新春プログレ(去年出てたヤツ) [日々聴く音楽]

前回作文の通り
正月休みの間は落ち着いて音楽を聴く気分になれず、
この3連休もいまいち落ち着かない感じだったのですが…



La Scienza delle Stagioni / ANDREA ORLANDO / 2023
adraorld2.jpg

LA COSCIENZA DI ZENO他、
多数のイタリアンプログレバンドでバッテリーを務める
Andrea Orlandoの、2枚目のソロアルバム。
'23年10月に出ていたようです。ふむ、これは気付かんかったな。
まぁ前作はamsからのリリースでしたが本作は自家盤なんだよね。
しかし中身は前作よりこっちの方がかなり良くて、
いやぁamsなんでこれ配給しないの?
そもそも前作はジャケット(夕刻の工場写真)と内容が
あまりにミスマッチですんなり耳に入ってこなかったのよ。
それに比して本作はもう、紛うかたなき抒情派イタリアンプログレが
ジャケットからして芬々と匂い立つじゃありませんかw

演奏陣はAndrea Orlandoの豊富な人脈を最大限活用した豪華な顔ぶれで、
現代イタリアンプログレの主だったところは
概ね網羅されちゃっている感じです。
一方前作ではAlessandro CorvagliaとSimona Angioloniの2人に歌わせましたが
本作ではMeghi Moschinoという無名の女性ボーカルが全編で歌っており、
これがまたなかなか良いんだな。

個人的には2曲目、7曲目に配されたイングリッシュホルンが
大変効果的で素敵だと思いました。
特に7曲目(アルバム終曲)は15分の長尺で
チェロ、ヴィオラ、バイオリンも加えてゴリゴリのシンフォプログレを
これでもかと叩きつけてきます。勿論メロトロンだってだだ漏れです。
Andrea Orlandoって凄くいい曲書くんだな、と、改めて感心したりして。



これはさぁ、手売りとは言え盤があるのだから
各専門店は仕入れないと駄目なんじゃないかと思う1枚であります。



後は…

Messages A Christmas Selection Box From Pallas
pallas xmas23.jpg

3年振りのクリスマスコンピレーション(デジタルDLのみ)。
ほぼ既発曲が占めるギブアウェイ(DLしたければ幾らか入れてね式)ですが
新譜のデモ(歌ナシ)が幾つか含まれているので、そりゃもう、ねぇ。

集中して、というよりはダラっと聴き流すのに丁度いい感じだったので
結構繰り返し再生していました。



短文ですが今回はこれで失礼しちゃおうかな。

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