これもまたひとつの昔話か [日々聴く音楽]

Elektra期のMETAL CHURCH3作をパッケージして
HEAR NO EVIL(CHERRY REDのサブレーベル)が
再発したのですが…またも1stに〝Big Guns”は収録されず。
オリジナルのレコードリリース時に
欧州Steamhammer盤のみに入っていた
(まぁどうってことのない)曲なのですけれど
聴けないとなるとちょっとこう、なんかモヤモヤするぅ。



そしてモヤモヤすると言えば、
Laurence ArcherがGRAND SLAMの名前を復活させたことです。
いや、うん、納得感が無い訳ではないのです。
ただなんというかこう、複雑な気分にはなりますよね。

Hit the Ground / GRAND SLAM / 2019
Hit The Ground

Hit The Ground

  • アーティスト: Grand Slam
  • 出版社/メーカー: Marshall
  • 発売日: 2019/11/22
  • メディア: CD

勿論僕が買わずにいるなんてことはある筈もなく、
しかしここに書くことが殆ど無い1枚だったのもまた事実。
懐かしき楽曲群の作曲クレジットに
Laurence Archerの名前が加えられたことについて
あぁ、以前Mark Stanwayも同じことをして
巷間の認識が変わったもんな、と感慨に耽ったくらいで。

そのMark StanwayがオリジナルGRAND SLAMのデモ音源等を
Zoom Club Recordsにアレしたのは'00年代前半。
インチキ臭いCDが幾つか出たのも今や昔の話です。
Zoom Club(後のKrescendo)なんてもう、
皆忘れちゃったでしょ。

-そこで、というかなんというか。
なんとなく、僕が一番好きなGRAND SLAMの音源について
ここに書いておこうかなぁと、そんなことを思ったのです。
基本どこで手に入るとかそういうのは無しです。
そりゃ正規にリリースされたら凄く嬉しいけどね。

ズバリ、'84年11月7日のライブ。
BBC Sessionの放送用音源が僕にとっての白眉であります。
全5曲30分弱と、ボリューム的には物足りないのですが
GRAND SLAMとしてはほぼ末期の演奏ということで
各曲のアレンジがこなれているし、
なによりバンドの演奏が物凄くキレている。
これを鬼気迫る、と言っても過言ではありますまい。



この曲終盤のフェードアウトにプレゼンターの声が被って
番組終わりだったというのが本当に残念です。
最後の最後まで聴きたいよなぁ、この演奏は。
因みに僕はこの曲についてこの音源を最初に聴いていたので
後にTHIN LIZZY名義で編集されたスタジオ版('91年発表)が
物足りなく感じたものです。

えー、もう一つ小ネタを。
このライブは〝Nineteen”で幕を開けますが、
番組プレゼンターがバンドを紹介する際
「うぇるかむぷりーず、
 ふぃるりのっとあんどぐらーんどすらむ!」と。
「ライノット」、ではなくて
「リノット」って発音しとるのですよ。
どっちがどう、とかはまぁどうでもイイのですが
一応そういう事実もあるよ、ということを記しておきます。



んー、今日のはなんか変な作文だったな。
毎度、前提条件として書かれている固有名詞は当然知ってるよな?
的不遜さもあってあんまり伝わらないかも知れませんね。
コメント(0) 
共通テーマ:音楽

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。