキセイインコってのは流石にカッコ悪くね?
各アルバムのジャケ絵も含めてセンスが独特過ぎてついていけなかったのよ。



あ、このジャケは例外的にカッコイイな。まぁRoger Deanだしな。


※2023.08.26追記
SWAN CHORUSのジャケットイメージが更新されていましたので。
swncrs22.jpg
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