Fredric Brownは結構タイトルがヤバい [新譜]

ゲーム熱は全然落ち着くことなく2周目に突入しております。
キャラクターのスキルが全然埋まっていないし
1周目でこなせなかった事がアホほど残っているのです。
周回プレイをさせるのに全く違和感のない
バックグラウンドとストーリーはかなり巧妙で、
いやコレ僕は思わず唸っちゃいました。



まぁゲームとしてはスペースオペラ型Falloutに
No Man's Skyの要素が混じった…という乱暴な括りも出来ますが
思いの外ゴリゴリのSFでおぉっ!?てなるんだよね。
僕の世代だとやっぱりFredric Brownの「発狂した宇宙」を
思い出したりします。



While The War Began / I SPY / 2023
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'88年と'91年にアルバムをリリースしたオランダのバンド、
32年振りの3rdアルバムは全20曲(フィジカルは2枚組)の力作です。
…と、言われてもわたしゃ以前のアルバムなんて
聴いたこともないし覚えてもいない。
どうやら概ねプログレとは捉えられていなかったようで、
ざっと浚ってみると'80年代ニューウェイブの残り香漂う
ポップロックって感じですかね。
デビュー作からのシングルカットが
オランダチャートのトップ40に食い込んだのだとか。
一方2枚目の“Kite”('91)は結構PINK FLOYDっぽい感じもあります。

本作については1~5曲目に“Unforgotten”、6~11曲目には“Fearless”、
12~15曲目に“War”そして17~20曲目に“Odyssey”と
それぞれテーマ設定がされていて、
これは恐らくレコードの各面に対応しているものと思われます。

アルバム冒頭の入りが実にGENESISなので
あぁ、そうねぇwって感じなのですが



なんか突然VOI VODを彷彿とさせるような不穏な歪みギターが爆裂して
僕はギョっとしちゃったのです。
おいおいおいこのバンド一癖あるじゃん、と。



曲毎の表情には相当の振れ幅があります。
アルバム全体の印象としては管(客演)をとり入れたアレンジが
とても上手いと感じました。
さすがメインストリームの曲作りを知っているってところでしょうか。

しかし本アルバムはプログレとして聴くのになんの疑問も無く、
実際相当良く出来ています。
オランダのプログレシーンにまたもや気鋭現るってところですな。

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