小ネタ小ネタ小ネタ [日々聴く音楽]



カナダのTRAVELERがギリシャのno remorse Recordsに移籍、
2月の終わりに3枚目のアルバムをリリースとのこと。
好事家向け再発盤屋だったno remorseも今や立派な新譜配給レコ社よな。
TRAVELERは'20年の2ndアルバム以降殆ど音沙汰がなく、
'22年に



↑ これを発表したのみだったので
新譜のニュースに触れて大いに安心したワタクシであります。



SEAORMの3枚目がCD生産ラインの不備によって短期間ながら延期の憂き目。
手持無沙汰になったAngel Ontalvaは
'23年12月26日から年明け1月7日までの間
毎日1曲録音すると決めたらしく、
しかし段々曲に凝り始めてしまい結果8曲が完成したのですと。

Twelve Days of Winter / ANGEL ONTALVA / 2024
anglontlv.jpg

bandcampの公開が1月8日なので完全なる録って出し。
しかしこれがかなり不思議な質感のアウトプットでとても面白いのだ。
本職であるギターとアンサンブルのためのベース、
そしてメロディのメインはキーボードなのですが
これを全てメロトロンの音色で賄っています。

貼れるのが無いのでアレなのですが、
メロトロンで環境音楽(的なもの)をやるという発想はかなり特異で、
実に怪異な音楽が出来上がったものだと感心します。

起伏はやや乏しいものの不穏なメロディにはちゃんと表情があって
途中から楽曲に凝り始めたというのが
この辺りに現れているのだろうと推測します。
後半の曲では堪えきれずにギターでインプロヴァイズしちゃうしw

多作な人なのでSEAORM以外は全てを追いかけている訳ではありませんが、
たまたま聴いたこれは相当面白かったです。



前々回作文時、まだMAGNUMの新譜は我が家に届いていなかったのですが
先行して公開されていた曲がMAGNUMの曲としては
なかなか評価しにくい感じだったので正直不安はあったのです。



もう、全然ちゃんとしたMAGNUMでした。
SPVというレコ社の(先行公開)曲を選ぶセンスが絶望的ってことなのか?
それともバンドが決めたのか?よく分かりませんけれども
聴き手の望む曲を出し惜しみしちゃ駄目だよな。
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