前回に引き続き [日々聴く音楽]

今日も再発2題。

ゲラゲラと鬼が笑いまくる(来年2月の)話ですが
HIGH ROLLERがPERSIAN RISKの“Rise Up”('86)を再発するそうで、
シングル3枚の全曲にNEAT RECORDSサンプラーに収録された
“50,000 Stallions”と、都合8曲をボーナス追加してのリマスター盤。
要するに'80年代のスタジオ録音はこれ1枚で全部聴けますよと。
うわーもう、これは絶対要る要るぅ。
今はなきHIGH VAULTAGE再発盤は'97年だから…えぇっ!?
ほぼほぼ30年近くも前のことじゃないですか。

HIGH ROLLERは図らずも(?)TREDEGARに続いて
またもCarl Sentance関連を再発ってことになります。
あ、Carl Sentanceって今NAZARETHで歌っているらしいですね。
僕は'00年代後半からDon Aireyソロ名義作での仕事がだいぶ好きで、
もっと渋いところではMarc Storace不在期のKROKUS
(“Round 13”-'99)なんてのもありましたね。
実に、玄人好みの実力派って感じが堪らんのですよ。

Rise Up / PERSIAN RISK / 1986
prsnrisk1.jpg

各シングルで話題を振り撒きつつも肝腎のアルバムリリースが
丸っきりNWOBHMに乗り遅れちゃったよね、この人達は。
Steve Hopgoodなんていう、これまた渋いB級渡り鳥ドラマーも居たりして
結構侮れないバンドなのですよ。



前回作文でBAHAMASについて書いた際
bad reputationからのリリースは意外だという話をしました。
いいぞもっとやれ、とも。
そしたらば今度は

Arc Angel / ARC ANGEL / 1983
acangl.jpg

まぁBAHAMASと較べればそこまでびっくりって感じではないですけれども
これもかなり嬉しい再発ではありませんか。
我が国Epic/SONYによる再発が、ほぼ四半世紀前('99年)。
'12年にもOxford Circusなるレーベルから
リマスター&ボーナス×1で出ているようですが、
これはJeff Cannataのプライベートレーベルっぽいですね。
僕はこっちのCDについて実物を見たことがないです。

今般の再発も勿論リマスター盤、そしてボーナスは3曲。
うち1曲はKING CRIMSONの「宮殿」カバーで
これは'12年再発盤のボーナスと同じ。
端折りなしでフルフル9分やっているのは結構珍しいかも知れません。
残り2曲も曲名だけは情報が出ていて
どうやらDavid Bowieのカバーが含まれている様子。
そんなのさぁ、聴きたいに決まっとるがね。



ASIAの1stが'82年なので
それからすると本作のオーソドックスさってのが
やはりやや物足りない感じがするのも正直なところではありますが、
オールドスクールなプログレハードを
すこぶる生真面目に叩きつけるその心意気や良し。
まぁなんだ、僕はコレ'99年の再発CDで初めて聴いた訳ですが。

こちらはそんなに待たないでおけーみたい。9月頃ですって。
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